レコードプレーヤーの試聴

名古屋に本店のあるハイファイ堂というオーディオショップが東京駅の大丸に支店を出した。デパートにオーディオ専門店が店を出すのはこのご時世非常に珍しいことではないか?正式なオープンは今日かららしいのだが、金曜日からプレオープンしていたようだ。昨日は休日出勤だったのだが、タイミングよく東京駅を通過したのでちょっと立ち寄ってみた。

ハイファイ堂というお店はネットでずいぶん前から知っていて名古屋の大須にあるお店は一度覗いたことがある。ここは新品もあるもののほぼ中古専門といって良いショップで特に年代物のオーディオの品揃えが豊富だ。お店で手を入れて2年保証で販売しているものも多い。もちろん、今回の僕のお目当てはレコードプレーヤー。80年代前後の国産中級プレーヤーをきれいに手直しして保証をつけた製品が4~5万円くらいで売られている。

オークションで手に入れたり、ハードオフみたいなところで掘り出し物を手に入れるよりははるかに高いが、現行品の新品よりは安い。前者はちゃんと動くか心配だし、後者に比べると全盛期の製品であるだけに当時の定価と今の定価が同じもので比較すれば古いものの方が物量が投資されていそうだ。なかなかよく考えられた値付けである。

お店は時計や宝石といった趣味のものと同じフロアにあり、大丸店は特にアナログに力を入れているようだ。小さい構えで数はないが、試聴可能な機器のセットいずれもプレーヤーはアナログだった。

ちょっと奥まった半個室の中でマランツの真空管アンプとタンノイのスピーカーといういかにもな組み合わせでトリオのKP-880Dというプレーヤーを聴かせていただいた。お値段49,800円。ダストカバー、シェル、カートリッジが新品で、2年保証が付いている。曲はアルヒーフレーベルのバッハ。

ほんの少しの時間しか居られなかったので断言はできないのだが、少なくともこの組み合わせで聴く限り、思ったような音ではなかった…。とは言うもののお店の人も仰っていたが、カートリッジ、フォノイコ、アンプ、スピーカーの組み合わせで音はぜんぜん変わるだろう。何より久しぶりに目の前で回転するプレーヤーを見るのは何かホッとするような瞬間だった。

お店には他にもJBLの4344やヤマハのNS1000M、アンプも古めのマッキン、山水、マークレヴィンソンなどが並んでいる。70年代~80年代にオーディオに憧れていつかは自分もと思っていた世代をターゲットにしているのだろう。僕が試聴している間にも同じ年代のご夫婦がNS1000MとパイオニアのPL50Lの組み合わせで楽しそうに音楽を聴いていた。

これからレコードを楽しむならやっぱりこうした憧れの機材でのんびり聴くのが正解かなあ。と思いながらお店を後にしました。
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懐かしいメーカー名

こんばんは。

東京駅の大丸に支店とは、家賃が高そうな立地ですね。
やはり団塊の世代の定年退職者層をターゲットにしているのでしょうか。

ヤマハのNS1000M、JBL4344、トリオ、山水など、いやぁー、実に懐かしいです。(^^)

かって憧れていた往年の名器を中古で揃えて聴くのも何か良い感じですね。

レコードプレーヤーは聴くまでにひと手間掛かる分、美味しさもひとしお。
豆を挽いてから飲む珈琲みたいですね。(^^)

こんばんは。

akifuyu102さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

そうなんですよ。まさか大丸に店を出すとは。もともと秋葉原にもありますが、東京に本格進出でしょうか。
団塊の世代もターゲットだと思いますが、土曜日のお客さんは30代、40代がメインという感じでした。

実機を見ると往年の名器、やっぱり物としての魅力大ですね。スマートじゃないところが良いです。

レコードがCDに変わった時にはその利便性に拍手喝さいしたのですが、便利になれば不便だった頃が懐かしいようで。本当にわがままなもんです。
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