モーツァルト交響曲第40番、第41番 : マッケラス

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テラークレーベルのCDは本国では現役盤として入手可能なものであってもHMVや日本のアマゾンでは廃盤状態のものが多い。だからといってAmazon.comでオーダーするのも送料が馬鹿らしいし…。ということでHMVで取り寄せ可能なもののうち気になるものはダメもとでけっこうどんどん注文している。すると今回のこのCDのように実際、取り寄せられたものが忘れた頃に届く。不便といえば不便だが、予想外の贈り物みたいでうれしかったりする。

マッケラスのモーツァルトは数種類あり、スコットランド室内管弦楽団との最新の演奏は評判も上々のようである。テラーク作製のCDは80年代終わりにプラハ室内管弦楽団と録音したもの。10枚組の全集になっており、こちらは今日現在在庫ありだ。10枚で3,000円台なので初期物を含めてモーツァルトの交響曲が好きならこっちの方がお得。そこまでではない私が買ったのは2曲入りの1枚物で800円だった。

演奏はとても魅力的。モダンオーケストラだが古楽器風にスピーディでキレの良いフレージング。40番は一昔前の感傷的な演奏とは無縁で颯爽とした演奏だが、むしろこの方が曲自体の良さを教えてくれる。通奏低音にチェンバロが入っているのが隠し味的にアクセントとなっていて良い。

41番は40番よりさらに聴き応えがある。とても活力に溢れた演奏。硬い音で響くティンパニとこちらも通奏低音に追加されたチェンバロが快適なリズムを支えている。ホールトーンが豊かに入っているので演奏の切れ味からするとちょっとほんわりした録音なのだが弦楽器の音は透き通るようで爽やかだ。繰り返しの入る終楽章まで一気に緩みなく駆け抜ける。これはとっても良い演奏だ。
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