最新版 名曲名盤500

名曲名盤500

2014年から2016年にかけて新しい「名曲名盤500」が掲載されていたが、最近はレコ芸をたまにしか買わないものだから、全部は集められなかった。買い損ねたのがちょっと悔しかったのだが、ふと気づいてみればいつの間にかムック本が発売されているではないか。早速、アマゾンで購入した。このムック本はレコ芸に掲載されていた採点を基本としつつもその後昨年末までにリリースされた演奏も含めて再度採点し直したらしい。まずます最新のラインナップが評価の対象になっていると考えていいだろう。

こうした「名曲名盤」の元祖はいつ始まったのだろうか。今回の前が2011年、その前が1999年の「名曲名盤300」らしいというところまではわかったが、僕がクラシックを聴き始めた80年代にもこういう類の本はあった。その頃読んだのは単独の評論家がまとめた本だったが、複数の選者が選定し始めたのはいつ頃だったろうか。

そもそもパッケージメディアを買って聴く人がどんどん減っていく中、今後、こういう企画は難しくなりそうだ。選考対象一つとっても昔は国内正規盤から選んでいたのが、いつの間にか輸入盤も選考の対象になっている。近いうちダウンロード音源も対象になるのだろうか?どうやって絞り込むんだろうか?

もしかしたら最後かもしれない「名曲名盤500」。慈しみながら眺めてみる。CDもオーディオと一緒で、自分で聴いてみなければ良し悪し(好き嫌い)はわからないから、どの演奏が一番評価されているかは実はどうでも良い。価値の多様化を重んずる時代が本格的に到来する前に、大の大人が10人も集まって真剣に一番「良い」演奏を選んでくれる古き良き時代があったと言う思い出として持っていたいのである。
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いつの間に。

美容室に行った帰りに本屋に寄ってちらっとレコード芸術を見たら表紙に追悼アーノンクールとある。え、アーノンクールって死んでしまったのか。。

マゼール、ブーレーズ、アーノンクール。みんなクラシック音楽を聴き始めた頃からずーっと親しんできた大指揮者だが、最近、次々といなくなってしまうなあ。

アーノンクールは80年代にはまだ前衛指揮者という感じだったが、この人がバロック音楽からベートーヴェンを経てロマン派の曲を指揮するようになってから、その後の世界中の演奏に与えた影響はとても大きかったと思う。

個人的にはアーノンクールのブルックナーが結構好きだ。特にVPOを指揮した9番は名演奏だと思う。近々、ベートーヴェンの交響曲全集を新たに録音する予定だったと聞くと実に残念である。

ピエール・ブーレーズ

5日、ピエール・ブーレーズが亡くなった。死因は不明だが、最近はコンサートからも遠ざかったいたようだし、病気だったのだろう。御年90歳。大往生だがこれでまた大指揮者が逝ってしまった。

僕にとってはラヴェルの「ダフニスとクロエ」全曲が初めて聴いたブーレーズのレコードだが、この演奏は今でも個人的に同曲のベスト盤。その後、「春の祭典」を皮切りとしてブーレーズのストラヴィンスキーに感銘を受け、ラヴェルやバルトークの管弦楽曲集も愛聴盤である。

ブーレーズの指揮は特にベートーヴェンやベルリオーズのような古典音楽において賛否両論あったが、ある意味マゼールの演奏と同様、「どんな解釈を聞かせてくれるか、一度、聴いてみたい。」と思わせてくれた。かなり巨匠化してしまった後に出たマーラーの交響曲全集ですら、その演奏には常に新たな発見があった。もう、これからはそういうワクワク感がないと思うと寂しい限りだ。

ラトルの後任

何気なくインターネットでニュースを読んでいたら、サイモン・ラトルの後任がキリル・ペトレンコに決定したという記事を目にした。

「キリル・ペトレンコ」・・・う~ん、知らない。。。

ケント・ナガノの後任で現バイエルン国立歌劇場音楽総監督。なるほど、そんな要職に就いていたのか。それにしてもこれまでBPOの音楽監督と言えばカラヤン、アバド、ラトルと就任時にはすでに相当の有名指揮者という思いがあったので、個人的にはかなり意外な名前であった。

ロシア人で72年生まれと言うことである。若いし才能豊かな人に違いないので彼が就任後、BPOがどう変わるか楽しみだ。一方のラトルは17年秋から英国に戻ってLSOの音楽監督になるそうだが、こちらも楽しみ。アバド同様にBPOを退いた後、いよいよ本領発揮するかもしれない。

ヴェルディ「アイーダ」 : アルミリアート/メトロポリタン歌劇場

9日間のアメリカ出張から帰国。先週の日曜日に到着した時にはさほど寒くなかったのだが、週の後半からみるみる気温が下がって週末は日中でも3度くらいしかなく厳しい寒さだった。金曜日まで仕事が立て込んでいたのだが、今回はいつもみたいにそのまま帰国せず、土日をニューヨークで過ごすことができた。寒いとはいえ天気は良かったので、短いながらも3年振りのニューヨークを少しだけ楽しむことができた。

せっかくニューヨークに来たし、何か音楽を聴こうとネットで検索したところ、幸運なことにメトロポリタン歌劇場で「アイーダ」を上演している。実演を見たことがなく、いつか見たいと思っていたので迷うことなくチケットを購入した。

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EE列というのは1階の一番後ろの列である。日本でのオペラ公演と違ってよっぽどの鳴り物入りでない限り、メトのチケットは安い方から売れる。この公演も2階以上のサイドや後ろの席はすべて売り切れだった。8番というのはさほど端ではなく一席だけぽつんと売れ残っていた。定期で押さえている人がリリースしたのかもしれない。なんであれ、実演が観れれば文句はない。

指揮者はマルコ・アルミリアート。正直言うとこの人の名前は初めて聞いたが、全編通じて素晴らしい指揮だった。歌手にじっくり歌わせる一方、オケだけの部分では気持ちの良いテンポで畳みかけるような音楽を聞かせてくれる。聴いてて興奮する指揮ぶりだった。歌手の良し悪しを語れるほどオペラがわかっているわけではないが、総じて歌にも満足。ラダメス役にもう少し若々しさがあればもっと良かった気もするが、アムネリス、アイーダ、アモナスロ、エジプト王等主役級の歌手はみなとても良かった。セットも豪華でいかにもオペラを観た!という満足感が高い。特にラダメスが凱旋するシーンは見ものだった。アイーダトランペットが舞台上横一列に並んで行進曲を奏でるところなんて、僕的には大感動。やっぱり実演は違うなあ。

ピットから聴こえてくるオーケストラの音は家でオーディオから聴こえてくる音に比べるとずっとローファイだけど、当たり前だが生々しさが全然違う。バランスで言えば高音はずっと控えめ。でもここぞという時の打楽器の迫力が段違い。この辺り、家のセッティングを考えるうえですごく参考になった。

「名曲名盤500」その2

帰省からUターンして近くの本屋に立ち寄ったところ、レコード芸術の8月号がまだ残っていた。「名曲名盤500」の2回目が掲載されているので探していたのだが、実家の近くは全滅だった。

今回はベルリオーズの残りからドヴォルザークまでとなっていて、メジャーな作曲家としてはブラームス、ブルックナー、ショパン、ドビュッシーが含まれている。特に交響曲については「その1」同様、1位に選ばれた演奏はあんまり代り映えしない。複数の評論家の投票で1位に選出されるためには多数の評論家の票が必要になるので、どうしても著名な演奏が選ばれてしまうのだろう。

ブルックナーの交響曲では「石狩国音楽記」のsankichi1689さんも記事にされていたが、カラヤンの2番が1位に選出されていてオッと思った。カラヤンは2/7/8番で1位に選ばれている。加えてアバドの1番が選ばれているだけで後は全部ヴァントだ。(7番はカラヤンとヴァントが同点。)ヴァントのブルックナーは良いとは思うが、そこまでか?と思わなくもない。6番なんてきちんと聴いて選んでいるのだろうか。

ブルックナーで注目したのはアーノンクールの演奏が何気に高評価であったところ。5番と9番が2位。CDで聞いてこの二つの演奏はいずれもすごく良いと思ったので、この結果には納得。

アーノンクールは最近も活発に録音しているが、もっともっと頑張ってほしい。マゼールが亡くなったばかりだがレコ芸の表紙には「追悼 ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス」とあって、この日本人には親しみのある指揮者が亡くなったことを知った。80歳だと言う。追悼記事によれば読売日響を169回も振ったらしい。クラシックを聴き始めた頃は協奏曲の伴奏指揮者としてよく名前を目にした。上原彩子さんがチャイコフスキーコンクール優勝後しばらくして録音したピアノ協奏曲の伴奏も確か彼だったと思う。合掌。

そしてブリュッヘン。僕はごく最近になってブリュッヘンの演奏を聴いたに過ぎないが、モーツァルトの交響曲をあれだけ巨大なスケールで指揮できる人はほかにいないと思った。幸い、コンスタントに録音を残してくれているので、ブリュッヘンについてはこれからいろいろ聴いたみたいと思う。

ブリュッヘンは享年79歳。マゼールが83歳。アバドも80歳。

このくらいの年齢というと、活躍中の指揮者ではブーレーズが89歳!ブロムシュテットが87歳、アーノンクールが85歳、メータと小澤征爾さんが78歳。そういえば最近、ブーレーズはどうしているのだろう。いつまでもというのは不可能でも、ここに挙げた指揮者の皆さんにはできる限り長く活躍していただきたいなあ。

ロリン・マゼール

マゼールが亡くなってしまった。体調不良とは聞いていたが、こんなに早く亡くなってしまうとは思わなかった。

84歳だから、十分長生きしたとはいえ、最近の大活躍ぶりを考えると本当に残念。クラシック音楽を聴き始めてすぐの頃からずっと、なぜかいつも気になる指揮者だった。今後、「今度はどんな演奏を聴かせてくれるんだろう?」って期待半分で新しい録音を手にすることもないと思うと寂しい。

この曲の演奏はマゼールで決まりと心底思ったことは実はあんまりない。でも数えてみたらこのブログでも12回もマゼール指揮の演奏の感想を書いてきた。記憶に残る大指揮者だったなぁ。

考えて見ると自分の中で別格の巨匠と思える指揮者はもうほとんどいなくなってしまった。

最新版「名曲名盤500」

最新版「名曲名盤500」という見出しが目に入ったので久しぶりにレコード芸術を買った。

「名曲名盤300」は何度かあったようだが、前回「名曲名盤500」が企画されたのは86年~87年ということなので28年振りの更新である。今回購入した5月号が初回で次回以降は8月、11月、それに来年まで続くということだからかなり大がかりな特集だ。1回目はバッハからベルリオーズまで、作曲者で言うとJ・S・バッハ、バルトーク、ベートーヴェン、ベッリーニ、ベルク、ベルリオーズの6人。Bには巨匠目白押しなので、ブラームスもブルックナーも控えているし、この特集が長期に渡るのもよくわかる。

評者の得点の合計で順位が決まるので、いきおい有名盤に点が集まるだろうし、平均点が高い演奏が上位に来る可能性も否めないが、こういう企画は大好きである。

考えてみると今回対象になっている作曲者について90年代以降の新譜はあまり知らない。社会人になってからは、マーラー、ブルックナーばかり追いかけていた。この間、往時の定番演奏の評価がどう変わったのか興味津々である。

ということで、ワクワクしながら読み始めたのだが、冒頭のバッハで(勝手な)期待は早速裏切られた。1曲目の管弦楽組曲、2曲目のブランデンブルク協奏曲はいずれもリヒターが一位。リヒターの録音は50年前の演奏であり、30年前にも歴史的名盤だった。だからこそ歴史的名盤なのだろうが、あんまり新鮮味がない。曲によって細かい異同(もちろん前回の順位を覚えているわけではなく、記憶との比較。)はあるものの、鍵盤曲は全部グールド、宗教曲はリヒター、アーノンクール、ガーディナーといったところが並んでいて、新しい名前は鍵盤以外の器楽曲に見つけることができるのみ。

バルトークも状況は一緒でライナー、ブーレーズ、アルバン・ベルクと、まさに定番のまま。

少々、残念な気持ち(というのもおかしいのだが。。)で読み進んだところ、うれしいことにベートーヴェンの交響曲では大きな変化があった。「音楽いろいろ鑑賞日記」のakifuyu102さんが何度もお奨めされているP・ヤルヴィの演奏が大躍進だ。カルロス・クライバーの録音が残った3曲、フルトヴェングラーの「合唱」、ワルターの「田園」は点数上越えられなかったが、それ以外の交響曲はすべて1位。(6、7番以外の7曲で1位か2位。)古楽器演奏、ピリオド奏法の登場以来、ベートーヴェンの演奏は新旧演奏スタイルが入り混じって点数も相当ばらけているので、その中でこれだけ安定した評価はすごい。ヤルヴィのベートーヴェンはまだ聴いたことがないので早速聴いてみなくては。

ベートーヴェンの交響曲では僕が好きなショルティは全9曲で1点も評が入らず、バーンスタイン/VPOもほぼ姿を消した。初出の頃に評価が高いとは思わなかったアバド/BPOがそこそこ上位にランクインしており、ほぼ同じ時期に出て両極端に違う演奏スタイルだったシャイーとティーレマンは双方ともぼちぼち評価されている。フルトヴェングラー、ワルター、クレンペラー、セル、クリュイタンスといったモノラル・ステレオ初期の演奏も顔を出しているし百花繚乱の様相。なかなか面白い。

同じベートーヴェンでも交響曲以外は定番スターソリストの名前が続いてあまり変わり映えしない。つい先日記事を書いた「ハンマークラヴィーア」では僕の感想と真逆でポリーニが圧勝で1位。R・ゼルキンの演奏は一人が最高点をつけただけだった。これから、この人の評論はちょっと注目してみよう。

ベルリオーズの「幻想」は予想通りミュンシュ/パリ管が1位だったが、2位にMTT/SFO、3位にミンコフスキがランクイン。両方とも未聴なので近々これも聴いてみたい。

ショスタコーヴィッチ:交響曲第10番

村上春樹の新刊「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」が大人気だ。出版前から50万部印刷して初日の売れ行きでもう60万部だという。すごい。

「巡礼の年」はリストの曲だが、今回の作品の名前がアナウンスされた段階でタワーレコードはこれをリストの曲と読んで何人かのピアニストの弾く「巡礼の年」のCDをメーカーに発注したと言う。素晴らしいマーケティング能力だ。もちろん演奏者が誰かわからなかったので最小単位の発注だったということだ。ふたを開けてみればベルマンの演奏だったらしい。早速ネット上はこのCDが売り切れ。しかし、外れだった「巡礼の年」はどうなってしまうのか?

村上春樹の小説にはよく音楽が登場する。前作「1Q84」では「シンフォニエッタ」、「海辺のカフカ」では「大公トリオ」といった具合に。クラシック以外にジャズ、ロックもちょくちょく出てくる。

こうした直接の引用はないのだが、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読んだ時、僕はショスタコーヴィッチの交響曲第10番が頭に浮かんで離れなかった。薄暗い雰囲気、突然の喧騒、言いようのない危機感といった曲の印象と小説の印象が自分の中でピッタリなのだ。

僕以外にこのサイトを見ている人はまずいないと思うが、もしいたら、そして、もしあなたが村上春樹が好きならば、ぜひ一度お聴きあれ。

ブルックナー交響曲第5番

ブルックナーの交響曲をはじめて聞いたのは確か高校生の時だった。最初に聞いたのは何番だったか?やっぱりロマンティックだったかな。

当時はもちろんLPで音楽を聴いていた。音楽だけを真剣に聴くことは少なく、ほとんど勉強しているときのバックグラウンド。今も眦を決して音楽を聴いていることは少ない。本を読んでいたり、今みたいにPCをいじっていたり。そんな「ながら」聴きではあるが、それ以来、一貫して音楽鑑賞は大好きである。

当時、LPは新盤が2500円~2800円、旧盤でも1300円から1800円くらいした、中高生には大変な金額だった。中学生の僕にはお年玉か誕生日プレゼントくらいしかLPを買うチャンスはない。高校生の時だって入学時に祖父からお祝いでもらったマーラーとベートーベンの交響曲全集以外はお昼代としてもらったお金を切り詰めてようやく年に数枚買うくらいだった。

こう考えてみると最初のブルックナーであるロマンティックも一体どうやって買ったのだろうか。貴重な資金の使い道のプライオリティを考えれば、ブルックナーが購入対象になったのは大学入学後に中古CDを買うという選択肢が増えた後としか考えられない。もしかしたらエアチェックか。ただ、確実に記憶に残っているのはどこかのレコード屋でもらったソニーのベストクラシックのサンプル集に入っていたロマンティックを聴いたこと。サンプル集だから第一楽章冒頭のみだが。だとすればクーベリックの演奏が僕の最初のブルックナーということになる。

前置きがすごく長くなってしまった。こうしてロマンティックで始まった僕のブルックナー視聴歴だが、第5番に至ったのは実に最近のことだ。初体験から優に20年は経過している。

ロマンティックの後、すぐに7番、8番、9番が好きになった。最初に聴いたのは7番。確か朝比奈隆の有名な海外録音盤だ。二楽章と三楽章の間(だったと思う。)に偶然外の鐘が鳴り、その音が録音されている演奏だ。その後、初めて8番を聴いてからはしばらく8番ばかり聞いていたが、そのせいかちょっと飽きたので重点は9番に。リズムが壺に嵌る6番も大好きになったが、5番だけはエアポケットみたいに聞かないでいた。

高校生のころはLP一枚が貴重だったから、購入するのは一大事だった。間違いがないよう、名曲名盤を推薦する本を買って真剣に吟味していた。そのときに買った本に第5番は「晦渋」と書いてあった。おそらくこれが僕が20年間5番を聴かなかった理由だと思う。馬鹿な話だと思うが、たぶんそうに違いない。その時、その本が薦めていたのはケンペの演奏だったと思う。が、まだ聴いたことがない。

最近、CDは猛烈に安い。僕と同世代の人ならみんな同じ思いだろう。特に輸入盤のセット物はあまりにも安く、まさに大人買いしてしまう。その中にヴァントのブルックナー選集やヨッフムのブルックナー全集があった。いずれにも5番が含まれていて恐々聴いたのが数年前のことだ。

今、僕の中では第5番がブルックナーのファーストチョイスになっている。もちろん内容が素晴らしいからなのだが、もう一つ理由がある。それはこの曲には本当にたくさんの名演奏があることなのだ。

ロマンティック、7番に関して僕にはこれは!という演奏がない。8番はもっと悲惨で、全楽章を通じて聴きたいと思う演奏がほとんどない。9番は未完で短い上に厳しく美しい曲だし良い演奏もあるが5番ほどではないと思う。6番はヨッフムとショルティで十分。これらに比べると第5番の充実ぶりはうれしい限りだ。

20年間聴かないで良かった。おかげで今、この曲の名演奏発見が続けられている。せっかくだから、ケンペの演奏は20年後の楽しみに取っておこう。


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