ストラヴィンスキー「春の祭典」 : バーンスタイン

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バーンスタインによる「春の祭典」最初の録音。

先日聞いたMTTやアバドの演奏に比べるとリズムの処理がイマイチで時々つまづきそうになるが、なんとも熱い演奏である。多少、縦の線が狂っても気にせず前へ前へと進む。オーケストラ全体に力が漲っている。ヨーロッパのオーケストラとはまた一味違う重々しさと暗さを伴ったNYPの響きがおどろおどろしくてなかなか良い。ティンパニが終始力いっぱい大活躍なのがちょっと微笑ましい。まだ、この曲が現代音楽だった時代のやる気を感じる。

全体を通じ、バーンスタインの思い入れたっぷりの演出でオリジナルのバレエ音楽ではなく標題音楽としてとても面白く聴ける。こうした曲は巨匠としてヨーロッパで活躍した晩年より圧倒的に若い頃の演奏の方が良い。

58年の録音なので半世紀以上前の録音だが音はとても鮮明。ステレオ初期であるせいかステレオ感を強調するような左右の楽器の振り分けである。久しぶりに新盤のLPを購入したが、価格はCDの2倍以上した(苦笑)。

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