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R=コルサコフ 「シェエラザード」 : ストコフスキー

ストコフスキーシェエラザード

すっかり体調が良くなったので今日は予定通り、同僚とゴルフに行ってきた。同僚がメンバーのゴルフ場で、コースが面白くて手入れも行き届いておりとても良いのであるが、うちからとても遠い。日の出の1時間半前には家を出てかなりの長距離ドライブ。途中で日の出を迎えたが、今日はまた最高のお天気だった。朝イチのティーグランドはかなりの寒さだったが、日中は汗ばむくらいの陽気だった。

天気も良くて平和なゴルフだったのだが、後半のプレー中、地震があった。その時はグリーン上にいたのだが、まさに「ドン」という衝撃が足元にあってしばらく揺れた。もう一度大きな揺れが来るかと身構えだが、震源のそばだったらしく最初の一撃だけが大きな揺れだった。何事もなくて良かったが、とにかく驚いた。

三連休の最後の日で帰りは渋滞するだろうと思い、プレー後はシャワーも浴びずにそのままの恰好で家に帰ってきた。家に帰ると頑丈に梱包された段ボール箱が届いている。実はストリーミングで聴いたストコフスキーの「シェエラザード」があまりに懐かしくて中古LPを探して買ってしまったのである。盤面未チェックのジャンクレコード500円。綺麗なら儲けものと思って購入したが、盤面に傷もなく、ジャケットも綺麗な良品だった。

高校生の時に買った「シェエラザード」のレコード、本当はコンドラシン/コンセルトヘボウ管のものが欲しかったが、確かまだ2,800円だったと思う。それは高すぎる。。仕方なく買った1,300円の「ストコフスキー名盤シリーズ」。今日、手に入れたレコードがまさにそれだ。「魔術師」か「ペテン師」か、とにかくストコフスキーは際物という扱いだったので、心のどこかで「本物」を聴きたいと思いつつ聴いていたのが懐かしい。

以来、コンドラシンのものも含めかなりの数の「シェエラザード」を聴いてきたが、冒頭、金管の咆哮一発、この「シェエラザード」には他の演奏に代えられない味がある。まあ、えこひいきもあるに違いないと思うが。
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チャイコフスキー 「くるみ割り人形」 : ゲルギエフ(15)

くるみ割り人形ゲルギエフ

ゲルギエフ/マリインスキー劇場管弦楽団の「くるみ割り人形」は98年に録音されたアルバムを昔、持っていて、僕にとってはそれが初めてゲルギエフという指揮者のことをはっきり認識した演奏だった。当時、すでにゲルギエフはマリインスキー劇場の総裁だったがまだ45歳である。

このLPはゲルギエフ/マリインスキー歌劇場管弦楽団の「くるみ割り人形」がレコードで発売されているのを知ってついつい購入してしまったのだが、届くまでこの演奏が17年後の2015年に再録されたものだと気づかなかった。くるみ割り人形上演125周年を記念して再録されたものらしい。

62歳になったゲルギエフの指揮がどう変わったか楽しみにしながらLPを取り出したのだが、出してみてびっくり。
ゲルギエフくるみ割り人形LP
予想外の赤い盤面である。カラーレコードとはどこにも書いていなかったと思うのだが。で、一枚目が赤ということは、
ゲルギエフくるみ割り人形2
もちろん、二枚目は緑である。見事にクリスマスカラー。しかし、レコード盤を鮮やかな緑色にするというのはそう簡単ではないようで、実際の色はちょっとどんよりしている。悪く言うと、絵の具の筆洗い袋の水みたいな感じ(笑)。

演奏を聴く前にサプライズだったが、肝心の演奏もとても良かった。旧録がライブ録音だったのに対して新録はスタジオ録音ということだが、全体に力みがなくてさらさらと一筆書きしたような流れの良い演奏。次から次へと楽しい音楽が湧き出してくる。録音もとても良い。

フランク交響曲ニ短調 : ストコフスキー

ストコフスキーデッカ

今日は昨日に比べてもさらに調子が良い感じで目覚めた。身体がふらふらする感じもなくなって、どうやら風邪から抜け出したみたいだ。朝から天気も良いのでこうなると俄然外に出たい気持ちになったが、休みはもう一日あることだし、今日は自制することにした。無理してまたぶり返したら目も当てられない。

このところ、しばらくまとまった雨がないので、空気がすごく乾燥している。オーディオ部屋はエアコンが一日中稼働しているのでなおさらである。そういえば二階に使っていない加湿器があったと思って昨日、下に持ってきた。長期間、使っていなかったので念入りに掃除し、さっそく試してみた。加湿器の示した部屋の湿度は30%。かなり低い。設定湿度を50%にしたら、しばらくの間、全力運転していた。加湿するとエアコンは同じ温度設定でも体感温度はずっと暖かい。もっと早く使えば良かった。

昨日からストコフスキーのデッカ録音を聴いている。最初に聴いたのはLSOとのシェエラザード。昔、LPで持っていたとても懐かしい演奏である。いかにもストコフスキー的な管弦楽曲なので思いっきり本領発揮した名演奏である。で、次になんとなく聴いたのがフランクの交響曲ニ短調。こちらは初めて聴いた。ヒルヴェルスム放送管弦楽団と言う聞いたことのないオーケストラ。調べればオランダの放送用オーケストラのようだが、エド・デ・ワールトが率いていたオランダ放送管弦楽団と同じだろうか?

70年録音というのでストコフスキー88歳の時の演奏。冒頭から実に劇的で堂々たる演奏である。テンポに動きが大きいが、アプローチは小細工なしの立派な演奏だと思う。両端楽章の彫りの深さも素晴らしいが、個人的には第二楽章の深々とした演奏に感銘を受けた。これは名盤。

ショスタコーヴィチ交響曲第6番 : テミルカーノフ

テミルカーノフショスタコ6

長引いていた風邪もようやくひと段落した気配。今朝は久しぶりに起きても寒気を感じず、普通に食欲もあった。ご飯を食べてから体重計に乗ってみるとここ一週間で2キロくらい体重が減っている。この連休中はしっかり身体を休めて体力回復を心がけよう。

今日は朝から家に誰もいなかったのをいいことにかなりの大音量で音楽を聴いた。ふだん、この部屋の音量はピークで70dB程度だが、90dBくらいで聴いてみる。このくらいで聴くと同じ音楽を聴いていてもだいぶ様相が異なる。打楽器は少々怖いくらいの音になるし、金管や木管の高音域は時に耳に痛い。ふだん、このレベルで音楽を聴いている人が求めるシステムは僕が好むシステムとおのずから違ってくるだろう。きっと、このレベルで聴かないと真価がわからない演奏というのもあるんだろうな。

ショスタコーヴィチの6番は5番との対比でショスタコーヴィチの「田園」交響曲と言われることもあるが、個人的にはぜんぜんそんな感じはしない。深刻でやたらと頭でっかちな第一楽章とデザートみたいな後半二楽章がセットになっていて、料理で言えば前菜がない。本当は何か違う曲にくっついているべきものが独立したような印象である。それとも終始暗いとまた怒られるので一見明るいおまけを付けたのだろうか?なんて、いろいろ考えてしまうのだが、結局、天才の考えることはよくわからないのである。

この曲の本命と言えば、ムラヴィンスキーやコンドラシンということになるだろうが、ここはあえてテルミカーノフ/サンクト・ペテルブルグ・フィルのライブ盤を聴く。厳しさという点において旧ソ連の先輩を超えることはないが、合奏精度も高いし、盛り上がるところはきっちり盛り上がるバランスの取れた好演奏である。録音も良い。

チャイコフスキー交響曲第6番 : クルレンツィス

クルレンティス悲愴

昨日、少し体調が良くなったと思ったのだが、今日も出社したら寒気がして一日中しんどかった。薬をもらって症状を抑え込んでいるせいか、いったい、どこが悪いのか判然としないのだが、とにかくだるくて寒い。インフルエンザではないという診断だったが、ほんとはインフルエンザだったんじゃないの?と思ってしまうほど、久しぶりにひどい風邪をひいた。ようやく、金曜日にたどり着いたという感じである。

年始だけに今週はほぼ毎日、なにかしら年始の催しがあって今日もとある団体のいわゆる賀詞交歓会というものに参加したのだが、パッと見た感じ、参加者の中でもっとも厚着をしていたのは僕だった。外に出ると常に寒く感じるので、今日は寒いのか人に確認しないとわからない。今日は寒いという人が多かったのできっと寒かったのだと思う。という状況で家に帰って、レコードを聴いたのだが、心情的にちょうど良い感じだったので「悲愴」を聴くことにした(笑)。

クルレンツィス/ムジカ・エテルナの演奏は前に「春の祭典」を取り上げたことがあるが、この「悲愴」とモーツァルトのオペラで17年度のレコード・アカデミー賞、マーラーの「悲劇的」で18年度のレコード・アカデミー大賞受賞という、破竹の勢いで快進撃を続けているコンビである。

「悲愴」の出だしは非常に小さい音で始まる。木管で陰鬱な主題が吹かれるあとの低弦の迫力が凄い。オケ全体の規模と比して低弦部の割合が大きいのかそういう演出なのかわからないが、かなり下が分厚いバランスである。終始、非常にドラマティックな味付けがされていて第一楽章だけでもかなりの聴きごたえがある。ちなみにLPは片面がまるごと第一楽章に充てられている。

第二楽章、第三楽章は第一楽章ほど異常な感じの進め方ではないが、ダイナミクスの大きさ、抑揚の付け方はこれもまた類例を思いつかないほど大胆かつ鮮やか。猛烈なテンポで畳みかけるような部分でもオケは完璧。スタジオ録音で編集可能とはいえ、演奏技術は見事としか言いようがない。以前、実演で第三楽章終了後に拍手が起きた演奏を聴いたことがあったが、この演奏も実演だったらおそらく同じことが起きたであろうという盛り上がり方である。

終楽章は冒頭から吐息か衣擦れか何か弦楽器以外の音が渾然一体となって聴こえてくる。指揮者の力こぶしが目に浮かぶような力の入った演奏である。

総じて、オーディオ的にこれ以上面白い「悲愴」の演奏は聴いたことがないと思った。LPにダウンロードファイルのパスコードがついていたのでWAVファイルもダウンロードして聴いてみたが、これくらいダイナミクスが大きい録音はデジタル音源のまま聴く方が再生は容易。ただ、LPの迫力も悪くない。それにしても、この人のリズム感というか間合いの取り方は素晴らしい。

ブラームス交響曲第1番 : カラヤン(63)

カラヤンブラームス

今週から仕事が始まったのだが、年末年始を通して健康そのものだったのに日曜日から体調を崩して、月曜日は咳は出るわ、のどはおかしいわで明らかに体調不良。顧客のところに年始のご挨拶に行くので万一インフルエンザだったら困ると思って急遽月曜日の午後会社のそばのクリニックで診察を受けた。幸い、インフルエンザではなかったのだが、熱もあって、解熱剤と咳止めをもらってきた。

火曜日以降も薬のおかげで症状は大したことはないが、身体中がだるいし寒くて仕方がない。こうなると一週間の長いことといったらない。ついに今日は午後一番の打ち合わせを終わったところでその後の予定をキャンセルして早めに帰ってきた。薬を飲むタイミングもあるとは思うが、家に近づくにつれて体調が持ち直す(笑)。昨日一昨日は帰宅後、まったく音楽も聴かずに寝たのだが、今日は久しぶりに音楽を聴くことにした。

オーディオルームに入るのも何日かぶりで、折しもこのところ気温ががくんと下がったこともあって、しばらく火を入れていなかったフォノイコやアンプは触るとひんやり。ここまで冷えているとすぐに本領発揮とはいかないだろうが、構わずレコードを聴くことにした。今日は満を持してカラヤン/BPOのブラームス交響曲全集ほかを聴く。交響曲4曲に加え、ヴァイオリン協奏曲とドイツレクイエムが収められた7枚組のボックスセットである。

まず63年に録音された1番。録音データを見ると翌年録音された3番を除く3曲が一気に録音されているようだ。冒頭からなかなかの迫力。重戦車と言ったら言い過ぎかもしれないが、低弦中心に重たい行進である。このセット、ジャケットにもあるとおり、65年のADF大賞を受賞しているそうだ。確かに確固たる、一つの模範的な演奏だと思った。カラヤンのブラームスはずっと70年代のものが一番と思っていたが、この演奏も捨てがたい魅力がある。

ベートーヴェン エロイカ変奏曲 : ゲルバー

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今年の福袋はやっぱり「当たり」だった。パガニーニ、「ます」、「ペトルーシュカ」、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、「オケコン」と聴いてきて、いずれも良品揃い。カラヤンのブラームスは間違いなさそうだし、モノラル録音はそのうち聞くとして(笑)、残すところ、このブルーノ=レオナルド・ゲルバーによる「エロイカ変奏曲」のアルバムのみである。

ゲルバーというピアニストについては、正直に言うと名前は聞いたことがあるものの、良く知らない。今まで、この人の演奏であるという認識を持ってアルバムを聴いたことはないと思う。調べてみれば、1941年生まれの御年77歳、大ベテランである。アルゼンチン生まれ、ピアノの才能を示した後に罹患した小児麻痺を克服して世界的大ピアニストになったという、なかなかの経歴。初めての来日が昭和43年というから、日本でもお馴染みの存在に違いない。不勉強を反省。ちなみに、調べているうちに以下のインタビュー記事を見つけた。

ブルーノ・レオナルド・ゲルバー/インタビュー

レコードに針を下して聴く前にこういう記事を読んでしまうと、この人が弾くベートーヴェンなら良い演奏に決まっているという先入観を持ってしまうのであるが、はたしてテクニックと感情表現が見事に調和した素晴らしい演奏であった。「エロイカ変奏曲」以外の二つの変奏曲はあまり聴いたことの曲だが、最初から最後まで面白く聴けた。1983年の録音で音も良い。

部分日食

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今日も良い天気だ。いよいよ明日から出勤ということで、今日は出勤体制に備えて早起きしようと思ったのだが、あえなく二度寝してしまった。布団から飛び出してばたばたと着替え、まずは朝イチの打ちっ放しへ。8時前に着いて籠の球を半分くらい打ったところで掃除の人が来たので打つのを止めて打席の椅子に座ってiPhoneを見たら、今日は部分日食というニュースが目についた。

ぜんぜん話題になってないなと思ったが、僕がニュースを追っかけてなかっただけかもしれない。10時過ぎに最も大きく欠けるということだったので、家に帰ってすぐにカメラを手にして庭に出てみた。黒いプラスティックシートでもあれば良かったのだが、そんな都合のいいものはすぐには見つからず、とりあえずレンズにNDフィルターをつけて、サングラスをかけた目でファインダーを覗いてみたのだが、なんとまあ太陽の明るいこと。眩しくって直視できない。

目を細めると確かに太陽が欠けているのだが、シャッターを押して画像を確認しても全体が明るすぎて真ん丸にしか写らない。試行錯誤しながら最小絞りと最高シャッター速度を組み合わせてようやく撮れたのがこの写真。本当はもっと中央に向かって欠けているはずだけど、絞り過ぎたせいか無限遠なのにピンぼけである。ハロも出ているが、まあ、とりあえずの記録として。

ストリーミング

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去年の3月にDeezer Hifiに加入してから10か月。5月からTidalに衣替えしてはそれまで以上にストリームサービスで音楽を聴く時間が増えた。今やCDプレーヤーを聴く時間はほとんどない。手元にある大量のCDをすべてリッピングする根気がないのでプレーヤーを手放すことはないが、たまには聴いてあげないとかわいそうなほど使用頻度は減ってしまった。

時間に余裕のあった年末年始はレコードを聴く時間とストリーミングが半々くらいだったが、明後日から仕事が始まれば8割がたストリーミングを聴くことになると思う。使ってみればそのくらい便利である。

音はどうか。Tidal+ROONを使っての感想であるが、同じCD音源(かどうかは厳密に言えば検証しようがないが。)をCDで聴く、NASにリッピングして聴く、ストリーミングで聴くの3つで聞き比べれば、自分のシステムではこの並びの順で音が良い。音源そのもののクオリティというより、CDを聴くためにプレーヤーに投資した金額が一番大きいので、自分自身、そうであってほしいし、実際、そうである。が、その差は大きくない。CDラックから目的のCDを取り出してCDプレーヤーに入れてプレイボタンを押す手間に負けてしまうくらいの差しかない。もちろん、そういう手間だけでなく、圧倒的な音源の量の差こそ、ストリーミングサービスを偏重してしまう最大の理由である。

Tidalが日本(国内にあると認識されるアカウント)で契約できない理由でもあると思うが、J-POPは限定的にしか登録されていないので、それをメインに聴く人は今のところTidalに大きな価値はないだろう。クラシック、ジャズその他洋楽をメインで聴くのであればほとんどの場合、カバレッジには満足が行くのではないだろうか。クラシックの場合で言えば、作曲家、曲目、指揮者、オーケストラ等々いろいろな形で検索できて便利な一方、たまにデータに間違いがあったり、整理の仕方に統一性を欠くところがあったりと不満もなくはないが、メリットの大きさに比べれば大した問題ではない。新譜の取り込みも早いし、メジャーレーベルのカバー率は高い。

無料のストリーミングサービスのある中、Tidalは毎月、使用料を払わなければならない。為替によっても変動するが、自分の場合、だいたい月額1,500円くらい。これなら毎月買っていたCDの金額に比べてはるかに安く済みそうだと思って契約したが、結果的には思ったとおりだった。記憶が正しければ去年の三月以降、一枚のCDも買っていない。無制限に好きな音楽かけ放題の対価がいきなりステーキのランチ一回分なら安いとしか言いようがない。

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去年の10月にリリースされたムターの初期作品集。カラヤン/BPOと組んだモーツァルト、ベートーヴェン、ブルッフ、メンデルスゾーンの協奏曲が3枚組のボックスセットに収められている。クラシック音楽を聴き始めた頃にはカラヤンに発見された天才少女として飛ぶ鳥を落とす勢いだった。50歳を超えた今でも変わらず大スターなんだから、大したものである。久しぶりにモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を聴いたが、やっぱり名曲名演奏だった。

バルトーク 管弦楽のための協奏曲 : ドラティ

オケコンドラティ

昨日の惨敗を踏まえ、今日は朝イチに打ちっ放しに行った。ドライバー以上にプレッシャーのかかった局面でアイアンの精度が低く、結果として同伴者に大きく後れを取ったので、今日はアイアンだけ振ってきた。振り下ろす時にどうしても体重が前にかかって上半身が伸びてしまう悪い癖があるので、その点を十分に意識してスイングするうちにちらほら厚い当たりが出てきたのだが、反復性という点でまだまだ。繰り返し練習するしかなさそうである。

今日の午後は最後になる予定の歯医者の予約が入っている。それまで少々時間があったので福袋からドラティ/ロイヤル・コンセルトヘボウ管による「オケコン」を聴いた。ドラティのオケコンというと今までは古いロンドン響との録音ばかり聴いていたので、83年録音のこのアルバムを聴くのはもしかしたら初めてかもしれない。

83年録音なので、もちろんデジタル録音だし、かの有名なデトロイト響とのストラヴィンスキーよりも新しい録音なのだが、DECCAのシリーズと違ってパッと聞いた感じ、もう少し古いアナログ録音のような音がする。と言って悪い意味でもない。コンセルトヘボウの柔らかい響きが良い感じである。

演奏もライナーやショルティ、あるいはドラティ自身の旧録音と比較すると、鋭利な刃物でバッサバッサと切り刻んでいくようなキレの良さは少なめで、落ち着いた大人の演奏という感じ。オーケストラのコントロールは素晴らしく、要所要所でバレエ音楽の大家らしくテンポやリズムに冴えを見せるところはさすがドラティって感じ。余白に収められた「二つの映像」ともども良い演奏だった。
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ばけぺん

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