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White Christmas : フィードラー

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というわけで、今日は人間ドックに行ってきた。朝起きた時にはすでに空腹で、9時の受付が待ちきれずに8時半くらいに着いたのだが、なんとメディカルモールの入り口はまだシャッターが降りている。食べることも飲むこともできないので喫茶店に入るわけにもいかず、寒い中待つこと10分くらい。受付の女性がシャッターを開けると同時に僕もクリニックの中に入った。

ここ二年間、同じ働き者の看護師さんが担当だったのだが、今日は別の方。気になって聞いたところ、いつもの看護師さんは辞めたわけではなく同じグループの別のクリニックにいるとのこと。今日の看護師さんは育児休業明けで今年の春先からこちらに勤めているらしい。慣れているという点では以前の看護師さんに軍配が上がるが、今日の看護師さんも感じの良い人だった。

そういうこともあってか、今まで看護師さんが担当だった採血や胃カメラ前の準備を今日は医師が自ら行っていた。病院の医師だと看護師より注射針の挿入が下手だったりするが、幸い、今日の医師は上手な人で痛みもなく、今年も胃カメラは気づいたら終わっていた。ありがたや。確定検査のためにバイオプシーはしたものの、うれしいことに視診ではピロリ菌はいなくなった模様。出て行ってくれましたように。

去年よりも少し受診日が遅れたせいか、今日はクリニックが少々混んでいて、すべての検査が終わって医師から即日の結果について説明を受けたのはお昼近くだった。とにかくお腹が空いたので近場でランチを済ませ、会社に電話したところ出社するまでもなかったのでそのまま帰宅した。

家に帰ってからいくつかメールや電話会議をこなした後、聴いたのがアーサー・フィードラー指揮ボストン・ポップス・オーケストラによる「White Christmas」。ここら辺はホワイト・クリスマスを迎えそうな気配もないが、季節的にはぴったりである。

こういうオムニバスアルバムを聴くことは滅多にないのだが、何気に聴いてみたらこりゃなかなか良いものである。ヘンデルのメサイア、バッハのカンタータやオラトリオ、くるみ割り人形等々、クリスマスゆかりの曲が次々と流れてきて気分も盛り上がるし、ボストン・ポップスの演奏も最高。上品な録音も作品に合っている。ちなみにTidalにはこのコンビのクリスマス関連アルバムがたくさん収載されている。売れ線なんだろう。それもむべなるかなである。
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