ベートーヴェン交響曲第5番 : クライバー

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引き続き「福袋」からクライバー/ウィーンフィルの「運命」を聴いた。超有名曲の超有名盤だが久しぶりに聴いてみるとやはり凄い演奏だ。74年の録音でクライバーによる初めての交響曲録音。福袋に入っていたLPは75年の製造だが、黒田恭一さんの解説を読んでもまだまだクライバーの演奏が一般的になる前のことだとわかる。もう40年も前の演奏になるが、今に至るまでこの演奏より瑞々しく、活力に富んだ「運命」は聴いたことがない。

最初の「ジャジャジャジャーン」から絶妙のリズム感だ。基本のテンポは速めなのに呼吸が浅いところがまったくない。一つ一つのフレーズをきちんと演奏しているのにこのテンポ、このリズムで進められるのが凄いと思う。セッション録音なのにライブ演奏のような躍動感も良い。ウィーンフィルも素晴らしい。とにかく凄いとしか言いようがない。

ジャケット写真はCDのものなので5番と7番の組み合わせになっているが、LPは同一デザインのジャケットで5番のみの収録。これも国内盤で帯がついていたのだが曲名の横に「クライバー、このしたたかな男」と書いてある(笑)。誰がどういう意図でこんなコピーを考えたのだろうか?
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おはようございます。

ばけぺんさん、おはようございます。

LPレコード時代の後半の1970年代は名盤が多いですね。その頃は音質も凄く良いものが出ていたような記憶があります。

私は最近は運命をパーヴォ・ヤルヴィで聴いています。なかなか新鮮な演奏ですよ。(http://akifuyu102.blog.fc2.com/blog-entry-101.html

アハハ(^^) 昔のLPジャケットの帯は大胆な表現ですね。「このしたたかな男」ですか、どうとれば良いのでしょうね。(^^) 

こんばんは。

akifuyu102さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

アナログ最盛期というか最後の70年代は確かに名盤揃いですね。振り返ると、カラヤン、バーンスタイン、ショルティ、ハイティンク等々各レコード会社のエース指揮者も最盛期ですし、今から考えると錚々たる面々が次々録音していた良い時代だったと思います。

なるほど、ヤルヴィの演奏はきっと清新な演奏でしょうね。クライバーの演奏は颯爽としていますが楽器もオーケストラも伝統的なスタイルのままですが、古楽器の洗礼後のモダンオーケストラによるベートーヴェンもまた違った良さがありますね。

帯のコピーには思わず笑いました。おそらくコピーライターの方もクライバーのことを良く知らなかったのではないかと思います。それともデビュー2作目がいきなり「運命」だったからでしょうか?
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