ブラームス交響曲第2番 : ベルグルンド

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パーヴォ・ベルグルンドはシベリウスの交響曲全集を3回も録音したほどのシベリウスの大家。そのベルグルンドがヨーロッパ室内管弦楽団を指揮して録音したブラームス交響曲全集からの一枚。小規模オーケストラによって演奏されるブラームスの交響曲を聴いたことがなかったので購入してみた。3枚組みで1500円という価格も魅力。

曲順に聴いているが、1番はオーケストラが小さいことですっきりした見通しの良い演奏であるものの、曲のスケールとのマッチングが正直あまり良いと思わなかった。解釈もストレートなのでなおさらもう少しコクのようなものが欲しくなる。

一方、この2番は1番で違和感を感じてしまった欠点がすべて長所になったような素敵な演奏。溌剌として軽快な演奏だが盛り上がりにも事欠かない。全体として清潔でさわやかな演奏だ。モーツァルトからベートーヴェンの初期交響曲のずっと延長線上にこの曲を位置づけて演奏したような感じ。

2000年のバーデンバーデン音楽祭でのライブ録音。ライブ録音とはいえ聴衆の気配は感じない。少し乾いた冬の日の澄んだ空気のような透明感のある録音で、演奏を引き立てている。
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