シューベルト弦楽五重奏曲 : スメタナ弦楽四重奏団/サドロ

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シューベルトの弦楽五重奏曲は作曲者が世を去った年に作曲されているので最晩年の曲ということになるが、その時シューベルトわずか31歳。30代になったばかりの青年の曲とは思えない深みのある曲だ。室内楽曲全体に疎いが、この曲は例外的に若い頃から大好きである。

いつものようにディスクユニオンの500円以下コーナーで中古LPを発見した。スメタナ弦楽四重奏団はもちろん知っていたがサドロというチェリストは知らなかった。ライナーノーツで同じチェコの演奏家と知る。プラハの音楽院で教授をしている(していた?)らしい。

この曲の場合、チェロ2人というのがやはり肝で、ここにスター演奏家を呼ぶタイプの演奏もあるが、四重奏+ソリストといった感じになるとあまり芳しくない。サドロ氏がどのくらいチェコでスター奏者なのか皆目検討つかないのだが、仕上がりはスメタナ五重奏団という感じで完璧なマッチングである。いつも一緒に演奏しているのではないか、というくらい違和感がない。

全体的に清潔感溢れる演奏だ。スッキリとしているが冷たくない。きびきびとして清々しい。第2楽章なんてかなり早めのテンポだが、とても美しい。総じて意味ありげに重たく弾いたりしないところが良い。

録音は少し軽めだが演奏スタイルに合っていると思う。とても良い演奏である。
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こんばんは。

ばけぺんさんが珍しく室内楽曲を取り上げておられたのと
シューベルトの最晩年の曲ということで、とても興味を持ちました。

早速、図書館のデータベースにあった「エマーソン弦楽四重奏団」と
ロストロポーヴィチ(チェロ)のCDを予約。

私もかなり室内楽曲には疎いのです。
こう言う機会には是非、聴いておこうと思います。(^^)

すごく良い曲です。

akifuyu102さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

コメント拝見して、また聴いてみたくなったので、今一度スメタナ四重奏団のレコードをかけてます。何度聴いても本当に良い曲です。

ご予約されたエマーソン+ロストロポーヴィチの演奏は聴いたことがありませんが、ロストロポーヴィチは以前もメロスカルテットとこの曲を録音していますし、きっと得意曲なのではないかと思います。ぜひ、じっくりお聴きになって感想を教えてください。
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