ブルックナー交響曲第9番 : ズヴェーデン

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「ロマンティック」から始まったズヴェーデン/オランダ放送フィルのブルックナー録音第3弾がこの9番。「ロマンティック」は他と一線画す弦楽器メインの演奏がとても良かった。中古ショップで発見し、購入。

「ロマンティック」に比べるとごくノーマルな演奏。開始からしばらくしての主題提示や第一楽章フィナーレ直前では金管がきちんと主役になっていてサプライズはない。第二楽章もオーソドックスだ。と、書くと否定的に聞こえるが、ホールトーンたっぷりの優秀録音で良い演奏が聴ける。こちらの期待が少し過剰気味。

この演奏の聴き所は第三楽章。もともと弦楽器優勢な楽章だが、期待に違わずたっぷり歌わせて聴かせてくれる。非常に美しい音だし、弦楽メインの箇所だけでなく、金管がメインを務めるパートで支え役の弦楽器の音階が非常にクリアに聴き取れる。この当たり「ロマンティック」にも共通して新鮮な印象だ。とても美しい演奏だが、例えばカラヤンの演奏のように磨きぬかれた美音がものがなしく聞こえるようなところはない。聞き終えてすっきりする健康的な演奏である。
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