オーディオテクニカ AT517CP

前半楽勝、反動で後半バタバタの一週間が終わった。そして、帰宅後は毎晩、スピーカーをあちこち動かすという日々。音楽を聴くためのスピーカーなのにスピーカーのせいで音楽が聴けないのも考えてみればトホホな状態である。と言うことで、ここに調整終了を宣言したい。

今回は正方形の部屋用計算式と3分の1ルールの折衷のような位置で調整を終える。折衷したら意味ないじゃないかと思われるかもしれないが、オーディオ95%の部屋でも最低限の生活空間は必要だし、ラックやら収納棚やらもあるのでどこかで妥協が必要なのである。とりあえず、変更前よりは良い感じである。スピーカー後方への広がりは間違いなく以前より大きい。ショップの試聴室のような前方への広がりは実現できなかったが、それなりに満足。

が、これに伴って、一つ問題が発生した。スピーカーが部屋の中央近くまでせり出して来たために、右側に置いてあるオーディオラックの排他的経済水域を侵犯し始めたのである。もちろんもともとそこに陣取っていたオーディオラックとソース機器の一個連隊は対決を望んだのだが、これ以上、調整は面倒くさいので、あっさり1m撤退させることにした。

重たいラックをずりずりと動かしたのだが、今度はアンプに繋いでいるケーブルの長さが足りない。考えてみれば当たり前である。そこで登場してもらったのが、これ。

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オーディオテクニカのAT517CPというプラグアダプターである。定価1188円、実売は700円を切る。これで今まで繋いでいたRCAケーブルともう一本別のケーブルを連結して延長するのである。心配性の人、ものすごく耳の良い人には薦めないが、半導体の機器同士を繋ぐ場合で連結するケーブルが怪しいモノでない限り、まず大丈夫である。今回は3mと1mのケーブルを繋いだが、4mのそれなりのケーブルを買うことに比べてなんて経済的なことだろうか。こういう挟みモノを認めるか否かはあくまで使い手の自由だが、新しいケーブルを買う前に試してみる価値はあると思う。
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スピーカーの配置

ゆるやかな時間は案の定長続きせず、今週はそこそこ忙しい毎日を過ごしている。と言っても、帰宅してから音楽を聴けないほどのことはない。それにしては記事の更新がしばらくないのは、この間のアンプ試聴以来、スピーカーの配置がついつい気になって、あちこち動かしながら聴いているので、音楽がぜんぜん入ってこないからである。

部屋の中にどう二本のスピーカーを配置すべきか。ネットで検索すると実に様々な見解がある。これだけ違う見解があると言うことは一つの正解はないということなのだろう。そもそも部屋にたっぷりとした空間があれば良いのだが、日本の住宅事情ではそういう人は少数派だし、たとえ同じサイズの部屋でも素材や造りが違えば音も違う。結局、試してみるしかない。

とりあえずのスタート地点として、部屋の寸法からスピーカー配置点を計算してくれるサイトを頼りにすることにした。

有名(?)なカルダスのサイト
Speaker Placement Calculators

上記カルダスも含めていろいろなスピーカー設置位置計算法をまとめたサイト
Noaudiophile Speaker Placement Calculators

両方とも部屋の寸法(縦・横・天井高)を記入すると壁からの距離を自動計算してくれる。

例えば僕の部屋の幅は3.5mなので上記カルダスのサイトで計算すると「スピーカー後方の壁から1.56m、横の壁から96cmのところがウーファーセンター」という答えが出る。

実際にこの位置にスピーカーを置いてみると今までと比較してスピーカーは相当手前に比較的狭い間隔で並ぶことになる。そこで音楽を聴くとなるほど低音は豊かになるし、壁から離れた視覚的効果も含めて奥行きは増す。引き換えにスピーカーが近づいた分、広がりは減った。

とかなんとか言いながら、今週は毎晩、違う方法を試している。アクセサリーの変更に比べて効果がわかりやすいので面白い。

前後の音場感

先日も書いたが、このところちょっと仕事に余裕がある。ありがたいことである。経験上、こういう時間は長くは続かない。なので、同僚に対して一切の遠慮なく早めに会社を出た(笑)。

会社からほど近い所に商社系のオーディオショップがある。今までも何度かお邪魔しているのだが、ウエブサイトを見たら面白そうなアンプがあったので、電話していくつか試聴させてもらうことにした。

今日聴いたのはいずれもプリメインアンプで、SPEC、Gato Audio、LUXMANの3つ。前二者はD級、LUXMANはA級の方である。先日、視聴して好印象だったマグネパンのスピーカーを用意してもらって、CDとレコードを3つのアンプを切り替えながら聴くという、お店のスタッフにとっては面倒くさいことこの上ない客だったのだが、一緒に聴きながらにこにこと対応してくれた。

スタッフは僕が到着するまでにセッティングして先に聴いていたので感想を聞くと、彼はラックスが良いと言う。今日のマグネパンは一番小さなタイプだったが、それなりに力のいるスピーカーなので出力以上に馬力のあるラックスが合うのではないかというコメントである。

なるほど。

ではではと聞き始めた。まずはお薦めのラックスから。う~ん、ラックスのA級と聞くととろっと甘い音を想像してしまうが、意外に歯切れの良い音である。高音も綺麗だがそれ以上に中低域に充実感がある。プレナーからそれなりに重みのある音が出るあたり、スタッフの言うとおり馬力があるのだろうか。

次にSPECを聴いた。スタッフによれば、この組合せは綺麗で優しい音だが力感が足りないかも、とのことである。なるほど。ちなみに聴いていたのは上原ひろみの"Another Mind"だったのだが、優しいとか力感がとか言う前にピアノがびっくりするほど手前で鳴っている。まるで自分がピアノに向かって弾いているような感覚だ。ベースやドラムスとの前後の距離感が凄い。家でこのCDを聴いてここまで前後の奥行き感を感じたことはなかった。

Gato Audioに行く前にもう一度ラックスマンに戻してもらったのだが、SPECほどの奥行き感はない。が、やはり家で聴くよりはピアノは手前にあって、ベースやドラムスとはきっちり分離している。

なるほど。

一応、Gato Audioにも繋ぎ変えてもらったのだが、すでに頭の中はアンプの違いより前後の音場感のことでいっぱい。Gato Audioも奥行き表現は深い。ただし、3つの中では力感は一番少ないか。

なんだかんだ小一時間試聴した後、スタッフにお礼を言ってお店を出た。帰りながら、やっぱり大事なのはセッティングだなと思った。正直に言えば、3つのアンプ、僕はどれでも満足できる。だが、おそらくどれを家に持ち帰っても今日聴いた奥行きは再現できないだろう。少しでも近づけるように今の機材でいろいろ試してみよう。

たまにはちゃんとした環境で試聴するのも良いものだ。

オーディオテクニカ AT-HA22TUBE

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久しぶりに好天の三連休。なのに、昨日の午後は電話会議。普通なら欠席するのだが、昨日は議題の一つが自分の発表だったのでそうもいかず。日本以外は平日なので他国の参加者はオフィスからビデオ会議のシステムを使って参加しているところに、自分を含め何人かがパソコンを見ながら電話で参加したのだが、セッティングのせいか声が聞き取りづらい。質問もよく聞こえず、半分あてずっぽうで答えるような状況。まあ、とりあえず納得していた様子だったので良しとしよう。自分の出番が終わってからは暇だった(笑)。

昨日一昨日と地元で秋祭りがあって街中は賑わっていた。高度成長期には東京の通勤圏としてこの辺りもどんどん市街地が広がったのだが、バブル以降の停滞でいまや人口は流出する一方である。御多分に漏れず特に若年人口の減少が進んでいるので昔に比べると子どもの姿はずいぶん少なくなったが、お祭りの日は別。連休を使って帰省した人達も含めていつもはどこに隠れているの?と思うような数の若者で溢れていた。長い時間いたいとは思わなかった(笑)が、たまには良い。

さてさて、僕は普段、ほぼ100%スピーカーで音楽を聴くのだが、隣の部屋のテレビの音が気になったり、たまに遅い時間に音楽を聴きたい時だけはヘッドフォンを使う。以前はメインのプリアンプからそこそこ立派なヘッドフォンアンプを経由して聴いていたのだが、それだと結局、スピーカーを通して聴きたくなってしまうので、しばらく前にシステムを完全に分けた。

ヘッドフォン用のシステムはエントリークラスのSACDプレーヤーとLPプレーヤーをセレクター経由でヘッドフォンアンプに繋いでいる。ヘッドフォンはベイヤーダイナミッのDT990。今のところ音源は回転系しか聴かないのでDACはなし。システムの肝となるAT-HA22TUBEだが、真空管をプリ段に置いてパワー段は半導体というハイブリッド構成。プリ段に真空管が使われているのでほんわかした音を想像していたが、実際はシャキッとした音である。このアンプ、ミニジャックと標準ジャックが一つずつあって二つのヘッドフォンが同時駆動できる。300Ωまでが推奨だが、600ΩのDT990を繋いでも特に苦も無く鳴らしている。僕の聴く音量なら背面にある-12㏈のアッテネーターを絞ってちょうど良い。この状態でレコードを聴くとノイズはほぼ気にならない。

ヘッドフォンアンプも用途に応じてピンキリ、たくさんあるが、このアンプを使い始めて1年くらい、不満を感じたことはない。頭の中で音が鳴るのは特にクラシック音楽を聴く時にどうしても違和感が残るのだが、うちの場合、細かい音まで聞き取れるという点では明らかにヘッドフォンに軍配が上がる。ソース機器のクオリティは比較するまでもなくメインシステムの方が上だが、部屋に影響を受けないとこんなに細部まで鮮明に聞こえるのか!という感じである。本気でオーディオに取り組むなら最初に取り組むべきはやはり視聴環境なんだろうなあ。

オーディオ弄り

今週末も台風、そして雨。う~ん、こんな10月、あんまり記憶にない。今日の夜半には関東地方を通過するようだが、今のところ幸いそれほど雨も風も強くない。が、この土日はどこにも出かけられなかった。

金曜日、今は海外に駐在している前の会社の同僚が日本に出張ついでにゴルフをしたいと言うので有給休暇を取ってラウンドしてきた。このところの空模様からすれば奇跡的に良い天気であった。同僚は「持っている」に違いない。

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秋と言えば、こういうイメージだよね。

特にお出かけもなしだったので、久しぶりにオーディオ弄り。しばらくの間、メインの座にあったAM105iを仕舞って少し大きめのブックシェルフスピーカーと入れ替え。合わせてPV1Dを箱から取り出して2.1chにセッティングしてみた。前に紹介したPS Audioのメルマガでは繰り返しサブウーファーの効用を説いているので、それに従ってかなり控えめなセッティングにしてみたのだが、なるほどかなり低めにローパスフィルターを設定しても「ざわざわ」とした暗騒音のようなものが聞こえるだけで音に厚みが出る。メインのスピーカーが小さいとローパスフィルターも高めにセットせざるを得ず、そうなるとサブウーファーの音が邪魔で仕方ないが、ほんとに下だけ補完するなら副作用はなさそうである。

CDを聴いている限り、サブウーファーの振動板の動きはほとんど目視できないのだが、レコードを聴くとこれがグラグラと動いているのがよく見える。これの正体はレコードに低音がたっぷり録音されているということではなく、レコード盤の反りだったりワウフラッターだったり、要するにノイズなのだが、ここまで低い音だとノイズか音楽かも判別できないから、何やら雰囲気豊かな感じで鳴るのが面白い。アナログ的太いサウンドって低音域のノイズフロアが高いのと紙一重なんだろうか。ぜんぜん違ったらごめんなさい。

PV1DというサブウーファーはB&Wのラインナップ中、おそらく最もオーディオマニアを相手にしていないモデルだと思う。メガネ型電源ケーブルには極性指示もないし、スピーカー端子からは左右のプラスマイナスをまとめての接続が前提である。ステレオ感もへったくれも考えていない。したがって、よっぽど低めの周波数で切るか、よっぽど大きな部屋で聴かない限り、定位が乱れる。これも今日は32Hzで切ったおかげで特に問題を感じなかった。逆に、こんな低いところで切って意味あるのかと思ったのだが、結果的には間違いなく、ある。クラシック音楽を聴けば、オケの圧力がそれらしく増すし、超低域がたくさん入っているポップスはぜんぜん違って聴こえる。何回目の正直か忘れてしまったが、今度こそ、これでしばらく音楽を楽しめそう(な気がする。)。

Magnepan MG1.7

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これまでESL63とApogee Stageを使って平面スピーカーならではの音にとても満足していたのだが、いずれも古い中古を買ったこともあって耐久性に難ありだった。ESLは使用しているうちにフィルムから異音がして何度か修理したし、Stageは修理するまでには至らなかったが特定の低音域でビビり音がした。

Apogeeはスピーカーから撤退してしまったが、ESLは今でも現役である。が、現行品は安い(小さい)方の2812でも200万円(!)もする。最近、一代前の高い(大きい)方のモデルである2905の中古を立て続けに見かけたが、それでも5~60万円である。Quadは十数年前に中国資本となったことで新規投資が活発になったようで、2905(2805)はそれ以前のものより見るからに丈夫そうな外見になったが、肝心の本体の耐久性はさほど変わらないのだろう、オーディオショップに並ぶ中古品は修理を受けている物が多い。

なんとなく使い始めた平面型スピーカーだったが、大きなスピーカー(というか衝立)から音が出ているとは思えない自然な音の出方や軽々と空中に漂う音がすごく気に入っている。なので、Quad、Apogeeと並んで平面スピーカーの雄として知られるマグネパンのスピーカーはいつか聴いてみたいと思っていた。

と思いつつ、今までなかなかチャンスがなかったのだが、とあるショップに中古でMG1.7が並んでいるのを発見。予約して試聴させてもらった。

Magnepanは1969年にアメリカで創設されたメーカーで、創設以来、脈々と平面型スピーカーを販売している。MG1.7は本国では真ん中くらいのラインナップで3ウェイのクワジリボンと呼ばれる発音体を持ったスピーカーである。この上のモデルはピュアリボンと言われているので構造が違うのだろうが、技術的なことはよくわからない(笑)。ちなみに本国ではMG1.7がペアで2000ドル、その上のMG3.7は5000ドルを超える。値段を見る限り、きっと別モノなんだろう。

ネットでスペックは承知していたが、初めて見た実物は大きかった。幅50cmはともかく、高さ1m60㎝と言うのはなかなかのものである。パッと見、小さな部屋には無理かなと思ったが、本体の奥行きが5㎝しかないので奥行きが増えた現行Quadより取り回しは良い。MG1.7は直立なので、傾斜しているStageに比べても占有床面積は小さい。

これだけ高さのあるスピーカーのかなりの部分を使って音を出すので、やたら大きな音像になりそうな気がするのだが、実際、試聴させてもらうと普通のスピーカーと同じように耳の高さ付近に音が像を結ぶ。ESLやApogee、それに例えばマッキントッシュの高級スピーカーのようにたくさんのユニットが柱状に並んだスピーカーでも同じことだが、考えてみるとこれって不思議である。

スピーカーに近づくとやはりスピーカー全面から音が出ているし、内側からスーパーツィーター、ツィーター、ミッド/ウーファー相当のクワジリボンが上から下まで1mくらいの長さで並んでいるのに、オーケストラものを聴けばちゃんとステージ上の配置で音が聞こえる。そう聞こえなくちゃ話にならないが、でもなんで?

答えはよくわからないが、いずれにしても初めて聴いたMG1.7の音は一言で言って素晴らしかった。記憶との比較になってしまうが、Apogeeよりも落ち着いた音がした。これまた記憶で言えば、Quadの音の方が厚みがあるように感じたが、Magnepanの清潔な音も良い。ESL、Stageよりも表面積は大きいが、低音はMG1.7が一番抑制的だった。が、これは組合せによっても違うだろうし、我が家にあった中古は経年変化で低音が出やすかった可能性も否定できない。家での配置を考えて両スピーカーの間も、スピーカーから視聴位置までの距離も2m弱とかなり近接した状態で聴かせてもらったが、こんな背の高いスピーカーなのに聴いてて違和感は感じなかった。やっぱり平面スピーカーって良いなあと再確認である。

視覚チューニング

PS Audioというオーディオメーカーがある。アメリカのコロラドに本社を置くメーカーで1974年創業と言うから40年以上の歴史がある。僕は一時、このメーカーのCDトランスポートとDACを持っていたことがあって、その時、メーカーサイトにオーナー登録した。しばらくすると登録したメールアドレスにブログメッセージが送られて来るようになった。PS Audioの製品はずいぶん前に手放してしまったのだが、このメールは継続して受け取っている。

メールの送信主はPS Audioの創業主であり現在もCEOであるPaul McGowanなのだが、何が凄いって、このメール、少なくとも僕が受け取るようになってからは毎日、欠かさず送られて来る。このブログをアップするためにさっきメーカーサイトを見たところ、ブログが始まったのは6年前らしい。最初から毎日更新していたとすれば、すでに2000日以上連続して更新していることになる。商売だからと一言では済ませられない努力と情熱である。

書かれているのはほぼオーディオの話で、技術的な説明もあれば、オーディオの歴史もある。ソフトについて書かれていることもあるし、つい最近で言えば、出張で訪れた日本における出来事が書かれていた。素人に難解なところは平易に解説されているし、それほど長い文章ではないので、読む方も疲れずに済む。

すっかり前置きが長くなってしまったが、一月前くらいだろうか、機器のセッティング、特にセンターイメージの改善に関する話題が触れられていた。そこには良く言われるように左右のスピーカーの配置を厳密に行ってセンターがしっかり出すとあったのだが、その上でちょっとした工夫として、左右スピーカーの中央、身長の高さの位置に絵や写真を置けと書いてあった。つまり、正面の壁に絵や写真を掛けろと言うのである。

そんなの意味あるの?実はメールにも"This might sound crazy"と書かれていたが、簡単に試せるので手近にあった絵を掛けてみることにした。

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きっと家人は「ピカソより普通にラッセンが好き」なんだろう。隣の部屋に掛かっていた絵を拝借してきた。高さ170㎝くらいの場所に掛けてみる。結果はと言うと不思議なのだが、確かにセンターをイメージしやすくなる。目を閉じて聴く人には効果がないが、ふだん目を開けて音楽を聴く自分には、ラッセンのおかげで視点が明確になって、それが良い結果につながるように感じた。

自分も含め、単純な思考回路の人により一層の効果がありそうなチューニングだが、費用もかからず原状復帰も簡単なので、お試しあれ。

ニアフィールドリスニング

今日は夜、会食予定が入っていたので日中も仕事に出るつもりだったのだが、会食が急きょ中止になったので、であればと言うことで仕事を休むことにした。会食と仕事の主従関係が逆であるが、まあ、今日から八月、夏本番だし、良いじゃないか(笑)。で、今日は何をしたかと言えば、相変わらずゴルフに行った。こんな経緯なので仲間を誘う余裕はない。いつものごとく一人予約をして出かけたのだが、台風の影響もあって天気予報は終日小雨だったせいか、ゴルフ場に着いてみれば僕以外はみなキャンセルで初めての一人プレイ。独りぼっちは寂しそうだなあと思っていたのだが、実際に回ってみるとめちゃめちゃ楽しい!!そんな日だから前後の組も見当たらない。実に気まま。適当にプレイするとつまらないので打ち直しも自分に禁じてちゃんと回ったが、気負いも気兼ねもないせいかスコアも良かった。プレイ中は雨も降らず、スルーなので8時スタートで11時半には終了。こりゃあ、快適。

さて、昨日、ちょっと触れたニアフィールドリスニング。unagiさんも見守ってくれていることがわかったので、午後はセッティングをもう少し詰めてみることにした。せっかく快適に鳴ってたディナウディオだが、これ以上近づいて聴くと見た目の威圧感が五感を狂わすので、スタント位置をマーキングして一旦引っ込んでもらうことにした。再びAM105iをスタンドに載せて今日はスピーカーの間を1mまで詰めてみる。今までここまで狭い間隔でセッティングしたことはなかったが、正三角形を作って聴いている限り、これでも違和感は感じない。が、この「正三角形を作って」というところが今までになくシビアである。ほんの少し角度がずれるだけでステレオイメージが壊れてスピーカーが鳴っている印象が強くなる。自分は持っていないが、レーザーを使ってセッティングするくらいの精度が問われそう。

1mセッティングも悪くないのだが、スピーカーと自分の間にあるPC用の机の幅と同じで、聴く位置が机の奥行きを考えると少しタイトすぎるので1.2mまで広げることにした。え、スピーカーとの間に机あるの?とピュアオーディオな人は驚きそうだが、あるのだ。しかもお安い金属製の机である。叩いてもさほど鳴かないが、机が広大な一次反射面を形成していかにもマズそうである。実は、そう思って机を片付けえて聴いて見たのだが、驚いたことに机がある方が良かった。視覚的に収まりが良いのか、机によって低音が増強されるのか、測定しているわけではないが、聴感上はこの方が良い。今日のところはここまでで音楽を聴くことにしたが、それにしてもAM105i、やっぱり良いわ。

撤収

昨日、まあまあ許容範囲かと思ったPV1Dだが、今日、帰宅してブルックナーを聴いてみるとやっぱり微妙な音の濁りが我慢できない(>_<)。第1楽章を聴き通すことができず、あえなく撤収。

そもそもPV1Dのデフォルトはスピーカーケーブルでの接続。それも普通のケーブルではなく専用のケーブルを使う必要がある。専用ケーブルは左右両チャンネルとも接続するのでローパスフィルター以下の信号は左右ミックスされてしまう。低域は中高音に比べると位置を感じづらいとは言うが。。加えてスピーカー設置位置の問題もあって、メインスピーカーと高さが違い過ぎる。併用すると明らかに音場が下に引っ張られる。1階席で聴いていたのが2階席から見下ろしているような感じになる。

そういうところを一つ一つ対策して最適位置を探し出すのがオーディオ使いこなしの醍醐味かもしれないが、とりあえず仕事で疲れた状態ではその元気なし。と言うことで、外してしまった。外してどうだったかと言うと、ない方がずっと良い(笑)。

AM105i (2)

今日は「海の日」。って言っても海のない我が埼玉県ではいったい何を祝って良いのやら、良く分からない。そもそも何の日と思ってウイキペディアを読んでも正直ピンと来ないのだが、同じような境遇の奈良県では条例でこの日を「奈良県山の日・川の日」と定めてると知ったのは収穫(?)だった。昨年から8月11日がこれまた趣旨がイマイチ不明な「山の日」となったが、奈良県には県の山の日、国の山の日と二つの山の日が存在しているのだろうか?

この二つの国民の祝日は暦上祝日のない7月、8月に祝日を制定するという建前に乗じて政治が悪乗りしているような気がしないでもないが、なんであれ、結果としてお休みが増えるのはありがたい。

今日は久しぶりに長時間寝たので、昨日、酷暑のゴルフで疲れ切った身体もずいぶん楽になった。朝、のんびりコーヒーを飲んだ後、オーディオルームで取り掛かったのがAM105iのセッティング見直し。

AM105iが来た日から、もともとD-TK10が載っていたスタンドに位置を変えずにポンとスピーカーを置いて聴いていたのだが、ハネムーン期間を過ぎて冷静に聴くといかんせん低音が軽すぎる。トゥイーターがないので高音域が物足りなく感じるかと思っていたのだが、実際には下が足りない。ネットワークで分割して比較的低いところのみを担当しているD-TK10のウーファーに比べると全体域を担当している分、下まで手が回らないのか?D-TK10のギターキャビネットが奏功しているのか?

理由はどうあれ、足りない部分をセッティングでカバーしようと言うのが今日の目標。で、最初はスタンドを壁に近づけてみた。反射音を使って低音を増強しようと思ったのだが、これは失敗。そもそもバスレフポートが前向きなので大して意味がない上、視聴位置までの距離が増えた分、全体の音量が下がってしまう。視覚的に壁の向こう側に音場が形成されづらいのも減点。良いことがなかった。

で、次に試したのがスピーカーを壁から離し、耳にぐっと近づけてみるセッティング。ウーファーまで後方の壁から1m20㎝くらい。側面からそれぞれ85㎝、スピーカー間が1m80㎝。耳までは2mくらい。これははるかに結果良好だった。スピーカーの位置が近いので音がスピーカーにへばりつきそうと懸念したのだが、それはまったくなく、スピーカーの奥に音場が大きく展開するし、近づいたおかげか部屋の形にあっているのか低音の量はかなり増えた。これならやせ我慢しなくてもオーケストラを楽しめる。音が良いだけでなく、隣の部屋から続く扉も完全に開けることができるようになった。どこまで近づけるのが最適か、さらに追い込もうと思ったのだが、お昼ご飯ということであっさり中断。今日はここまで。
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