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ドヴォルザーク交響曲第7番 : フィッシャー

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今年は記録的に暖かい冬になりそうだが、今日は昨日の夜遅くから降り出した冷たい雨が一時、雪に変わったりして肌寒い一日になった。今週は成人の日があったおかげで4日しか営業日がなかったのだが、お正月ぼけした身体にはそれでもきつくて昨日の夜はくたくたで気がついたら寝てしまっていた。

このところしばらく、そういえば年末に受けた人間ドックの結果がなかなか届かないなあと思っていた。健康診断というのは予期せぬ結果の場合には直ちに連絡のあるものだと思うので便りのないのは良い知らせと思っていたところ、今朝、思いもかげず「速達」が届いた。ドアフォン越しに「速達です。」と言われて、思い当たる節がない。もしかして?と心配になったところ、果たしてそれは人間ドックの結果であった。

今まで「速達」で結果が届いたことはなく、検査からずいぶん時間は経っているものの、さては重大な問題があったのだろうかと封筒を開けた。大げさでなく手元が震える。5分前までののんびりした時間が嘘のようである。大きな不安とともに結果を見つめたが、特に大きな問題はなさそう。。じっくり見るといくつかの数値が正常値から逸脱しているものの、所見を読んでも大したことではなさそう。。察するに、結果の発送に手違いがあって、急遽、「速達」で送られてきたようである。ああ、良かった!降って湧いた不安から解放されて、人騒がせな発送ミスを咎める気にもならない。失われたか?と思って初めて気づく健康のありがたさである。今後の戒めにしよう。

このところ多忙が続いて睡眠時間もきっちり取れていなかったので、天気の悪い今日は一日ごろごろしようと決めた。しばらくテレビをぼーっと見つめた後、音楽を聴くことにした。イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管弦楽団の演奏するドヴォルザークの交響曲第7番。この曲、最近、ROONで別の曲を聴き終えた後、(自動で選ばれた)次の曲として流れてきたもの。しばらくぶりで冒頭、ただちには何を聴いているのかわからなかったが、特徴的な第一主題が出て気が付いた。

イヴァン・フィッシャー/ブダペスト祝祭管弦楽団の演奏はダイナミックで歯切れの良い鮮やかなもの。高音質録音で名高いチャンネル・クラシックによるDSD録音でストリーミングでも192kHz/24Bitというハイレゾで配信されている。確かに音も良い。
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ブラームス間奏曲集 : グールド

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今日は三連休の中日だというのにマンション各戸の排水管清掃があった。個人的には特に予定もなかったので対応できたが、どこかに出かけたかった人にはひどいスケジューリングである。こういうものは下の階からだんだん上の階に上がってくるものらしく、うちに来たのは午後三時過ぎだった。作業は午後になると聞いてはいたが、15分程度の作業でほぼ一日拘束されるというのもね。。排水管がきれいになるのは物理的にも精神的にも非常にありがたいとはいえ、である。

とにかく作業が終わるのを待って、夕方、実家に帰ってきた。お正月に届いたレコード福袋をまだほとんど聴いていないので、早めの夕飯の後、さっそく聴き始めた。

最初に聴いたのはグールドの弾くブラームスの間奏曲集。グールドのブラームスと言えば、最後の録音となった4つのバラード集のジャケットは目に焼き付いているし、グールドのCD全集にも入っているので、いつかは聴いてみようと思っていたのだが、聴く前からいかにも渋そう、いや、渋すぎそうで一度も聞いたことがなかった笑。60年代に録音された間奏曲集もしかりである。このLPを進んで買うことはなかっただろう。こうして名曲名演奏に触れられるのも福袋のおかげである。

ジャケットからレコードを取り出してみると「モノラル」とあった。ありゃ、残念。61年の録音なので当然ステレオ録音もあって、ジャケットにもステレオ音源の型番が明記されている。クレジットから判断するに2000年代の再プレス盤のようだが、わざわざモノラルで再プレスしなくても良いのにね。

なんて、聴く前からちょっとがっかりの気持ちで聴きだしたのだが、いやあ、この演奏というか、この曲目、夜にしみじみ聴くには最適な音楽だった。ブラームスの間奏曲を聴くこと自体はじめてなので、グールドの演奏がどうのこうのと言うことはできないが、もちろん良いに決まってる笑。滋味深く、時に彼のバッハのごとく雄弁に、時にピアノと対話するごとく内省的に、と地味ぃな曲を飽きさせない。一日の疲れを癒すような良い演奏である。

ベルリオーズ「幻想交響曲」 : ロト

ロト幻想

マーラーの3番に引き続いてロトが指揮する演奏を聴く。今度はレ・シエクルによる「幻想交響曲」。このコンビは10年前にもこの曲を録音していて再録音ということである。(前の演奏はまだ聴いていない。)

ベートーヴェンの時代からさほど遠くない「幻想交響曲」は古楽器で演奏するのがふさわしい曲だと思うし、ここに聴く演奏に違和感はまったくない。非常に切れ味が良く、古楽器らしくメリハリの効いた素晴らしい演奏である。そして、こういう演奏で聴いてみると作曲された時代から考えるとこの曲が実に画期的で斬新なものであることを再認識する。終わりの二楽章なんて、それ以前の曲から連想できない展開で、突如どこかから降ってわいたような印象を受ける。

演奏は飛び切りイキが良いし、録音も鮮明。これまた名盤だと思う。

マーラー交響曲第3番 : ロト

ロトマーラー3

楽しかった冬休みも終わってしまった。年末にかけて少々頑張りすぎたせいか若干体調不良だったこともあって、振り返ればかなりの日数休めた割にはほんとうにあっという間の休日だった。まあ、休日はいつもそんな感じではある(笑)。

5日の日曜日は遅くなると大渋滞に巻き込まれそうだったので、朝早めに出発し、その足で5年前に急逝してしまった先輩のお墓参りに行ってきた。お墓にはまだ真新しいお花が活けてあって、お線香の灰もさっき燃え尽きたばかりのように見えた。途中のコンビニで買ったお線香に火をつけて故人の好きだったお酒をお供えしてきた。もう十数年前、慣れない仕事にとまどう自分にいつも良くしてくれた大らかな人だった。どうか天国から見守っていてください。合掌。

今週は挨拶回りあり、夜は毎日新年会ありで瞬く間に一週間が過ぎた。今日からまた三連休というのが実に助かる。今日はいつもより遅めに起きて掃除洗濯を済ませ、遅めの昼食を摂った。久しぶりに音楽を聴く時間が取れたので、フランソワ=グザヴィエ・ロト/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(いまだに名前をきちんと覚えられず。)によるマーラーの交響曲第3番を聴いてみた。これまで1番と5番を聴いていずれも非常に好印象だったロトによるマーラーの3番は、5番同様、この曲をマーラーが初演したオーケストラとの共演である。

ロトのマーラーがこれからどれだけ続くのかわからないが、今日聴いた3番もこれまた優れた演奏だった。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団との演奏はレ・シエクルの「巨人」のような鮮烈な印象ではないが、響きが非常に柔らかくて全体に暖かい光が後ろから当たっているような、陽だまりの中に天使が舞い降りたような、なんとも素敵な演奏である。大編成のライブ録音にもかかわらず、余裕を感じる録音も素晴らしい。名盤。

マーラー交響曲第1番 : クーベリック

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ついこの間、何(十?)年かぶりに聴いたクーベリック/バイエルン放送響の「巨人」のLPが福袋に入っていた。なぜか正札には「カラヤン/ベルリン・フィル」となっていて、一瞬、「!」となったが、もちろん間違いである。商品管理に改善の余地ありだ(笑)。

とにもかくにも最近、実に久しぶりに聴いたばかりのこの演奏がまたレコードで聴けるのは嬉しい。さっそく、ジャケットから取り出して聴いてみることにした。ジャケットはかなりよれよれでライナーノーツの終わりには何やらサインが入っている。かつての持ち主のサインだろうか。品番「2535172」はドイツのリイシュー盤らしいが、プレスの年代は不明。レコードの薄さからすると70年代終わりから80年代初めくらいのものだろうか。

盤面には少々ほこりがたまっている感じだが、傷はなさそうだったのでとりあえずそのままかけてみた。昔の自分が手にしていたような、高音質化のための工夫もない、何の変哲もないレコードである。

LP時代、どうにも音が冴えない録音という印象だったが、この音源を聴いてみると音が軽いことを除けば鑑賞になんの問題もない。

なんて偉そうなことを前回の記事で書いていたのだが、こうして久しぶりにレコードを聴いてみると、「どうにも音が冴えない録音」と感じていたのはその頃の再生機器に問題があったか、勝手な思い込みとしか言いようがない。あえて言えば若干、弦楽器の音に潤いが欠けているところはあるが、金管楽器の音は鋭く、打楽器も予想以上に明瞭に収録されている。これは良いレコードだった。

レコード福袋

去年、箱根での連覇が途絶え、出雲も全日本も勝てなかった青学だが、蓋を開けてみれば圧巻の優勝。箱根駅伝は毎年記録が更新されている感があるが、今年も新記録での優勝。東海大学も新記録だったが青学との差は復路でほぼ変わらず。盤石のレース展開での優勝は圧巻だった。

このところテレビで長距離レースを見るとみな派手なシューズを履いているなあと思っていたのだが、ナイキの厚底シューズというものらしい。今年は8割がたの選手がこのシューズを履いていたということなので、本物の速さなのだろう。天気も良くて記録ラッシュだったが、足元の差があったのかもしれない。テクノロジーの進歩である。

さて、東京のアパートにはレコードプレーヤーがなくなってしまったのでどうしようかと迷ったが、結局、今年もレコード福袋を買ってしまった。しかも二袋も(笑)。買ったのは「クラシック名演セット」というのと「フュージョン・ジャズファンクセット」というもの。元旦に購入したものが今朝、届いた。

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こちらが「クラシック名演セット」の中身。

細かい紹介は省略するが、バッハ、モーツァルトからマーラー、ストラヴィンスキーまで、ジャンルも室内楽、声楽、管弦楽、交響曲、オペラと多岐にわたっている。昨年までと違ってセット物は含まれていないが、全部で14枚、1枚あたり600円強である。マゼールの「春祭」やデイヴィスの「展覧会の絵」は個人的に懐かしさを感じるジャケット。帰省のたびにぼちぼち聴いてみようと思う。

あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

毎年恒例、今年も初日の出を見に行ってきました。行ってみると高速道路が延伸していて、最寄りのICから目的地までの距離が近くなっていました。一年に一度しか訪れない場所ですが、行くたびに少しずつ変化しています。今年は到着時間が今までで一番日の出の時刻に近かったためか、すでにかなりの人が日の出を待っていました。

昨年、体感温度は過去一番高いと記したのですが、今年は去年よりさらに暖かく、寒さに震えることもありませんでした。やっぱり確実に温暖化が進んでいるんでしょうか。昨日はものすごい風でしたが、元旦の朝は風も止んでいました。

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風がなかった一方、波は今までで一番高く、それ以上に今までにないほど分厚い雲が地平線を覆っていました。ここまで雲が多かったのは初めてのこと。日の出時刻から30分近くお日様の影も形も見えず、ぼちぼち人も帰りだした頃、雲の隙間からなんとかかすかな日の出を拝むことができました。その後、鹿島神宮をお参りし、帰宅しました。初詣を終わる頃には雲も少なくなり、帰り道では昨年同様、富士山が綺麗に見えました。

2020年が皆さまにとって素晴らしい一年になりますように。今年も当ブログを引き続きよろしくお願いいたします。

ベートーヴェン交響曲第9番 : アバド/BPO

アバド第9BPO

大晦日と言えばやはり「第九」である。12月に入ってすぐに今月は第9をたくさん聴こうなんて書いたが、有言不実行であった。ということで午後は「第九」三昧。まずは以前記事にしたカラヤン/BPOの60年代の演奏をレコードで聴いた。これは何度聴いても良い演奏だ。50歳台のカラヤンが振るBPOには勢いがあるし、古いアルバムながら音も悪くない。

次に永遠の名演であるフルトヴェングラーを聴こうと思ったのだが、ふと思い直してROONで聴いてみることにした。前に話した「最も人気のある演奏」が「第九」の場合、何なのか興味深かったのである。

その結果、一番人気は世紀末に二度目の全集としてリリースされたアバド/BPOの演奏だった。個人的には超意外である。たしか、この全集、リリース直後の評価はイマイチだったのではないかと思うが、やはり時代は変わったのだろうか。ちなみにカラヤン/BPOの演奏は録音年代違い、アルバムのバージョン違いが多数ランクインしているので、総合的にはそちらの方が人気かもしれない。とはいえ、(ROONでの)人気ランキング1位がこの演奏であることは事実だ。

この演奏、重厚な昔のベートーヴェンとは一線を画す。まず演奏時間が62分台とかなり速い。同じく画期的な演奏だったシャイー盤よりも速く、トスカニーニ盤と同じくらい。(トスカニーニの年代を考えるとそれはそれで凄いことだ。)それぞれの演奏で提示部の繰り返しの違いがあるかもしれないが、実際聴いてもテンポは相当速い。古楽器演奏には一時間を切るガーディナー盤のような韋駄天も存在するが、小編成とは言えモダンオーケストラを振っての演奏としては最速の部類だろう。

こういう演奏で「第九」を聴くと、「合唱付き」という異端であることはともかくとして、この曲が8番の次の曲であるということがよりしっくり感じられる。終楽章のドラマがそれまでの交響曲の世界を完全に変えてしまうことに変わりはないが、第一楽章から過剰に神秘的、ミステリアスに演奏するのは違うのかも?と思えてくる。絶世の美女がすっかり化粧を落とした素顔を見たらやっぱり綺麗だった、という感じである。(どんな感じだ(笑)?)この演奏、1番から8番までを後に収録された映像版(ローマライブ)からのCD音源にすっかり差し替えてしまった全集の中で、唯一オリジナル(ベルリンライブ)をアバドの意思で残したものらしい。きっと本人も気に入っていたのだろう。良い演奏である。

ブラームス交響曲第1番 : ワルター/コロンビア響

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大晦日だというのになんとも暖かい日である。我が家の周りの現在の気温16度。空を見上げれば雲一つない。これからさらに温度が上がりそうな感じである。明日の早朝から恒例の初日の出を見に行く予定だが、この調子で行けば綺麗な日の出が拝めそうだ。

2019年、そして短かった令和元年も今日で終わり。元旦には今年の後半、自分を取り巻く環境がこんなに変わるとは思っていなかった。何はともあれ一年を無事に過ごせそうなことに感謝である。来年も引き続き忙しくなりそうだが、せっかくだから何事も楽しみながら乗り越えていきたいものだ。

今日も朝一番に打ちっ放しに行ってきた。大晦日の早朝だというのに打ちっ放しにはそれなりに人がいて、みな無言で球を打っていた。昨日、うまく球を打てた時のことを思い出しながらやってみたのだが、最初はまずまずだったのが途中から引っ掛けばかり出るようになった。おかしいなと思っていろいろ修正してみるとどうやら球と自分の距離がじわじわと短くなっていたようだ。こんな基本中の基本がいまだにできないのだからあきれてしまう。見方を変えればいつまでも楽しめてしまうとも言えるが(笑)。

閑話休題。クーベリックのブラームスに続いてワルター/コロンビア響のブラームスを聴いてみた。このところストリーミングではワルターの録音がハイレゾ化されてリリースされている。ステレオ最初期の演奏が60年以上経って再リリースされるんだから立派なものである。若いクラシック愛好家が減る一方で、昔から聴き続けているファンが高齢化の一途を辿っているのかもしれない。であったとしても、この人の演奏を愛好するファンが今もたくさんいることに間違いはないだろう。

実に久しぶりにこの演奏を聴いたが、これがやっぱり良いのである(笑)。ワルターの演奏はどうしてこう良いと感じるのか、その秘密がいまいちわからないのだが、音楽に生気があって、のびのびと良い音を奏でるのだ。鬼気迫る感じではないが、緩んでるところもない。フィナーレの追い込みなんて実にのどかなのだが、これはこれで素晴らしいと手放しで思えてしまう。やっぱり凄い人なんだなあ。名盤。

ブラームス交響曲第1番 : クーベリック/バイエルン放送響

クーベリックブラームス

当初の予定では今日もゴルフの予約が入っていたのだが、昨日のプレー中、ゴルフ場周辺の天気予報を見たところ午前中から雨の予報だったのでキャンセルした。我が家の周りは午前中から雲が厚いものの雨は一滴も落ちていない。これならゴルフしても良かったかなと思っていたのだが、さっき、ふとテレビで駅伝競技を見たらかなりの雨である。冷たい雨に選手も寒そうだ。再びゴルフ場周辺の天気予報を見ると雨。無理して風邪でもひいたら最悪なので、どうやら判断は間違っていなかったようだ。

何年か前から御多分に漏れずふるさと納税しているのだが、ばたばたしているうちにこちらも今年の締め切りまでカウントダウン。カード決済なら明日の分まで対象ということだったので、駆け込み納税することにした。以前も購入したことのある温泉宿の宿泊券とステーキ用肉を返礼品として入手。届くのが楽しみだ。

「巨人」に続いてクーベリックとバイエルン放送響の演奏を聴く。今度は80年代にデジタル録音したブラームスの交響曲全集。レーベルはオルフェオである。クライバーのベートーヴェンとか、サヴァリッシュのブルックナーとか、僕はなんとなくオルフェオレーベルが好きだ。

この演奏、たぶん初めて聴くと思う。クーベリックのブラームスと聞いて悪いはずもないと思ったが、果たして1番から非常に良い演奏である。おそらくライブ録音だと思うが、聴衆の気配はなし。演奏は颯爽と早めのテンポで展開するが、管楽器から時折強いアクセントが聴こえたりと実演ならではの熱さも伝わってくる。終楽章のホルンの音色を始めとしてオケはとても良い感じ。力の篭ったフィナーレがまた良い。素敵な演奏である。
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