ブルックナー交響曲第5番 : アーノンクール

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今日最後の棚卸はアーノンクール/ウィーンフィルのブルックナー第5番。この組み合わせの第9番の演奏が録音を含めてかなり良かったので期待して購入したSACD。神保町のディスクユニオンで新品が捨て値で売られていた。ラッキーであった。

9番には付録としてアーノンクールの解説付きで4楽章の演奏が収められていたが、こちらは本番の演奏と同じくらいの長さでリハーサルが収められている。このシリーズ、ずいぶんサービスが良い。

9番でもそうだったがここでのアーノンクールの解釈は至極まっとうである。ハース版+ノヴァーク版+ノヴァーク改定版といういかにも理屈っぽい版の選択だが聴いててほとんど気にならない。(と思う。もしかしたら「ながら」聴きだったからかもしれない。)

終始安心して聴いていられる演奏だ。ヴァントの演奏に比べてもティンパニは効果的に使われており、合わせて低弦に弾力と力を感じるバランスである。全体の録音バランスはヴァント盤よりこちらの方が良い。とはいえ、オーケストラもホールも違うので録音そのものの問題ではないかもしれない。

終楽章、最後の盛り上がりは非常に良い。ティンパニが盛大に下支えする中、少しずつ減速しながら大きなフィナーレを作る。外連味があって個人的には好きな演奏である。大変満足の一枚だった。
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