ベートーヴェン交響曲第1番、第4番 : バーンスタイン

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いつものディスクユニオンでバーンスタイン/ウィーンフィルのベートーヴェン交響曲全集を購入。立派な紙ジャケットだが内側にシミがあり、LP8枚組み800円だった。盤面に問題ないし、この値段なら買うでしょ。

77年から79年までの録音だが、この年代では珍しい(と思う。)ライブ録音。アナログ最盛期の録音だけに音は良い。ニューヨーク時代のバーンスタインにベートーヴェンのイメージはあまりないが、ヨーロッパでの活躍が増えて以降はベートーヴェンやブラームスの演奏にも風格が漂う。この全集は特に評価が高く、確か日本でもアカデミー賞を取ったはず。

度重なる値下げで安くなってからCDでもこの全集を買おうかと思ったことがあるが、結局買わず仕舞い。実際、聴いたことがあるのは1番以外の奇数番号のみだった。

全集の一枚目の曲目は1番と4番。両方とも今日、初めて聴く。

1番も4番もウィーンフィルの重厚な音色を十二分に引き出した立派な演奏である。(曲想はともかく)1番は、ハイドン、モーツァルトから連なる曲というより、ブラームス、ブルックナーに続いていく交響曲の王道の始発点という感じの演奏だ。もちろん、例えばムラヴィンスキーのそれのような厳しさはなくゆったりふくよかな演奏である。でも悪くない。個人的には(スリム化しすぎて針金みたいな)出来の悪い古楽器演奏よりもずっと好きだ。

4番もクライバーやムラヴィンスキーのような天才的な切れ味の演奏とは違ってリラックスした演奏である。モダンオーケストラの力を最大限生かして伝統的な演奏が聴ける。安心して身を任せられる名演である。
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