モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第3番、第5番 : ズーカーマン

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モーツァルトのヴァイオリン協奏曲、それも3番と5番と言えば有名曲なので名演奏は枚挙に暇がない。と思うのだが、今までこの曲を真剣に聴いたことがなかった。

世評にはグリュミオー、オイストラフ、クレーメル、ムターなどが名高いようだし、よく承知しないのだが、最近では古楽器演奏でも良い演奏があるようだ。そんな中、ネット上ではほとんど評価されていないズーカーマンの弾き振り盤のレコードを聴いた。発掘LPの中にひっそりとこのレコードがあったので。

手持ちのLPにはまったくデータが載っていないので調べてみると82年の録音らしい。デジタル録音である。ズーカーマンがヴァイオリンと指揮でセント・ポール室内管弦楽団の演奏。ズーカーマンがこのオーケストラの指揮者を務めていた頃の演奏だろうか。

どんなものかなと思って針を落としてみたが、3番の冒頭部分を聴いただけでこのレコードは気に入った。ズーカーマンらしいちょっと線の太い暖かめのヴァイオリン独奏に、これまたおおらかなオーケストラの音が重なる。(聴いたことがないのであくまで想像だが)グリュミオーの美音もオイストラフのスケールもクレーメルの切れ味もないものの、リラックスしてモーツァルトの天才を聴くにはちょうど良い感じ。

5番は曲自体がさらに面白いし、ズーカーマンのソロものびのびとしていてとても良い。楽しい演奏だ。
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