YAMAHA HA-1

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2000年代後半に製造されたDA-7050Tが壊れたにもかかわらず、懲りずに70年代終盤に製造された電気製品を買った。アナログ全盛期に製造されたYAMAHAのHA-1。フォノイコライザーの前段に使うMCヘッドアンプ。

YAMAHAのオーディオ製品特有の直線的なデザイン。電源スイッチレバーも入力選択のつまみも昔懐かしい。YAMAHAは最近ピュアオーディオ製品を積極的に販売していてデザインも先祖帰りしているが、ご先祖様の方がスタイリッシュだと思う。細長いデザインで小さいが塊感があって良い佇まいである。この時代のものだから直出しの電源コードは例えばオーブントースターの電源コードと変わらない細くて頼りないものだし、入出力の端子もごく普通。

KP1100にはMCカートリッジ、QL-A7にはMMカートリッジを付けていたが、オルトフォンのMCカートリッジの一部が生産完了に伴い特価になったのでMC30Wを購入し、KP1100に付けた。交換したAT-F7をQL-A7に装着してV-LA1で聴くためにはトランスかヘッドアンプが必要になる。すでにトランスは持っているのでヘッドアンプの音も聴いてみたいと思って探していたところ見つけたのがHA-1だ。同じ店にLuxmanのCX-1も並んでいて外観はこちらの方が綺麗だったが、入力インピーダンスを切り替えられるHA-1と比べ、CX-1は利得しか切り替えられないので前者を選んだ。

早速繋いでみる。トランスを入れるのと同様、ヘッドアンプを入れてアンプのフォノポジションを選択する場合、ノイズフロアは十分低い。現在修理中のLHH-P700にせよ自宅試聴したNagraのBPSにせよ我が家の環境では残留ノイズの大きさが気になったのだが、こうなると単体のMCフォノイコライザーは不要かもしれない。MM専用フォノイコライザーか、選択可能であればアンプにMM入力カードを足せば十分かも。

AT-F7の内部インピーダンスは12Ω、ヘッドアンプの推奨負荷抵抗は100Ω以上とされている。他方、HA-1の入力インピーダンスは10Ωと40Ωの切り替え式。どちらにしても完全なマッチングとは行かないので耳で確かめるしかない。まず10Ωで接続してみる。

非常にスッキリとした見通しの良い音だ。比較するとトランスの方が厚みが出るが(たぶんそのせいで)高音域がどこかスッキリ抜けきらない。加えてAT-F7+HA-1+V-LA1の音はけっこう美音系だ。解像感を少し緩めて聴き疲れのしない音が出てくる。

ついで40Ωで接続する。この場合、利得が大きく下がるのでV-LA1のヴォリュームをかなり上げないと同じ音量にならない。ロー出し、ハイ受けを基本とすればこちらの接続の方が良いと思うのだが現実はそうでもなく、聴感上10Ωの方が好ましいのでしばらくは10Ωで接続してみることにしよう。
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