スピーカーグリル

今日は同僚と栃木にゴルフに行ったのだが、出かける時には晴れていたのに現地はあいにくの雨。天気予報を見ると小一時間で止みそうだったのでスタート時間を一時間繰り下げてもらった。30分経っても雨脚が変わらなくて不安がよぎったが幸いなことにスタートする時間にはほとんど止んだ。10時くらいには完全に止んだが気温はさほど上がらず、結果的にはとても快適なゴルフができた。残念なことにスコアは良くなかったが。。このところ、あと一歩というところまで掴みかけている予感があるのだが、なかなか結果につながらない。う~む。

さて、標題である。D-TK10のようにスピーカーの前面にグリル(サランネット)が付いていないスピーカーであれば迷う必要もないが、グリル付きのスピーカーの場合、皆さん、リスニング時にグリルはどうしているだろうか?付けたままの人、几帳面に聴く時だけ外す人、完全に外してしまう人、それぞれどのくらいの割合なのだろう。(中には聴く時だけ付けるという人もいるのだろうか?)

僕は今まで、着脱可能なグリルは常に外して聴いていた。ずいぶん前に「グリルは外した方が音が良い」とどこかで読んだ記事を鵜呑みにしていたし、実際、例えばディナウディオのマニュアルには「グリルの音響特性は最適化しているもののグリルなしが最も音が良い」と明記されているので、素直に従っていたのである。

唯一の例外として、甥が遊びに来た時はグリルを付けて聴いていた。ディナウディオのトゥイーターはぷっくりと飛び出ている。それを「えい!」とか言ってチョップされた日には目も当てられない。スピーカーを壊されるのも嫌だが、それでカッとなって2歳の子を叱るのはもっと嫌である。というわけで、しばらくグリル付きで聴いていたのだが、これが意外と悪くない、と思ったのだ。しかし、そう思ったものの余計な知識が感性の邪魔をして甥が帰るとともにグリルなしに戻してしまったのである。

前回、吸音材を壁に立てかけたら音が良くなったと書いた。その時はただ壁に立てかけていたのだが、家にちょうどいい長さの虫ピンがあったので、中心が1mくらいの高さになるように持ち上げて壁に貼ったらなお良くなった。これに気を良くして次に試したのがグリルの装着。実はこれが一番のビンゴであった。

何が変わるかと言うと中高音域がわかりやすく変わるのだが、低音域とのバランスが良くなって音像が引き締まる。同時にステージが全体的に後方に下がって奥行きが感じやすくなる。気のせいかと思って何回も付けたり外したりしてみたが、今回の変化は間違いなさそうである。マイクで測定をすれば中高音域は痩せているかもしれないが、聴感上は特に寂しいこともない。こんな簡単なことなんでもっと早く試さなかったか、である。
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吸音材

昨日までゲストが来ていて忙しかったのだが、バタバタも終わった今日は早く帰ってこれた。週の真ん中水曜日に早く帰ってこれると楽である。明日明後日頑張れば週末もやってくる。よし頑張ろう!ということで元気が出たので、先週末から玄関に放置していたやたら大きな箱を開けることにした。

完全な新品であればそんなことはないのだが、なんらかの事情で外箱開封済みのものを買ったところ、サイズがちょうど良かったのだろう、4Kテレビの箱に包まれてそれは到着していた。荷物を受け取った家人は「4Kテレビが我が家に!」と舞い上がったようだが、残念、中身は「ホワイトキューオン」という吸音材である。開梱して中身が明らかになったところで失笑。

これまで吸音材と言うのは音を殺してしまいそうな気がして手を出さなかったのだが、90㎝四方2枚組のものが未開封新品で格安だったのでモノは試しに導入。向かって右側のスピーカーの後ろはCDラック、一次反射面は出窓でカーテンと音を吸いそうなものがある一方、左側には何もないので、そちら側の壁に二枚とも立てかけた。部屋の隅からレコードラックまで約2mなので、その大半が下から90㎝、吸音材で覆われることになる。

これ、我が家ではヤマハの調音パネルを一枚置く以上に効果があった。ホワイトキューオンが吸音するのはほぼ1kHz以上の中高音部分なので上がさみしくなるかと思いきや、そんなことはなく、今まで時たま高音がキンキンとすると感じたソフトも聴きやすくなった。一番の違いはオーケストラを聴いている時のヴァイオリンの定位で、第一ヴァイオリンが正しく左側に定位する。今まで右側に比べて左側のステレオ感が不足して、ヴァイオリンが中央に寄りがちだったのが、修正された。壁からの反射音と相殺される分量が減ったのだろうか?

今のところ副作用は感じないので、しばらくこのまま行こうと思う。

バッハ ブランデンブルク協奏曲 : クレンペラー

クレンペラーブランデンブルク

クレンペラー/フィルハーモニア管によるブランデンブルク協奏曲は「Vinyl Passion Classic」レーベルのLP。以前も一度買い物をしたことがあるが、この「Vinyl Passion」レーベル、ネットで検索してもこのレーベルで発売されているアルバムの情報以外、確たる情報が何も出てこない。かろうじてわかるのはこのレーベルがオランダの会社であることくらい。ジャケットに大々的に「DMM Cutting」とあるが、肝心のマスターがなんであるかは謎である。オリジナルマスターテープはEMIないしはワーナーが保有しているだろうから、それを使っていればどこかにその旨記述があるだろう。となると、市販されたCDがマスター代わりであろうか?

デジタル録音時代になって以来、オリジナルマスターにも超高音域は存在しないはず。それをアナログ化してもないものはないので、よく言われる「レコードにはCDにはない超高音域成分が云々」と言う話はどうなのだろう?LPのカッティングはアナログ領域で行われるのでDACが介在するし、RIAAカーブでイコライジングするので、こうした作業を経由してデジタルマスターと微妙に違う音源になるのかもしれないが、デジタル録音が普通になって以降のアナログレコードと言うのはメディアとして中途半端なのは否めない気がする。ましてや市販されたCDをマスター音源にしてLPを作ることに金儲け以外の意味はあるのだろうか?

なんて疑問を持ちつつもクレンペラーのバッハが聴いてみたくてついつい買ってしまったLPなのだが、聴き始めて出てくる音は本当に不思議なことにまさにレコードの音なのである(笑)。録音年代の割にヒスノイズがぜんぜん聞こえないのでアナログマスターではなく、やはりノイズ処理されたデジタル音源だと思うのだが、もしかしてデジタル領域でそれらしくイコライジングしているのだろうか、それともターンテーブルに乗せて針で音を拾ってフォノイコを通して聴けばこういう音になっちゃうんだろうか。CDはどう聞こえるのか、検証したくなってきた。

演奏は素朴で響きが懐かしい。フルオーケストラのブランデンブルク協奏曲は良いな。クレンペラーらしく、アクセクせずに落ち着いたテンポで進むところも好ましい。とても良い演奏である。

ショスタコーヴィチ交響曲第4番 : キタエンコ

ショスタコキタエンコ

今日は職場のゴルフコンペ。今週から週末は4連続でゴルフである。寒い間はゴルフをしない連中も含めてゴルフシーズン到来ということだと思うが、今日は良い季節を通り越してすでにかなり暑かった。半袖半ズボンで回ってるので日焼け対策が欠かせない。一昔前まで日焼け止めなんて女性のものと思っていたが、今は自分も厚塗りしている。そういう人が多いので最近のゴルフ場はバカ殿だらけである(笑)。

さて、家に帰るとHMVから荷物が届いていて、その中の一つ、キタエンコ/ケルン・ギュルツェニヒ管のショスタコーヴィチ交響曲全集を聴いてみた。最初に聴いたのは第4番。ケルン・ギュルツェニヒ管なんていうオーケストラ、ついぞ知らなかったが、調べてみれば1827年創設、歴代指揮者にはヴァントやヤノフスキが名を連ねる、どうやらとても由緒正しいオーケストラであった。キタエンコは常任ではないが、長い付き合いで名誉指揮者になっているという。

演奏より先にアルバムのことを書いてしまうと、この全集、SACDハイブリッド12枚で実売5,000円台で売られている。我が家ではCDレイヤーしか聴けないが、SACD層はサラウンドも完備。ハイティンクの15番(RCOライブ)の時も思ったのだが、SACDステレオ層はともかくサラウンド層は聴いてみたいなあ。しかし、実際に機材をセッティングするとなると、とてつもなく面倒くさいのである。最近はマルチ出力を備えたプレーヤーも少ないし、だいたい5本スピーカーを立てるのがなぁ。。

と、ついつい考えてしまうほど、演奏は良かった。この全集、ライブ演奏とスタジオ録音のミックスで4番はライブ録音なのだが、おそらくアルバム制作過程で編集されていることもあってか、細部までバランスの良い丁寧な演奏で好感が持てる。テンポは少し遅めだが、間延びしたところはなく、一つ一つのフレージングも表情豊かで飽きさせない。オケの音で言うと弦の音が良い。艶やかでなくどちらかと言うと乾いた音色だが、力の漲った良い音だ。全体に曖昧なところがなく、とても明確な演奏である。最初から最後まで基本のテンポはやや遅めだが、終楽章フィナーレ直前のコラールだけは快速。鮮やかに駆け抜けてまたテンポを落として神秘的にフィナーレを迎える。良い演奏である。

ショスタコーヴィチ交響曲第10番 : ドホナーニ

ドホナーニショスタコ

最近、ずーっと喉が痛い。と言っても扁桃腺が腫れているわけではなく、喉と鼻とがつながっている当たり、それも右側だけが炎症を起こしている。炎症があるもんだから痛いし、気になる。そのうえ、熱っぽい感じもする。全身が熱を持っているわけでもないのだが、寒気もする。とにかく不快である。耳鼻科で診てもらっても大きな問題は見つからず。一週間分抗生物質を処方されたのだが、飲み切っても完全とは言い難い。鼻水も出るし、目も痒い。どちらかと言うと花粉症のような症状だが、アレルギーテストの結果は陰性。う~ん、なにこれ?ちなみに今日は朝からちっとも痛くない。このまま治ることを祈りたい。

さて、今日もまたショスタコなのだが、曲は変わって久しぶりの10番。たしかドホナーニのショスタコーヴィチはライブ録音以外にはこれしかないはず。90年の録音。ドホナーニがたくさん録音を行っていた頃のアルバムだが、初発以来長くお蔵入りしていた。タワーレコード限定で20年ぶりの再発である。タワーレコード、良い所に目を付けるなぁ。

10番しか録音していないのだからドホナーニにとってショスタコーヴィチは得意のレパートリーとは言い難い。この録音を後押ししたのはマーケティングだったのか、それとも10番に特別な思い入れがあるのか。どちらにしても初発から数年で消えた以上、売れ行きは芳しくなかったと思われる。

ドホナーニが好きでない人にとってはドホナーニのショスタコーヴィチなんて。。であろう。しかし、ドホナーニが好きでない人にとっては、ドホナーニのマーラーなんて。。であり、ドホナーニのブルックナーなんて。。なのである。要は彼のスタイルが好きかどうかでこの演奏も評価も決まると思う。僕はもちろん大好きだ。だからこそこのCDを買ったのだ。

仰々しいところがなく、比較的すっきりした造形で少し速めのテンポ。クリーブランド管の音色は暴力的ないしは陰性ショスタコーヴィチを求めるには明るすぎると感じるが、ドホナーニには合っている。全体に筋肉質でストレートな表現である。変な思い入れがない分、曲の良さが引き立つ。各楽器がきちんと自分の役目をわきまえて自己主張を控える中、打楽器のスパイスが効いている。こういうショスタコーヴィチも良いなと思うのだが、たぶんにえこひいきがあるかもしれない。

ブルックナー交響曲第5番 : ケーゲル

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ケーゲル/ライプチヒ放送響によるブルックナーの交響曲第5番のCDが未開封で在庫処分になっていたので購入した。ケーゲルは1990年のドイツ統一後にピストル自殺したのだが、そういう指揮者のCDにこのジャケット写真はどうなのかと思う。僕には遺体のマーキングにしか見えないのだが、本来、どういう意図なのだろうか?

演奏は77年のライブ録音。あちこちで観衆の気配が感じられるが、演奏の邪魔になるほどではない。ブルックナーの5番の演奏としては相当快速の部類に入る。加えて金管楽器、打楽器のウェイトが高く、全体として強靭な印象を与える演奏である。弦楽器が劣る訳でも緩徐楽章が物足りない訳でもないが、管楽器と打楽器の圧があまりにも強く、目立たない。

ライブ録音だけに演奏の瑕と言うか、縦のラインが揃わないところは散見される。それもあって初めのうちはやたらと金管が目立って急いた演奏だなくらいしか感じなかった。実際、途中までは「レコ芸」を読みながらBGM的に聴いていたのだが、この演奏、聴き進めるうちにどんどん引き込まれる。特に終楽章は凄い。相変わらずテンポは速く、ヴァントや朝比奈さん、チェリビダッケのように伽藍を構築するような感じではなく、とにかくどんどん前に突き進んでいく感じ。その勢いと金管の圧が相まって、これはこれで並び立つものがないパワーである。実際の演奏会場でもこのバランスで音楽が聴こえたら、きっと呆気に取られ、そして感動するだろう。最後の方は金管とともにティンパニが大活躍でメロディを隈取りしながらリズムを刻む。この部分は明らかにスコアを改変していると思うし、下品と言えば下品なのだが、すこぶる効果的であるのも事実。面白い演奏だ。

満足してCDラックに仕舞おうとして絶句。このCD、すでに持っていた(笑)。ちゃんと開封して聴いた後があるのにまったく記憶にない。聴く装置を選ぶのか、いや、聴く側の態度の問題か。とにかくレコード一枚を買うのが大変だった時代の人が聞いたら怒ること必至の失態である。反省。

レコ芸創刊800号

レコ芸800

レコード芸術は最近、気付いた時に買うくらいである。肝心のレコードに新譜が少ないのでだんだん読む機会が減っている。そんな中、「創刊800号」という見出しに惹かれて5月号を買ってみた。

帰宅してから気付いたのだが、5月号には「レコ芸」創刊号(昭和27年3月号)の完全コピー版が付録でついていた。中身は記事だけでなく広告まで実に丁寧にコピーされていて、広告を眺めているだけでも世相が偲ばれて興味深い。

記事を読むとそこらじゅうに戦争の傷跡を感じる。直前に迫っていたとはいえ、まだ主権回復前なのだ。LP登場直後でレコードと言えばほぼSPの話。評論する側が早くLPを聴きたい、LPのかかるプレーヤーが欲しいという状態である。広告に載っている一番安いプレーヤーが28,500円~となっている。大卒の初任給が6,000円~8,000円くらいのようなのでやはり相当高額である。同じ広告にLPレコード一枚2,300円とある。レコード一枚の価格が戦後を通じてほとんど変わっていないのも驚き。卵もびっくりの物価優等生だったのか。

そういう周辺部分の話だけでも面白いが、記事そのものはもっと面白い。評論家同士の座談会だったり、レコード会社を交えての座談会だったり、どこを読んでも来るべきレコード普及時代に対する希望と期待が感じられる。非常に面白い読み物だった。

ストラヴィンスキー「春の祭典」 : ドラティ

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個人的に思い入れの強い一枚であるドラティ/デトロイト響の「春の祭典」。このレコード、まだ新譜だった高校生時代に長い間小遣いをためて買ったことがある。そのレコードのジャケットも残っている。なのに中身がなぜかデイヴィス/コンセルトヘボウの「春の祭典」(笑)。きっとデイヴィス盤にドラティの演奏が入っていると思うのだが、そちらは見つからない。

月曜日に行ったディスクユニオンで見つけたのがこのアルバム。1990年、「London Final LP series」と銘打った企画の中の一枚。一応、オリジナルのライナーノーツのコピーも入っているが、ジャケット裏面の解説はこの企画の話一辺倒である。消えゆくレコードを愛する担当者の熱い思いをひしひしと感じる。

その話の中でLPの収録時間が語られているが、それによるとLP片面の本来の収録時間は18分だそうだ。両面いっぱいで36分。その後、収録レベルの小さいところの溝幅を圧縮することでもっと長い時間を片面に収めるようになり、だんだん長時間録音が増えたらしい。そういう意味では「春の祭典」一曲ならばオリジナルの規格に余裕で収まる。

久しぶりに聴いたが、やはりこの「春の祭典」は稀代の名演である。整然と完璧にこの曲を演奏している。鳴るべきところで鳴るべき楽器がきちんと鳴る。当たり前のようだが、この録音以前にそれができた演奏はほとんどないと思う。アタックにあいまいなところがない。だから聴いてて気持ち良い。録音も優秀で、最高音から最低音まで、最弱音から最強音まで混濁もなくすっきりとした音が聴ける。昔持っていたレコードと聞き比べられないのが残念だが、Finalの思いが籠もったカッティングも効いているに違いない。

YAMAHA MCー1X

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また古いカートリッジを導入。今回手に入れたのはヤマハのMCー1X。ネット上の情報によれば1978年頃の発売とある。それを考えると非常に丁寧に扱われた個体だと思う。針先もきれいだった。

ベリリウムカンチレバーは初めての体験。空芯型で30Ω、0.2V。とにかく軽い振動系を達成することと引き換えに発電力は小さい。MC-1Xはシェル一体型。アルミハウジングということだが、重さは18g強と比較的軽い。

スペックを考えるとトランスで昇圧するより直接フォノイコに繋ぐ方が良いかなと思ってiPhono2で音出し。40年前の製品とは思えないほどすっきりとした鮮度の高い音である。上から下まですーっとレンジの広い音がするが、チャンネルセパレーションがそこそこな感じなところがかえってアナログライクな音で良い。なんにせよ、記念すべきヤマハのMCカートリッジ第1号機なので、大切に使っていこう。

ヴォーン=ウィリアムズ「海の交響曲」 : スラットキン

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ヴォーン=ウィリアムズの交響曲もLPで揃えようと思っているのだが、なかなか中古レコードを発見できない。このままではいつになったら全部の交響曲を聴けるかわからないので、とりあえずまずは一通りCDで聴いてみようと思って手に入れたのがスラットキン/フィルハーモニア管による交響曲全集。6枚組で2,000円と格安。一枚当たりコーヒー一杯と言うのは安すぎはしないだろうか?

前知識がゼロの状態で一枚目の「海の交響曲」を聴き始めたところ、ボリューム設定を誤って爆音に驚いた。なるほど、これは合唱付きの斉奏で始まる曲であったか。交響曲と言うよりオラトリオみたいな感じである。はてどういうことを歌っているのかと思うのだが、そこは格安ボックスセットだけあってブックレットが入っていない。歌詞も解説もなし。ま、逆に純粋に音楽が楽しめる。

生まれて初めて聴いたが、荘厳でいて心穏やかになれる曲だなと言うのが聴き終えた感想。ごくごく限られた経験での感想に過ぎないが、イギリスのクラシック音楽と言うのは独墺に比べて地味だが、エルガーしかりブリテンしかり、なんと言うか格調が高くて品が良い。考えてみると、これってイギリスのオーディオ機器にも通じるものがある。お国柄なんだろうか。
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