ブラームスピアノ協奏曲第2番 : ギレリス/ライナー

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1958年、ギレリス42歳の時の録音。55年に初のアメリカツアーでアメリカ中を熱狂させたギレリスが再度渡米した際に製作された録音だ。この演奏もRCAのリビングステレオシリーズの一枚だが、例に漏れず録音は非常に良い。

ブラームスのピアノ協奏曲第2番はピアノ協奏曲の王様と言えるような大曲だ。単純に演奏時間だけとってもメジャーなピアノ協奏曲の中で最長ではないだろうか。技術的にもすごく難しい曲だと思うが、ピアノのテクニックを誇示するようなフレーズよりもオーケストラとともに哀愁漂うメロディを奏でるところが最高に良い。

ギレリスとライナーの演奏は最初から最後まで緩みや間延びしたところが一点もない非常に硬派なもの。ギレリスのピアノは速めのテンポでこの大曲を一気に弾ききっている。技術的に最盛期の頃の演奏だけに胸のすく切れ味の良さだ。

第三楽章のチェロの独奏は当時、シカゴ響の首席奏者だったシュタルケルが務めている。さすがにとても美しい演奏だ。
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