アナログの楽しさ

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(画像は「オーディオ回顧録」さんからお借りしました。)

ビクターのQL-A7が到着して以来、僕のオーディオはアナログ一色だ。レコードを聴くのがこんなに楽しいとは。昔、アナログを満喫していて今はデジタルになっている方はもちろん、僕みたいにアナログをかじっただけ、あるいはまったく触ったこともない人にもプレーヤーを買ってレコードを聴いてみることを自信を持ってお薦めしたい。最初は高級なカートリッジなんていらない。ある程度しっかりしたプレーヤーを固い土台に置くことができれば、CDで聴く音とは一味違う強くて温かい音が聞こえるはずだ。

僕が今、使っているカートリッジはオーディオテクニカのAT-F7というモデル。実売20,000円を切るMCカートリッジとしては最廉価クラスのものだ。アナログ上級者の方には笑われるかも知れないが、これでも十二分に高音質。それどころか実売半額のオルトフォン2M RedというMMカートリッジで聴いてもぜんぜんOKだ。デジタルの世界と比較してアナログの世界は悪い音→良い音という変化だけでなく、音色や音の目指す方向が違うことによる音自体の変化の度合いがとても大きい。この二つのカートリッジの音を比較して半額の後者の方が好みの音だと言う人がいても不思議でもなんでもない。解像力やSN比を極めるのではなく、もっと個性を楽しめるところがアナログの長所だと思う。

この音の変化が激しいというところがオーディオ好きにはまたたまらない。CDやSACDでもDACやクロック、それにケーブルやインシュレーターで音は確かに変わるが、アナログの音の変化に比べると変化量はわずかだ。瞬間的にスイッチを切り替えるような比較でもしないと変化がわからないことも多々ある。他方、カートリッジを替えたり、もっと微妙な針圧の調整でもアナログは音が変わる。あんまりころころ音が変わるので神経質に突き詰めようとするとノイローゼになりかねない。リラックスしていい加減に音を楽しむのがアナログの楽しみ方だと思う。これって音楽という漢字そのものではないか。

目下の悩みは欲しいものがありすぎること。何でもすぐ欲しくなってしまうのは昔から変わらないのだが、レコード関係のアクセサリーというのは今でも無数にあってしかも数百円から数千円で手に入るものが結構たくさんある。アナログ最盛期には相当裾野の広い産業だっただろうと思う。古いセミオートプレーヤーなので幸か不幸かプレーヤーに備えついたケーブル類やトーンアームの交換はできないのだが、すでに47研究所の豚皮ターンテーブルシート、オーディオテクニカのスタビライザー、オヤイデのカートリッジシェル、二つのカートリッジ、水準器、デジタル針圧系に加えクリーニンググッズを数々買ってしまった。

休みが明けたら頑張って仕事しなくちゃだ。
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こんばんは。

ビクターのレコードプレーヤ、中々かっこいいですね。

確かにアナログ機器の方が機器の違いによる音の変化量は
大きいですね。言われて見れば「その変化」こそが楽しみであり、
オーディオと言うものの醍醐味なんですよね。
暫くはその感覚が味わえそうですね。(^^)

こんばんは。

akifuyu102さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

そうなんですよ。これ、2万円弱で購入したのですが、実物は写真よりイケてます。

オーディオの楽しみにはまりすぎると音楽を聴いているのかオーティオテストしているのかわからなくなってしまうので危険極まりないのですが、今のところ機械いじりを楽しみながら充実した音楽生活を送れています。音楽を聴くのが楽しいところが何よりレコードの良いところですね。
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