R・シュトラウス 家庭交響曲 : マゼール

マゼールRシュトラウス

昨日、AM105iのセッティングを見直した話を書いた。昨日はお昼ご飯で中断してそのままにしていたのだが、今日、思ったよりも早く帰宅できたので、続きを再開した。昨日は視聴位置までの距離を微調整しようと考えていたのだが、今日は気分が変わってここ最近出番ゼロだったPV1Dを併用してみることにした。

スペンドールを使っていた時にいわゆる2.1ch再生を志して追加したPV1Dだが、その時はどうしても違和感が残って結局お蔵入りした。今回、併用するに当たってはとにかく存在に気がつかないくらい控えめにセットする。ここら辺がサブウーファーの微妙なところである。鳴っていると感じるようでは大きい。でもまったく気づかないなら使う意味がないわけで、今まで上手くつながった試しがない。とりあえず50Hz、83dBで設定。右スピーカーの奥、パワーアンプの隣にセッティング。

今日は帰ってから聴く音楽を決めていた。sankichi1689さんの「石狩国音楽記」にマゼール/ウィーン・フィルの「家庭交響曲」の記事が掲載されていて、読んでいるうちに僕もすごく聴きたくなったのである。残念ながらウィーン・フィルとの演奏は手元になかったので、95年に録音されたバイエルン放送響との演奏を聴く。

聴いたのはだいぶ昔になるが、ウィーン・フィルとの演奏はとても颯爽としてスマートなものだった記憶がある。それに比べるとバイエルン放送響との演奏はゆったりとしたテンポで全曲にほぼ50分くらいかかる。テンポはゆっくりだが、表現はこれもどちらかと言えば直截的。小細工なしに非常にストレートに歌い上げる。ハッピーな「家庭」交響曲である。オーケストラは実に上手で、響きはとてもきれい。そしてフィナーレの盛り上がりも心地良い。

しかし、マゼールは不思議な指揮者である。R・シュトラウスみたいにいくらでも変化球で遊べそうな作曲者の音楽に限って、ど真ん中のストレートしか投げない。大見得を切ったりとか、突然減速したりとか、誰も気にしないフレーズを強調したりとか、そういう変態的表現はない。まるで、R・シュトラウスについては誰よりも洗練された演奏をすると心に決めているようだ。

ここまでPV1D付きで聴いて、少なくともすぐに気づくような悪さは感じなかった。控えめな音量でも最低音域の下支えがあるとオケの厚みは確実に増す。しかし、ここまでは変更直後にいつも思うこと。いつまで聴き続けられるか、である。
スポンサーサイト

ショスタコーヴィチ交響曲第4番 : 井上

井上ショスタコ

どうも最近、ショスタコーヴィチばっかり聴いている。聴いた音楽をすべてブログに書いているわけではないが、書かない時にも気が付けばショスタコーヴィチ三昧である。いくらなんでも偏り過ぎと思って、他の音楽もあえて聴いてみるが、どうやら今この瞬間、僕の脳みそが望んでいるのはショスタコーヴィチらしい。これはどういうメンタリティなのだろうか。叶うならフロイト先生に聞いてみたい。

趣味で聴いているのだから、聴きたくない音楽を聴いてバランスとっても仕方ない。と言うことで昨日に続いてショスタコーヴィチの4番を聴いた。今日は井上道義さんと東響の演奏。前回、15番を紹介した日比谷公会堂チクルスからの一枚である。

このアルバム、単売されていないせいか、感想記事をほとんど見かけないのだが、相当の爆演である。どの程度、編集されているのか知る由もないが、実演でよくオーケストラが対応できたものだ。特に第一楽章で弦の急速なパッセージからオーケストラが頂点に達するまでのスピードはもの凄い。低弦はついていくのが必死という感じだが、大きな瑕もなく強烈な演奏を繰り広げている。

この演奏について井上さんのブログにはこう書いてある。

【交響曲第4番 ハ短調 作品43】  2007.12.1.sat 17:00~
[正真正銘大傑作!]
 正真正銘大傑作。これを書いた後ショスタコーヴィチが粛清されても彼は永遠に名を残しただろう。しかし上手く生きてくれてよかった。 ここに彼の全てがあり、誰もなしえなかった交響曲の巨大な20世紀のモニュメントだ。男の音世界はこれだ。 誰だ! クラシックは、女子供のすることだと言ったり、私はクラシック音楽がわかりませんとか言う腰抜けは?
(井上道義さんのブログから引用)

「男の音世界」以降、何が言いたいか必ずしも良く分からないものの、興奮は伝わってくる。大フィル首席指揮者就任ライブにこの曲を選んだところからして、井上さんの思い入れが感じられる。

第一楽章の劇的展開からすると続く二つの楽章はじっくり抑え気味の展開に感じるが、最後のコラールは切れのいい打楽器に支えられて大迫力で迫ってくる。この辺りが「男の音世界」だろうか(笑)。録音も良く、面白く聴ける好演奏。大フィルとのライブも聴きたくなる。

ショスタコーヴィチ交響曲第4番 : ヤンソンス

ショスタコヤンソンス全集

今日は家から30分くらいの場所にゴルフに行ったのだが、前回暑いと書いたのを修正しなくてはいけないほどの蒸し暑さであった。なによりもまず、昨日の夜、日中クーラーに当たり過ぎて熱っぽかったので予防的に風邪薬を飲んだのが大失敗。朝起きた時から頭がぼーっとして身体中だるかったのだが、それに加えてうだるような蒸し暑さだったので特に前半は非常にしんどかった。汗を大量にかいたのが良かったのか、後半はだいぶマシになったものの、今年一番苦しいラウンドだった。

帰りがけ、もうすぐ家に到着というところで空が真っ暗になり、雷とともに土砂降りの雨に見舞われた。2年前の夏、突然、雹が降ってきた時のことを思い出して、不安になったが、今日は幸い、そこまでの嵐ではなかった。とはいえ、家に着いた時はまだ激しい雷雨が続いていて、車庫のシャッターを開ける一瞬の時間でずぶぬれになった。用心して車庫の中で5分くらいじっとしていた。大袈裟かもしれないが、最近の雨は怖い。

帰宅してホッと一息ついてから、ヤンソンス/バイエルン放送響の演奏でショスタコーヴィチの交響曲第4番を聴いた。う~む、今までどうにも捉えどころがないと思っていたヤンソンスだが、ショスタコーヴィチの演奏は素晴らしい。この曲、次から次へとパッチワークのようにいろいろなメロディが出てきて、下手すると場当たり的で全体感のない演奏になってしまうが、ヤンソンスとバイエルン放送響の演奏は構成力に富んでいる。この曲、気まぐれに見えて実はこういうきちんとしたシンフォニーなんですよ、と言われている感じ。

一昨日の小澤さんの録音は典型的なEMI録音だったが、このアルバムは同じEMIでも各楽器に焦点の当たった好録音である。明解明晰でオーディオ的にも楽しく聴ける。それでいて音色が明るすぎないのが良い。とても良い演奏。

R=コルサコフ 「シェエラザード」: 小澤(CSO)

小澤シェエラザードCSO

今日も朝から暑い。午前中、歯医者に向かう車の外気温計の表示は34度だった。今日も今日とて、長時間、外にいたら危険なレベルの暑さになりそうだ。ところで、この車の外気温計って、どこに設置されていて、どの部分の温度を測っているのだろうか。直射日光で熱くなった道路も車の鉄板も表面温度は気温そのものよりだいぶ高くなりそうだし、停車中と走行中では風の影響もかなり受けそうである。外にあれば雨に濡れそうだしなあ。。

と思って「外気温計 仕組み」で検索してみたら、ザクザクと情報が出てきた。便利な世の中だなあ。同じような疑問を持った人がネット上で質問していた。経験上、僕みたいな凡人が疑問に思うようなことは必ず別の方がはるかに前に疑問に思って質問している(笑)。それはともかくとして、なるほど、バンパーの裏か、ドアミラーか、フェンダーの内側か、だいたいそのあたりにセンサーが仕組まれているようだ。後で自分の車も確認してみよう。

さて、本題の小澤征爾さんがシカゴ響を指揮したR=コルサコフ「シェエラザード」の話。小澤さんの「シェエラザード」は以前、BSOを指揮したDG盤の感想を書いた。その時、「石狩国音楽記」のsankichi1689さんからコメントいただいたのがこちらのCSO盤。もう3年以上前の話だが、今回、小澤さんがワーナー(EMI、エラート、テルデック)に録音した演奏をまとめたボックスセットを手に入れて、ようやくこの演奏を聴くことができた。

69年の録音なのでCSOはマルティノンとショルティの交代のタイミング。EMIなので録音エンジニアも違うせいか、オケの音色がショルティで聴き慣れたCSOとはずいぶん違うように感じる。当時、小澤さんはまだ34歳。ジャケット写真も若い。きびきびとしたテンポに若さを感じる一方、すでに相当洗練された表現で驚く。洗練された表現と言うのも抽象的だが、そういう印象が残る。その気になればいくらでも絢爛豪華に演奏できそうな曲であるし、飛ぶ鳥を落とす勢いの頃だから「いっちょ驚かしてやろう」と思ってもおかしくないと思うのだが(実際、多少はそう思っていたかもしれないが)、どこまでもバランスの取れた、しなやかで美しい演奏である。個人的には、音楽が盛り上がっていく中でも基本のテンポを崩さず、直線的に畳みかけるところが好きだ。

ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 : カピュソン/ネゼ=セガン

キャプソンベートーヴェン

明日の朝、北陸で面談があるので、今日はこれから移動しなくてはならない。荷物を準備して早めにご飯を済ませ、出かける前に何か一曲ということで、akifuyu102さんの紹介で知ったカピュソンの独奏によるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴く。

カピュソン、ネゼ=セガンともに30台前半のフレッシュな演奏だが、一つ一つのフレーズを慈しみながら演奏している感じで音色はフレッシュなのに音楽は熟成しているところが面白い。カピュソンは特定の伴奏者を決めずに曲に応じてパートナーを変える。いろいろな個性から影響を受けて、それを吸収していくんだそうな。なるほど。ダイバーシティである。

それにしてもカピュソンの音色は美しい。僕はとても好きである。音楽を聴きながら何気にカピュソンのインタビュー記事を読んだら、カピュソンが演奏するガルネリは過去50年間スターンが使っていたものらしい。なるほど~。僕はスターンの美音も大好きだったが、これはこのヴァイオリンの音だったのか!ま、ヴァイオリンの音色を聴き分けられるほどの耳を持っているわけないが、それを知ってなおさらこの演奏が好きになった。

ショスタコーヴィチ交響曲第4番 : プレヴィン

ショスタコプレヴィン4番

木曜日から東北、関西出張で先ほど帰宅。大切な商談とはいえ土日台無し(>_<)。早朝の神戸は小雨だったのだが、羽田に着くとすでにかなり暑い。飛行機の冷房対策と荷物減らしを兼ねて薄手のジャケットを羽織って帰ってきたのだが、家に着く頃には汗びっしょりである。

IMG_0555.jpg

土曜日に神戸に入ったのだが、伊丹まで乗った飛行機が久しぶりにプロペラ機だった。プロペラ機と言っても離島を結ぶような小型機ではないので室内スペースも十分だし、ジェットと違って低いところを飛ぶので地上も良く見えて快適。(天気が悪いとそんなことも言ってられないだろうが。)ターミナルと飛行機を結ぶ通路をジェットウェイと言うだけあって、プロペラ機だと直結されない。飛行機まで地上を歩いていくのも久しぶりの体験だ。

一息ついたところで音楽を聴く。プレヴィン/シカゴ響のショスタコーヴィチ交響曲第4番。このCD、4年前にも簡単な感想を書いたのだが、久しぶりに聴いて再度感心した。まずプレヴィンの個人的に最大の長所と思っているリズム感覚が冴えている。この曲の冒頭のテンポは演奏によってずいぶん違うが、プレヴィンは比較的遅めのテンポで拍を刻む。おかげですぐ後に続く金管による主題の提示は実に堂々と聞こえる。その後も丁寧に表情豊かにメロディを紡いでいく。70年代後半のシカゴ響の演奏も力が漲っていて素晴らしい。録音がEMIなのでDECCAで聴くシカゴ響に比べてずいぶんウォームでウエットに聴こえるが、それも演奏とマッチしていて悪くない。とても良い演奏である。

HITnRUN Phase Two : プリンス

HitnRun_Phase_Two.jpg

台風が近づいて朝からいつ雨が降ってもおかしくない天気だったが、念のため会社を早く出たのが幸いして濡れずに帰ることができた。帰宅後、家の周りもかなりの雨。予報によれば夜中過ぎまで降り続くようだ。この辺りは大きな被害を招くような降り方ではないが、最近は雨にせよ風にせよ極端なことが多いので心配になる。

うちの会社は12月決算なので先週末で今年も上半期が終了。ついつい何度も書いてしまうのだが、月日が経つのがなんて速いことか。子供の頃は正月から夏休みまでは気が遠くなるほど長かったのに。。

月日が経つのはあっという間と感じる一方で、この1月から新しい職場に異動したのが信じられないくらい長い時間を過ごしたように感じるのも事実。毎日毎日チャレンジだらけで濃密な時間を過ごしている割に、実現したいことはまだ何もできてないからそんな風に感じるのだろうか?それにしても新しい職場には多少の期待と大きな不安を持って異動したのだが、一緒に仕事をする仲間がとても良い人ばかりだったのは本当に助かった。おかげで激務にも関わらずストレスレベルは低めで済んでいる。ありがたいことだ。

今日は久しぶりにプリンスを聴いた。2016年4月の突然の死の4か月前にリリースされ、殿下最後のアルバムとなった「HITnRUN Phase Two」。プリンス本人もこれが最後のアルバムとなるとはまったく思っていなかっただろうから、当たり前だが死の兆候やら現生へのメッセージと言ったものはない。それどころか、Phase One 以上にシンプルでポップな音楽が続くご機嫌なアルバムである。全部で12曲、どの曲も御幣を恐れず言えば特筆するようなところのないポップス。でも、退屈な曲は一つもない。このクオリティコントロールの高さが天才の天才たるところなのかな。10年前に聴いても10年後に聴いても違和感なさそうな、そんなアルバム。

ハイドン交響曲第96番「奇跡」 : ブリュッヘン

ハイドンブリュッヘン

ブリュッヘン/18世紀管弦楽団・OAEの演奏するハイドンの交響曲集。13枚組でジャケットには"Philips"とクレジットされている。"DECCA"以降、現在はホグウッドとブリュッヘンの組合せで35枚組のハイドンの交響曲全集となって発売されているようだ。ほぼ3倍の枚数で価格は全集の方が安いくらい。2,000年以降に限ってもCDの値崩れはすさまじい。

個人的には少々疲れ気味の時に聴くことが多いハイドン。今日は昨日の高温多湿ゴルフの後遺症か心身ともにやや不調。早めに仕事を切り上げて早速聴いたハイドンだったが、ブリュッヘンのハイドンは実に格式高く、切れ味鋭くハイテンション。こういう時に聴くにはヘビー級だった。優しく寄り添うと言うよりも厳しく叱咤激励されている感じ(笑)。立派な演奏とは思うのですが。

ところでこの曲、なんで「奇跡」って言うのかなと思ってウィキペディアを見ると「初演時にシャンデリアが落ちたが誰も怪我をしなかったからと言われている。が、のちの研究によるとそれは102番であるらしい。」とのことである。う~む。「奇跡」じゃないじゃん。そのうち102番にニックネームを奪われて96番は「元奇跡」とか言われるのだろうか。そう考えるとちょっと笑える。

ROMANTIC RUSSIA : ショルティ

115944742 (2)

今日はゴルフに行ったのだが、もの凄く蒸し暑かった。昨日は終日雨だったので日曜日に予約したのは運が良かったが、おかげで湿度が尋常じゃなく高く、湿った芝生から蒸発する水分も加わってまさにサウナの様相。プレーの方は厳しい条件にも関わらず、とても調子が良く、久しぶりに満足いくスコアが出た。うれしい。

帰宅するといくつか宅急便が届いていたのだが、その中で今日のヒットは蛍光灯の代わりに購入したLED。40型+32型の代わりが1本で済むだけでなく、蛍光灯2本より明るいって凄くない?しかもリモコンで照度調整ができて、消費電力が少なく寿命が長いって欠点ないじゃないの。照明の仕組みによっては簡単に取り替えられないらしいが、オーディオルームの照明は簡単に取り替え可能だった。今さらながら気づいたが、こりゃ、確かに大発明だ。万歳!

さて、気分の良いところで聴いたのが"Romantic Russia"と名付けられたショルティ/LSOのロシア音楽集。「ルスランとリュドミラ」で始まって、ムソルグスキーの2曲、それにボロディンの「イーゴリ公」に「ダッタン人の踊り」と名曲揃い。手持ちのCDはさらにスッペの序曲集もボーナスとして収載されているので満足度高し。

若き日(と言ってもロシア音楽集は50過ぎだが。)のショルティの音楽は70年代以降のシカゴ響との円熟時代とはまた違ったリズミカルなしなやかさを持っていて、ただの強引さとは違う音楽運びの上手さに惹かれる。66年のロシア音楽のみならず、59年録音のスッペも時代を感じさせない好録音だが、低音はやや軽い。まあ、うちのスピーカーの低音が軽いせいかもしれない(笑)。でもそんなこと関係なく音楽に集中できる良い演奏である。

ショスタコーヴィチ交響曲第15番 : 井上

井上ショスタコ

井上道義さんは私見では日本一格好良い指揮者である。十数年前に初めて写真を見た時は日本人にもブルース・ウィリス並みに禿頭が似合う人がいるんだと感動した。ずっと後になって井上さんはハーフであると知り、ああ、なるほどと思ったものである。画像で見る限り、指揮姿も普段着も実に決まっている。

そんな井上さんが2007年に日比谷公会堂でショスタコーヴィチを連続演奏した記録が12枚組のCDボックスセットとして発売されている。基本的に2007年の公演記録であるが、9番と15番の2曲のみ2016年に再録されていて、ボックスセットにはそちらが収載されている。井上さん自身の解説によればこの2曲を取り直したいという思いがボックスセットの発売を遅らせていたらしい。実際に発売されたのは10年後の今年2月である。このセット、文章では説明が難しいが、今までに見たことのない装丁が施されている。ボックスと言うより本のような造り。

まず東フィルとの4番を聴いたのだが、日比谷公会堂の乾いた響きと相まってなかなか歯切れの良いダイナミックな演奏だった。収録レベルが低いなあと思って聴いていたのだが、最後のコラールにピークを合わせてあるようで夜聴くのは危険なレベル(笑)。スラットキンの演奏と並んでダイナミックレンジが広い。

15番は新日フィルとの演奏。前述のとおり、録り直したくらいだから思い入れの強い曲なんだと思う。井上さん自身のサイトにコメントがある。

【交響曲第15番 イ長調 作品141】  2007.12.9.sun 15:00~
[名曲は、いかようにも変貌するもの]
 この曲は指揮者によってどのようにも変貌する。名曲とはそんなもの。怖い。
愛する?新日フィルと心中。
(井上道義さんのサイトより引用)

なるほど。確かにこの曲、いろいろな指揮者/オーケストラの演奏をいくら聴いても飽きない。良い曲だし、演奏ごとに印象がずいぶん違う。コメントの日付からオリジナルの公演も新日フィルと行ったようだが、再録したってことは最初の心中は失敗したか(笑)。

演奏は4番同様、ダイナミックで各楽器の表情付けも大胆で面白い。しかし全体の印象は派手なところはなく大人の音楽である。これはちょっとじっくり聴き込んでみたいと思う演奏。
プロフィール

ばけぺん

Author:ばけぺん

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Since 3/28/2013
検索フォーム
リンク