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ショスタコーヴィチ交響曲第15番 : プレトニョフ

プレトニョフショスタコ15

女子ゴルフの渋野選手が8打差をひっくり返して優勝したようだ。リードしていた選手たちが伸び悩んだらしいが、それにしてもすごい爆発力である。さすがは全英女子オープンに勝つだけのことはある。一夜にして超有名人気選手になってからのプレッシャーは大変なものだと思うが、今回の優勝でちょっと気が楽になるんではなかろうか。そうでもないのかな。凡人には知りようもないが、これからものびのびとプレーして偉大なプレーヤーになってほしい。

昨日は青森県出身の沖澤のどかさんがブザンソン国際指揮者コンクールで優勝するという素晴らしいニュースもあった。日本人女性としては松尾葉子さん以来、二人目ということだ。指揮者の場合、ソリスト以上にコンクール優勝はその後の活躍を保証するものではないが偉業に違いはない。いつか世界的オーケストラのシェフになる日が来ると良いなあと思う。

さて、このブログ、2015年11月を最後に毎月最低10本以上の更新を続けていて、個人的にはこれを最低ノルマに設定しているのだが、先月来、正直このハードルをクリアするのが苦しい状況である。もちろんなんのオブリゲーションもないので10本行かなくてもそれがどうしたということなのだが、なんとなく、頑張って続けていきたいと思う。ということで、個人目標達成のため、本末転倒ぎみに内容の薄い更新が続いている(笑)。こんなブログでも気にしてくださるみなさまには申し訳ない限りである。ご容赦ください。

今日はもうすぐ出かけなくてはならないのでランチの後、すぐ聴いたのがプレトニョフ/ロシア・ナショナル管弦楽団によるショスタコーヴィチの交響曲第15番。プレトニョフはいまだ僕の中ではピアニストの印象が濃いのだが、90年に私財を投じてこのオーケストラを創設したのだから、そこから数えてももう指揮者歴30年になる。ベートーヴェンやチャイコフスキーの交響曲全集をはじめ、リリースされたアルバムの数も相当なものだ。

プレトニョフのショスタコーヴィチはぽつぽつとリリースされていて全集までの道のりはまだ遠いが、先日聴いた4番もこの15番も薄暗くて謎めいた雰囲気のある演奏だ。加えてペンタトーンの録音が良いので現代ロシアのオーケストラの響きが満喫できるところが良い。ムラヴィンスキーやコンドラシンが築いた一時代の旧ソ連録音群とは一味違う演奏が聴ける。僕はこの演奏、好きである。
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スクリャービン : ロジェストヴェンスキー/ポストニコヴァ

スクリアビンピアノ協奏曲ロジェストヴェンスキー

昨日、少しのどが痛い感じだったので、風邪薬を飲んで寝た。おかげでぐっすりと眠ることができた。今日はのどの調子も良いようだ。いつもよりも遅く起きて、朝食後、風呂に入った。この感じ、久しぶりである。

ラグビーのW杯が開幕した。自分は高校の体育の授業以外でラグビーをしたことはないが、意外と身の回りに経験者が多く、彼らは一様に興奮している。友人の好意で僕も一試合チケットを手配してもらったのに、運悪く、その日から海外出張になってしまった。申し訳ないし、残念だ。一昨日の開幕戦はテレビで見たが、他のスポーツと違って、ナショナルチームメンバーに多様なバックグラウンドを許容するところは好感が持てる。試合もしっかり勝って何よりだ。

プロ野球はセリーグで巨人が優勝を決めた。5年振りと聞いてそんなに勝っていなかったのかと驚いた。選手のライフサイクルとの兼ね合いをはじめ複合的な要因はあろうが、そんなチームを就任一年目で優勝させるのだから原監督の手腕というのは大したものである。決勝点を決めたのが大学中退後独立リーグにいた選手であるというのもドラマチックである。増田選手って知らなかった(失礼)が、これからも活躍してほしいと思う。

今朝、聴いたのはポストニコヴァの独奏、ロジェストヴェンスキー指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団の演奏によるスクリャービンのピアノ協奏曲。ポストニコヴァはロジェストヴェンスキーの奥様である。98年の録音ということだからポストニコヴァは50歳代半ば過ぎだろうか。

この曲、甘美な旋律に満ちた素晴らしい曲だと思うのだが、あまり録音は多くない。ロジェストヴェンスキー/ポストニコヴァ夫妻の演奏はポストニコヴァのピアノが控え目で、スケールの大きいオーケストラがメインと言う感じ。遅めのテンポでたっぷりと恰幅の良いオーケストラのパートの一部としてピアノが鳴っているイメージがメインだが、緩徐楽章ではピアノを慈しむような優しい部分もある。良い演奏だが、僕としてはやはりアシュケナージ/マゼール盤が鉄板かな。

ライヒ「Drumming」 : コリン・カーリー・グループ

ライヒドラミング

学生の頃から風呂に入って湯につかりながら本を読むのが好きだ。風呂の蓋を身体のそばまで引き寄せて、蓋の上に本を載せて読む。水がかからないように気を付けてはいるが、繰り返し読むうちにだんだんふやけて来たりするので、捨てても良い雑誌が中心。9割以上は古いオーディオ雑誌である。

で、今日は少々古めの「ステレオ」誌を読んでいた。一年くらい経つものだと内容を忘れていて再度楽しめる(笑)。と、そこに記憶にある記事があった。ライヒの「ドラミング」に関する記事である。この記事を読んで、去年の6月に「ドラミング」を聴いたことをブログを記している。

とは言え、ちょっと好奇心が沸いたアルバムをすぐに聴ける魅力は抗いがたいのも事実。今日の午前中に聴いたスティーブ・ライヒの「Drumming」もその一枚。昨日、ちょっと前のレコード芸術と同じように創刊号の完コピ版が付録だった「ステレオ」誌を買ったのだが、記事の中でこの曲の好録音盤が紹介されていた。さすがにそのアルバムは見つからなかったのだが、代わりに見つけたのが「So Percussion」というグループが録音した一枚。

上述の「そのアルバム」というのが、コリン・カーリー・グループの「Drumming」である。コリン・カーリーは名の知れたパーカッショニストで、彼がライヒの曲を演奏するために結成したのがコリン・カーリー・グループ。その演奏を録音するための自社レーベル第一号録音がこのアルバムである。

以前、聴いたSo Percussionの同曲異演盤は75分くらいの演奏時間だったのに対してこちらは55分とかなり短い。もっともライヒ自身の最初の録音が85分、二度目は56分と相当演奏時間が違うので、この曲、リピートの回数に指定がないのかもしれない。単純なリズムパターンが少しずつ変化していく中で音の重なりや広がりが味を出していくのがこの曲の魅力だが、僕には75分は少し長すぎ、55分という時間は心地よかった。演奏は打楽器はもちろん声楽の扱いもデリケートで見事。好録音として取り上げられるだけあって音もとても良い。

オーディオを見直す

今週末は今月二度目の三連休。前回は引っ越し準備のばたばたで連休の実感がなかった。今週末も明日の夜から予定があるものの、会食にゴルフという楽しいスケジュールである。ゴルフも久しぶりだ。天気が若干不安だが、楽しみである。

さて、書いてから思ったのだが、タイトルを読むと今まで何度も繰り返してきたオーディオ機器の交換や配置転換のように感じるが、そうではない。新しい住処には小さなオーディオしか置けず、実は生活必需品の搬入よりも先にオーディオは揃ってしまった(笑)。上流はPCオーディオ専用、アンプは使っていない小型のプリとメイン、スピーカーはエラックのこれまた小さなものを使うことにした。

左右、スピーカーから耳までだいたい1.6mというかなりのニアフィールド設置である。比較的大きなバスレフポートが後ろ向きについているのでボンつかないか心配だったが、窓際まで1mくらいあるのでそれほどの問題はなかった。通常使用のオーディオとは投資額がまったく違う割には悪くない音だと思う。

と思いつつ、今朝、帰宅して音楽を聴いて気づいたのだ。やっぱり全然違うじゃん、と。解像力、定位、背景の静けさ等々もう圧倒的に違う。毎日、ここで聴いている時はそれなりに不満もあったのだが。。なんやかんやと5年以上かけて揃えてきたシステムはやはりそれなりのものであった。現状のシステムに飽きてきた方は買い替える前にしばらく音断ちしてみることをお勧めしたい。

ショスタコーヴィチ交響曲第15番 : ウイッグルスワース

ウイッグルスワースショスタコ15

今日は久しぶりにゆっくり眠ることができた。起きたら家人が男子マラソンのテレビ中継を見ていたので、僕も何気なく見始めたのだが、さすがはオリンピック代表一発勝負のレースだけあって、そのまま目を離せなくなってしまった。途中までは設楽選手は確定であと一人は誰か?と思って見ていたのだが、一転、最後の最後まで凄いレースだった。この大一番で自分で選んだ勝負にかけた設楽選手の勇気には感動。三人目の代表は誰になるのだろう。それにしても、夏の東京のマラソンというのは過酷である。

明日からまた一週間、ウィークリーマンションに戻るので、荷造りをしなくてはならない。ここにも何度か書いたのだが、僕は本当に荷造りが不得意である。さんざん時間をかけて準備する割には要らないものをたくさん持って必要なものは忘れる(笑)というのがいつものパターン。車で運べば楽なのだが、往復した上もう一度移動すると考えると億劫になる。さて、どうしようかな。

なんてモヤモヤしながら聴いたのがウイッグルスワース指揮オランダ放送管弦楽団によるショスタコーヴィチの交響曲第15番。ウイッグルスワースはショスタコーヴィチの4番やマーラーの10番が好印象だったが、この15番もなかなか良い演奏だった。この人の常で不要な強調は皆無。テンポも穏当なので第一印象で圧倒するような演奏ではないが、じっくりと聞かせる大人の演奏である。録音も優秀。ウイッグルスワース、良い指揮者だなあ。

CROSSINGS : ハービー・ハンコック

crossings.jpg

台風の影響で交通機関が大いに乱れた月曜日の夜から暫定的にウィークリーマンションに入った。ウィークリーマンションというものを使うのは初めてなのだが、生活に必要な家電類も揃っているし、なかなか便利である。とはいえ、快適かと聞かれると微妙。職場にほど近いのだが、田舎者には人が多すぎて慌ただしい。

とにかくそこから職場に通いつつ、週末は相変わらず本番の引越しの準備に勤しんでいる。引越し先はすでに決まっているのだが、一人暮らしの引越しと言うのは週末しか物の受け渡しができない上に、消費税引上げ前の駆込み需要と物流業界の待遇改善(それ自体は実に正しい。)が相まって、白物家電の配送は数週間単位で待たされる状況である。

今日は引越し先で朝から荷物を待っていたのだが、届いた家具がサイズの見込み違いで予定していた部屋に入らなかったり、置き場所のサイズをきちんと測って買った洗濯機が入口を通らなかったり(笑)、冷蔵庫は箱から開けた段階で扉に凹みがあったりと散々…。疲れ切って久しぶりに家に帰ってきた。

今週、音楽を聴くのは今夜が初めて。部屋のサイズもあってここにあるオーディオ機器は持ち込めない。引越し先ではコンパクトなシステムでROONのみを聴く予定である。ハービー・ハンコックの「Crossings」は72年のリリース。初期のモーグシンセサイザーが宇宙的・神秘的な雰囲気を醸し出しながらも、ジャジーでリズミックな音楽が心地良い。ああ、久しぶりに良い音で音楽聴けて嬉しい。

ブルックナー交響曲第8番 : ティーレマン

ティーレマンブル8

平日は仕事、週末は引越しの準備に忙殺されていたものの、音楽をまったく聴いていないわけでもない。「ながら」状態が多いが、この部屋にいることができる時間はほぼ常に音楽を流している。

唐突だが、実は最近、すっかりティーレマンのファンである。いや、ファンと言えるほどたくさん聴いたわけではないのだが、何気に聴いたシューマンの全集(東京でのライブ録音)があまりに良くて、1番から4番まで聴き通した。その次に聴いたシューベルトの「グレイト」も良かった。で、次に聴いたのがブルックナーの8番である。

ブルックナーの8番はなかなかこれ!という演奏の見つからない難しい曲だと思うが、僕はティーレマン/シュターツカペレ・ドレスデンのこの演奏、なかなか素晴らしいと思った。少々遅めだが遅すぎないテンポも良いし、シュターツカペレ・ドレスデンの演奏がこのレベルの録音で収録されているのは(ヨッフムの例を考えれば)実にありがたい。ネット評は厳しい声も多いが、ティーレマン、僕は好きだなあ。

大忙し

8月末の更新以来、ずいぶん時間が経ってしまったが、職場の変更に伴うあれやこれやでまったくブログを更新する余裕がない。

新しい職場に入ってすぐはそんなにすることもないと思っていたのだが、見込みが完全に甘かった(笑)。

朝早くから終日ミーティング、その後は会食というスケジュールで少々寝不足ではあるが、今のところ、元気です。

ショスタコーヴィチ交響曲第11番 : ペトレンコ

ペトレンコショスタコ11

今日は実に久しぶりになにも予定のない土曜日である。予定のない週末が続くと物寂しくなったり、人生が無意味に思えたり(大げさ)するものだが、週末が毎週つぶれると何も予定のないことが実に素晴らしいことに思える。あればなければ良いと思い、なければあれば良いと思う、人間(自分)はいつもないものねだりするものだ。

職場が変わることに伴って近いうちに引っ越しすることになりそうだ。今よりずっと職住近接になるのだが、そうなるとこのオーディオ部屋は開店休業みたいな状態になってしまう。せっかく揃えた機材であるが、新しい住居に持ち込むのはサイズ的にも美観的にも少々躊躇する。幸い、この部屋をつぶす必要はないので置いておいてたまに帰ってきて使えば良いのであるが、オーディオも結局機械なので使わないと劣化しそうである。

まあ、いずれにしてもオーディオをどうするか、というのはしばらく先の課題である。まずはとにかく生活し始めるための準備を優先しないといけない。

7月まで頻繁に聴いていたショスタコーヴィチの交響曲第11番。この(悲)劇的な曲、自分の身の回りのことが忙しいとまったく聴く気になれない(笑)。個人的には心に余裕のある日限定である。今日、聴いたのはヴァシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リバプール・フィルの演奏。

今までもペトレンコのショスタコーヴィチ全集から何曲か聴いてみたが、いずれも綺麗な演奏だけど一面迫力がもう一歩、という感想を抱くことが多かった。しかるにこの11番は迫力と推進力にも富んだなかなかの熱演である。例の部分だけでなく、冒頭のひんやりとした空気から最後の鐘の音まで緊張感に満ちた好演奏。相変わらず録音も良い。

Midnight Blue : ケニー・バレル

MIDNIGHTBLUE.jpg

今日は最終出社日。いくつかポジションを変えながら15年以上務めた職場も今日で最後である。15年と言えば生まれたばかりの子供が中学校を卒業するまでの時間であるから、そう考えると途轍もなく長い期間なのだが、実感としては本当にあっという間。あらためてそれだけの時間が過ぎ去ったことに驚くくらいの感覚だ。

今のポジションに就いたのが一昨年の初めだから二年半強になる。ここは周りの人間に本当に恵まれて、振り返ると楽しい思い出ばかり。彼らとのお別れはつらいが、かといって、ここにあと10年以上居続けるのはうちの会社の仕組みからして非現実的。結局、いつかは新しい仕事をしなければならないのであれば、少しでも若い方が良い。というのが今回の決断の理由である。まあ、繰り返しになるが、賽は振られたのである。前に進むのみ。

さて、今日は最近届いたディアゴスティーニを聴いた。ケニー・バレルの「ミッドナイトブルー」。僕が長年乗っている車の塗装と同じ名前のアルバムである。(時系列的に逆だが(笑)。)正直に言うとここしばらくディアゴスティーニから届くアルバムでビビッとくるものが少なかったのだが、このアルバムは良かった。

1963年にリリースされたアルバムということだが、いかにもブルーノートレーベルらしい太くて逞しい音がする。ケニー・バレル自身が作曲した曲が中心だが、いずれも非常に親しみやすく、ラテンっぽいアレンジも良い感じ。聴いてて実に楽しい音楽である。
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ばけぺん

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