LHH-P700(4)

LHH-P700が昨日、修理から返ってきた。土曜日には修理を実施した工房から販売店に戻っていたらしいのだが大雪のせいでデリバリーがままならかったようだ。それでも月曜日中に届いたのだから立派なものだ。都心の雪は融雪剤と交通量の多さでほぼ消えたが、田舎はまだまだ相当雪が残っている。この状況で配達に当たったヤマトの担当者もさぞかし苦労されたことと思う。

修理内容を見ると、「フォノ入力基板パターン修理・ハンダ補修、ライン入力基板ハンダ補修、プリアウト基板ハンダ補修、プリ増幅部ハンダ補修、各コネクター補修」とある。とにかくハンダを相当打ち直したようだ。腕に自信があればDIYでもできるのかもしれないが、自分には無理。保証が効いて何よりだった。

早速、繋いで音を確認する。LHH-P700が修理の間、V-LA1のフォノ入力で聴いていた時には別に不満を感じたことはないのだが、繋ぎ替えてみるとやっぱりかなり音が違う。P700の方がストレートで音の鮮度が高い。元気の良い音である。肝心のノイズレベルだが、修理前とは格段にノイズレベルが下がった。とはいえ、MCポジションでボリュームを上げるとそれなりにノイズがある。音楽が始まってしまえば気にならないのだが、結局、トランス経由でMMポジションに入れて聴く方が聴きやすい。何度か聞き比べた上でトランスを併用することにした。

販売店の担当者から途中経過としてこの製品がノイズに弱いと聞いたのでケーブルの引き回し方をいろいろ試してみた。最近、RCAケーブルにエフェメラケーブルを使用しはじめたのだが、このケーブル、シールドが透けて見えるほど薄く、見るからに外来ノイズに弱そうである。プラグを挿したまま(他の機材と接続したまま)ケーブルを手で持ち上げて動かしてみると明らかにノイズレベルが変わる。特に電源コードと交差したり接触するとノイズが大きくなる。P700の電源コードは直出しで付け替えられないので、できる限りケーブルとの干渉がないように注意が必要だ。プリアウトはラックの下段に向かうのでどうしても電源コードと干渉する。念のため、プリアウトはシールドのしっかりした別のケーブルを使うことにした。セッティングに注意すれば特に問題はない。

久しぶりに聴いてみるとこの小さなアンプの音の支配力の強さに改めて驚く。リモコンがないのが不便だが、それ以外は実に満足度の高いプリアンプである。

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LHH-P700(3)

点検修理に出していたLHH-P700の途中経過についてショップから連絡が入った。

すでにフィリップスは修理に対応していないため、修理はショップが提携する神奈川県の某修理工房で行われているとのこと。

MCポジションのノイズはやはり仕様の範囲外のレベルだったそうでこの部分の修理に加え、入力セレクターの接点不良の修理と全体的にハンダ浮きがあったのでハンダのし直しという内容。保証期間だったので費用は発生しないが、修理費用は数万円コースになりそうだ。

ハムノイズの話をしたので工房でいろいろ試してくれたようだが、このアンプ、電源環境に敏感で、電源ケーブルやアナログケーブルの取り回し、プラグの素材によってもノイズが発生することが確認されたとのこと。あまり高級な金属のプラグは逆効果で、むしろ安いプラスティックのプラグが良いとおしえていただいた。

こういうところ、アンプの裸特性が良いことの裏返しでもあるのだが、機材をたくさん繋ぐ場合にはかなり悩ましい。

担当の方は非常に親切でとても助かった。先日のDA-7050Tと同じショップだが、こういう対応をしてくれるとまた購入しようという気になる。

LHH-P700(2)

去年の10月末に購入以来、順調に稼動していたLHH-P700なのだが、最近、MCポジションにすると残留ノイズがかなり大きい。最近と書いたが、最近劣化したのかそれとももともとこういう仕様なのか、実はあんまり自信がない。

購入時にはフォノイコライザーとして使おうと思っていたのだが、レコードプレーヤー購入前にプリアンプとして使用したところ結果が良かったので、それ以来、ずっとボリュームを通して使用していた。ボリュームを絞っているとノイズも小さいので気づかなかったのだ。ふと、純粋にフォノイコライザーとしてDirect出力すると音が違うかと思って繋ぎなおしたところ(その場合、フル出力になる。)、ウーファーからブーンという音がしてノイズに気づいた。

冬になってから我が家の電源環境は一層良くないようでノイズハーベスターはほとんど常時点灯状態だし、V-LA1からはハムノイズが聞こえる。こちらは電源に伴うノイズ(ジーっという50Hzの高い音)でボリュームの大小とは関係ない。LHH-P700の方は明らかにボリュームに連動してノイズレベルが変わるのでおそらく電源からくる問題ではないと思う。

MMポジションではほぼノイズがない。MCとMMではSN比が違うのでMCの方がノイズが大きめなのは理解できるが、かなりの差がある。夜、回りが静かだとリスニングポジションでもちょっと気になる程度の音がする。最近はMCトランスを間に入れてMMポジションで聴くことが多いので実際の使用上、問題ないのだが、このまま放っておくとそのうちMMポジションでもノイズが発生しそうで不安である。

考えてみればこの製品も20年落ちの中古だし、購入店に連絡してチェックだけでもしてもらおう。

PHILIPS LHH P700

レコードプレーヤーを買うかどうかすら結論は出ていないのに、PHILIPSのLHH P700を中古で発見し、その場で購入してしまった。。。

LHH P700は1995年に発売されたプリアンプ。その後、marantz proを経てSOUL NOTEを運営する鈴木さんのデザインである。

MM/MC対応のフォノイコライザーのほかにRCA入力が2つ、バランス入力が1つ。出力はダイレクトが1つ、バランスが1つ、RCAは正相と逆相が一つずつついている。正面から見ると縦横13cm強のほぼ正方形、奥行が35cmという小さな筐体だが、入出力は至れりつくせりだ。これ一つでいろんなことができる。

プレーヤーを購入したら、LHH P700をダイレクト出力でアンプに繋ぐことで、まずはフォノイコライザーとして利用しようと思う。

将来的には正相と逆相のRCA出力を使ってアンプとのBTL接続も試してみたい。アンプ側がBTL対応してなくてもRCA入力のあるアンプが2台あれば良いので、選択肢は無限に広がるし、4チャンネルアンプをBTLで2チャンネルとして使用するのも良いかもしれない。

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