Bruckner Sym. No. 5 : ブロムシュテット

ブルックナーの交響曲第5番が好きだと先日書いた。その時も書いたがこの曲には名演奏が多い。せっかくだからいろいろ聴いた中で気に入っている演奏について感想を書いておこう。スコアも読めない素人の感想なので、まあ、日記みたいなものだ。

自分的に記念となる第一弾はブロムシュテット指揮ゲバントハウス管弦楽団の演奏。

Bruckner Symphony No.5

ブロムシュテットのブルックナーといえば、かなり以前に確かデンオンから何枚か出ていたと思う。その中のロマンティックは聴いたことがあるが、良くも悪くも自然に音楽が流れていくといった演奏だった。録音が良いといわれていたが、僕の購入したCDは録音レベルが低く、あんまり良い音だった記憶はない。

翻ってこの演奏。最近の例に漏れず音源はライブである。で、これまた最近の例に多いが、ライブだからといって演奏の粗のようなものはあまりない。SACDマルチで2000円弱の価格。SACDについてはCDと比較してぜんぜん音が良いという人もネット上多いが、僕には良くわからない。いずれにしても音は良い。

演奏は立派なものだ。

この人のイメージに違わず全体を通じて早足だが、落ち着かないとか焦り気味といった印象はない。盛り上げ方も堂にいっているし、それでいて人為的なところを感じさせない。音楽自体があるべき姿で形を現したといった感じの演奏である。

快速な第3楽章からフィナーレまでこの曲の構造を余すところなく再現して終わる。聴き終えて、ああ良い演奏を聴いた!と思える。壮大な建築物を築いていくような演奏とはちょっと違うが、しかし、手元に置いて折々聴いてみたいと思わせる快演である。
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こんばんは

ばけぺんさん、こんばんは。

すいません、今日は時間ができたので、
過去記事読ませていただいておりました。
過去記事へのコメントお許し下さい。

>聴き終えて、ああ良い演奏を聴いた!と思える。壮大な建築物を築いていくような演奏とはちょっと違うが、しかし、手元に置いて折々聴いてみたいと思わせる

このCD持っています。実演も聴きました。
すごく言い当てているなあと感じました。

ただ、こういうタイプの指揮者は亡くなられた後、
存在感が薄くなるのは否めませんでしょうかね・・・。
例えが違うかも知れませんが、あのベームでさえ・・・。

こんばんは。

sankichi1689さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。拙文読んでいただいて恐縮です。この記事を書いたのは4月1日でしたか。月日の経つのは早いものですね。

ブロムシュテットの実演を聴かれたことがあるんですね!それは本当に羨ましいです。録音や映像で拝見する限り、この方の場合、ここ20年くらい時間が止まっているかのようですね。どの曲を聴いても緩みのない演奏で素晴らしいと思います。

どちらかというと日本では職人タイプの指揮者として捉えられていますし、N響で大活躍したサヴァリッシュやスウィトナーのように少しずつ記憶から消えてしまうのかもしれませんね。ただ、彼らと同様、私のような一部のファンはずっと残るだろうと思います。素晴らしい指揮者ですよね。

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