ショスタコーヴィチ交響曲第6番 : ムラヴィンスキー

ムラヴィンスキーの6番は、65年と72年のモスクワライブのいずれにも収録されている。第6番は5番と7番というポピュラーな曲の間で比較的小ぶりな作品だが、初演者として思い入れがあるのだろうか。ショスタコーヴィチはそれぞれこの曲のみの収録だ。聴いたのは72年の方で65年は現時点で未聴。

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このモスクワライブ、65年が4枚、72年が3枚合わせて7枚のCDがSACD2枚組でも販売されている。より多くのデータ量を記録できるSACDの特長を活かしたグッドアイディアと思うのだが、たった2枚のSACDの方が7枚のCDよりも高い。CD入れ替えの手間が省けるとはいえ、なんとなく釈然としない…。音質の比較をしてみたいところだが、同じ演奏を買うのもためらわれるところだ。

ムラヴィンスキーの演奏は録音がろくでもないものが多いのだが、このライブはかなり良好な方だ。爆発的なトゥッティは収まりきらずこじんまりとしてしまうのが残念だが、鑑賞に十分なクオリティに達している。

演奏は凄いの一言。ドラマティックである。オーケストラも素晴らしい。この人とこのオーケストラらしい乾いた金管が緊迫感を高める。本場物の指揮者の中でもやはり一枚上手だなあと思わせる壮絶な演奏だ。
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