ベルリオーズ幻想交響曲 : ヤルヴィ

今週は火曜日から久しぶりに国内出張に出ずっぱりで、昨日、4日ぶりに帰宅。朝晩は涼しくなったものの日中の営業はまだ暑い。9月に入ってクールビズから普通のスーツに戻したのでなおさらだ。

一昨日は中秋の名月。十五夜のお月様が次に満月になるのは八年後ということでニュースもけっこう盛り上がっていたので、普段はまったく気にしていないお月様を昼間から楽しみにしていた。日の入り直後の月が明るくてきれいだろうと思っていたのだが、残念ながら営業真っ最中。それでも七時過ぎに顧客の駐車場から見た月はなるほど丸いきれいなお月様だった。全国的に晴れたそうなので、数多くの人達が空を見上げていたんだろうな。

留守中にかなり前にオーダーしたCDが何枚か届いていた。在庫切れでメーカー発注になっていたCDだ。あまりに時間が経っていたので、自分でオーダーしたものの箱を開けてなんだか新鮮な喜びである。その中にあった一枚がこれ。

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パーヴォ・ヤルヴィ指揮シンシナティ交響楽団、2000年の録音。テラーク製。

LP時代からテラークには大変良いイメージがある。ネットでの評価を見る限り、時代がCD一色になってからのテラーク盤については賛否両論あるというか、盤によって出来不出来があるようだが、幸いなことに所有盤で録音にがっかりしたことはない。アメリカのレーベルなので勢いアメリカのオーケストラが中心となり、指揮者が日本ではけっこうマイナーなケースが多いのだが、これは今をときめくヤルヴィである。悪いはずはなかろうと踏んで購入した。

演奏はミュンシュに代表される熱狂的な演奏とは異なり、曲想を上手に描きながらも上品な素敵な演奏だ。長い間、持っていて時折聴いてみたくなるような演奏である。第二楽章はコルネット入り。第四楽章、終楽章でも余裕を持った録音で音はすこぶる良い。終楽章の鐘は音が高すぎず低すぎず、重厚でなかなか良い。この鐘の音は演奏によって本当に千差万別で意外と自分のイメージに合う鐘の音が収録されていることが少ない。

最近のヤルヴィの録音は(シューマンを聴いた時に特にそう感じたのだが、)ピリオド楽器による演奏解釈の影響か演奏がさらっと快速ですっきりしすぎの感がある。2000年録音のこのCDにはそういう感じはない。比較的すっきりした清潔な演奏であるが、一大交響曲をしっかり聴かせてくれた。

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ヤルヴィの幻想とは羨ましい。

13年前のヤルヴィの演奏、興味ありますね。終楽章の鐘の音もなかなか良いとのこと。増々期待が膨らみます。幻想はどの楽章も良いですね。私は特に2楽章が気に入ってます。う~ん、聴いてみた~い。

こんばんは!

akifuyu102さん、ご無沙汰しております。

私もヤルヴィの幻想と聞いてどうしても欲しくなりました。で、期待を裏切らない演奏でしたよ。

幻想交響曲ではマゼール/クリーブランド管の演奏が一番好きなのですが、こちらも第2楽章はコルネット入りです。どちらも名演なので是非聴いて見てください。

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