チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番 : リヒテル/カラヤン

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「福袋」LPから今日聴いたのはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。これもまた超有名なリヒテル/カラヤンの共演盤。私がクラシックを聴き始めた頃には定番中の定番で「カラヤンとリヒテルが火花を散らす」とか「がっぷり四つの組み合わせ」とか言われていた。

この演奏を聴くのは実に久しぶり。というかこの曲をじっくり聴くのも久しぶりだった。以前はホロヴィッツ/トスカニーニとかアルゲリッチ/コンドラシンみたいな技術の極限のような演奏が好みで、リヒテル/カラヤン盤は鈍重と感じていたのだが、今回聴いてみてリヒテルの強靭かつ繊細なピアノにもバックのカラヤンにも感心しきり。やっぱりこの二人が揃うと凄いなという感じ。

今まで気にも留めていなかったが、オーケストラがウィーン響というのも考えてみれば貴重だ。カラヤンは40~50年代にかけてウィーン響と頻繁にコンサートを開いていたようだが、ステレオの正規録音は非常に少ないのではなかろうか。この録音は62年なのでDGから出ている「カラヤン60's」にも収録されているが、82枚のうちベルリンフィル以外の録音はこの一枚のみ。リヒテルとの契約上の問題でもあったのだろうか、ちょっと不思議である。

古い録音だが演奏の凄みを伝えるには十分な音質だ。ピアノのエッジが少し丸く音も少し滲むが、それがむしろ良い雰囲気だ。この当たりCD化でどうなっているか聞き比べてみたいレコードだった。
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こんばんは

ばけぺんさん、こんばんは。

リヒテル/カラヤンは私にも懐かしいレコードです。中高生の頃、良く聴いていました。レコード店のお兄さんがその場で聴かせてくれて、超感動して即決で買って帰ったことを40年経った今でも覚えています。なけなしの小遣いを貯めて買ったレコードには色んな思い出がありますね。
それにしても良い「福袋」でしたね。(^^)

こんばんは。

akifuyu102さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

おお、そうですか。このレコードお持ちだったんですね。レコード店のお兄さんが聴かせてくれるなんて親切ですね。私の場合、CDと違ってお店でレコードを聴かせてもらった記憶がないです。お店が選んだレコードが流れているだけでした。

久しぶりに聴くと実に良い演奏です。一つ一つの音に力が凝縮されている感じでした。

「福袋」、満足しています。ただし、ここでは良かった演奏を紹介しているので…。すべて素晴らしいという訳でもないです(笑)。
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