R=コルサコフ「シェエラザード」 : 小澤

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小澤征爾指揮の「シェエラザード」は三種類あるが、ボストン響との録音はこの1回のみ。最初はCSOと、今のところ最後の録音はVPOとの演奏である。

このLPはジャケットを見て即購入決定。写真はちょっと色褪せてしまっているが、実際は空の濃い青と建物のレンガ色がとても良い感じだ。

「シェエラザード」は有名曲なのでたくさんの演奏が手に入る。管弦楽法の先生が書いただけあって曲の出来が素晴らしいので、個人的にはすごくがっかりした経験がない一方、忘れがたいような印象を受けた演奏もほとんどない。あえて一枚挙げるとすればコンドラシン/コンセルトヘボウは記憶に残っている。

小澤/ボストン響の演奏は非常に整ったどちらかというと端正な演奏だ。端正といっても、この頃のこのコンビの良いところ全開の演奏である。クリスプでリズミカル。ロシア系の重戦車みたいな演奏とは対極に位置する。磨き抜かれた美音を聴かせてくれるが、整形美容的美しさではなく自然で健康的な美しさである。

ホールエコー少なめの録音だが、演奏の良さを伝えるに十分のクオリティ。名盤。
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シェエラザードは大好きです

こんばんは。
「シェエラザード」は一度聴いただけで私のお気に入りになった曲です。
オリエンタルな雰囲気が漂うメロディや、色彩感。それにストーリー性があり
ドラマチックですね。何度聴いても飽きることがない大好きな曲です。
コンドラシンや小澤さんの演奏も聴いてみたくなりました。

おはようございます

実は車で、小澤/CSO盤を愛聴しています。CDでも発売されていますね。興味深い感想で、なかなかこちらも手が伸びそうです。唯一聴いていないのがこの盤なのです。
ちなみにVPOとのライヴ盤は録音が嫌いで売ってしましました(笑)

akifuyu102さん、おはようございます。

おはようございます。コメントありがとうございました。

この曲は本当に名曲ですねえ。色彩豊かだし、メロディは綺麗だし。いつ聴いても引き込まれます。小澤さんのこの年代の録音はハズレなしだと思います。

引っ越し時に行方不明になって以来、コンドラシンの演奏は久しく聴いていないので、また買って聴いてみようと思ってます。

sankichi1689さん、おはようございます。

おはようございます。コメントありがとうございました。

私はシカゴとの演奏を聴いていないので、そちらに大いに興味が湧きました。VPOとの録音は私もピンとこなかったです。

BSOとの録音はリマスタリングされているようですが、人によってはお気に召さないようです。可能ならCD化初期盤を手に入れる方が音が良さそうです。
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