ショスタコーヴィチ交響曲第10番 : ドホナーニ

ドホナーニショスタコ

最近、ずーっと喉が痛い。と言っても扁桃腺が腫れているわけではなく、喉と鼻とがつながっている当たり、それも右側だけが炎症を起こしている。炎症があるもんだから痛いし、気になる。そのうえ、熱っぽい感じもする。全身が熱を持っているわけでもないのだが、寒気もする。とにかく不快である。耳鼻科で診てもらっても大きな問題は見つからず。一週間分抗生物質を処方されたのだが、飲み切っても完全とは言い難い。鼻水も出るし、目も痒い。どちらかと言うと花粉症のような症状だが、アレルギーテストの結果は陰性。う~ん、なにこれ?ちなみに今日は朝からちっとも痛くない。このまま治ることを祈りたい。

さて、今日もまたショスタコなのだが、曲は変わって久しぶりの10番。たしかドホナーニのショスタコーヴィチはライブ録音以外にはこれしかないはず。90年の録音。ドホナーニがたくさん録音を行っていた頃のアルバムだが、初発以来長くお蔵入りしていた。タワーレコード限定で20年ぶりの再発である。タワーレコード、良い所に目を付けるなぁ。

10番しか録音していないのだからドホナーニにとってショスタコーヴィチは得意のレパートリーとは言い難い。この録音を後押ししたのはマーケティングだったのか、それとも10番に特別な思い入れがあるのか。どちらにしても初発から数年で消えた以上、売れ行きは芳しくなかったと思われる。

ドホナーニが好きでない人にとってはドホナーニのショスタコーヴィチなんて。。であろう。しかし、ドホナーニが好きでない人にとっては、ドホナーニのマーラーなんて。。であり、ドホナーニのブルックナーなんて。。なのである。要は彼のスタイルが好きかどうかでこの演奏も評価も決まると思う。僕はもちろん大好きだ。だからこそこのCDを買ったのだ。

仰々しいところがなく、比較的すっきりした造形で少し速めのテンポ。クリーブランド管の音色は暴力的ないしは陰性ショスタコーヴィチを求めるには明るすぎると感じるが、ドホナーニには合っている。全体に筋肉質でストレートな表現である。変な思い入れがない分、曲の良さが引き立つ。各楽器がきちんと自分の役目をわきまえて自己主張を控える中、打楽器のスパイスが効いている。こういうショスタコーヴィチも良いなと思うのだが、たぶんにえこひいきがあるかもしれない。
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No title

こんばんは。
この時期は黄砂や花粉(こちらでは松花粉)など、咽喉によろしくないものが飛散
する時期。寒暖の激しさもあって咽喉や呼吸器には負担の多いこの頃ではありますね。
それにしても耳鼻科は完治するまで通うのは難しいですね。つい症状が治まってしまうと通わなくなってしまって、ぶり返しても行きにくくなったり・・・。
ドホナーニの10番。不思議ですね。思い入れが強いのか何なのか。
もしかして、カラヤンの向こうを張ったのか?カラヤンも10番だけですもんね。
コレ、中古では結構な値段がついていましたね。

七味とうがらしさん、こんばんは。

こんばんは。コメントありがとうございました。

もしかしたら黄砂かなと思うんですが、確証ないです。このところ毎年、GW前後と晩秋に調子を崩しているんですよねぇ。寒暖差もあるし、仕事量との兼ね合いもあるかもしれません。悲しいかな、老化もあるんでしょうね。耳鼻科ってめったに行かないんですが、しつこく続くようならもう一度行ってこようと思います。

10番だけ録音と言うとどうしてもカラヤンを想起しますが、本当のところどうなんでしょう。しかし、90年代、デッカのショスタコーヴィチはアシュケナージ、ショルティ、デュトワ、ドホナーニと乱立して結局、どれも煮え切らずという感じですね。(とにかく全集完成させたアシュケナージは偉い。)

No title

ドホナーニは割を食った感じで、どの企画も中途半端で終わっていますね。
アシュケナージはN響指揮者就任のドサクサで全集を完成?
>アシュケナージ、ショルティ、デュトワ、ドホナーニと乱立して…
ハイティンクの全集の安定感のハンパなさの影響なんでしょうね。きっと。

返信遅くなりましたm(__)m

こんばんは。コメントありがとうございました。

デッカとすれば、ハイティンクの全集が出てからしばらく経ったので後釜という意図もあったでしょうね。ドホナーニの一枚だけというのはそれにしても謎ですが(笑)。

アシュケナージのN響起用はよくデッカがOK出したもんだと思います。最近は特にそうですが、こういうレコーディングの仕事を持ってこれるかどうかも指揮者の腕の見せ所なんでしょう。N響起用部分含め、海外での評価も悪くないのはなかなか大したものだと思います。
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