シューマン交響曲第2番 : バーンスタイン

バーンスタインの代表作といえばやはり2度にわたるマーラーの交響曲全集が挙がるだろう。僕はマーラーが大好きなのだが、実はバーンスタインの演奏はどうもしっくり来ないことが多い。どの曲をとっても立派な演奏だと思うし、CDもかなり持っているが、いかんせんくどい。マーラーは曲自体がある意味くどいのでバーンスタインの演奏だと「くどいの二乗」になってしまって、最後まで聴くのが正直しんどい。

その一方でマーラー以外の演奏はどれも相当好きだ。DG時代ならベートーヴェン、ブラームスの交響曲全集、かなり異色の演奏であるシベリウスやチャイコフスキーも悪くない。CBS時代のハイドンも良いし、何曲か残っているショスタコーヴィチもすごいと思う。

小泉和裕のブルックナーを購入した際、バーンスタインがDGに残したシューベルト、メンデルスゾーン、シューマンの録音をまとめたCDセットがあったのでこれも買った。6枚組に有名曲ばっかり入っているというハッピーセットだ。

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最近、シューマンの2番がマイブームだが、オリジナルのCDは(このセットでも)マイスキーとのチェロ協奏曲との組み合わせという「地味婚」盤なのでセットになっていなければ買うことはなかったであろう。

ウィーンフィルと組んだシューマンの交響曲は初出から評判が良かったと記憶している。あらためて聴いてみるとなるほど名演である。

ベートーヴェンやブラームスの演奏と同様、重厚な演奏である。ウィーンフィルの音とDGの録音があいまって、どちらかというとほの暗い雰囲気だ。同じアメリカ人指揮者の演奏でも先日のレヴァインとは光と影といった感じでかなり印象が違う。

重厚なだけでなくバーンスタインらしい粘りを感じさせるが、とはいえ第二楽章ではだいぶ歳がいっているにもかかわらずかなりのスピードで飛ばしてくれるし、最終楽章の盛り上がりも心地よい。なかなか素敵な演奏である。
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