ルスランとリュドミラ序曲 : ムラヴィンスキー

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以前ショスタコーヴィチの交響曲第6番を取り上げたムラヴィンスキーのモスクワライブ。2枚組みのSACDの1枚目が71年、2枚目が65年のライブ録音であり、後者の1曲目を飾るのが「ルスランとリュドミュラ序曲」である。

コンサートのアンコール曲として、あるいは、オーケストラのショーピースとしてよく取り上げられる有名な小品だが、ムラヴィンスキー/レニングラードの演奏はもう凄いの一言。参りました。

猛烈に速いテンポだが、どの楽器もすべてのフレーズを完璧にきちんと最後の音まで演奏している。当たり前のようだが、特に速いパッセージではテンポについていけず楽譜の指示どおり弾けずにごまかしてしまうような演奏になりがち。同じロシアの演奏で同じようにテンポの速いゲルギエフ/マリインスキーの演奏がYouTubeで観れるが、どこかぎこちない瞬間がある。チェロの歌い方もムラヴィンスキー/レニングラードに比べるとずいぶん浅い。とにかく圧巻の演奏だ。

加えてこの録音、ムラヴィンスキーの演奏記録としては奇跡的に鮮明な録音である。「ソ連としては」というレベルではなく、この年代の録音ではかなり上質な録音だ。(たとえば同時代のCBS録音よりはるかに良い。)このクオリティでムラヴィンスキーのすべての演奏が残っていたらどんなに良かっただろうか。。。
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こんばんは。

ばけぺんさん、こんばんは。(^^)

ムラヴィンスキー/レニングラードの第2主題のチェロはかなり凄そうだなぁ。

私はルスランとリュドミラ序曲はオーマンディ/フィラデルフィアで持っています。
この曲は第1主題の軽快で華麗なところ、第2主題の低音部が朗々と歌うところが好きですね。

ムラヴィンスキー/レニングラードの演奏盤はプレミアですね。amazonの中古品でも高いです。図書館にも無かったです。残念!

おはようございます。

akifuyu102さん、おはようございます。コメントありがとうございます。

音はCDほど鮮明ではありませんが、この演奏、YouTubeで聴けます。「ムラヴィンスキー」、「ルスランとリュドミラ序曲」で検索するといくつかの演奏が見つかると思います。ここで聴いている65年録音もありますよ!雰囲気は十分つかめると思うのでぜひ聴いてみてください。
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