Shelter Model 7000

L1010914 (2)

Shelterというメーカーもその製品もつい最近まで知らなかった。ウエブサイトを見ると住所が取手となっているので、日本の会社である。いつ頃からアナログ製品の販売を始めたのであろうか。

このカートリッジは中古で購入したが、針交換済なので実質新品に近い。前の持ち主の方がなぜ針交換したばかりのカートリッジを売ったのか計りかねるが、こちらにとってはありがたい限り。なにせ新品は16万円もするのだ。おいそれと買える製品ではない。機材を入れ替えした時に結果として物々交換となった品物の中の一つである。

最初はRigid Floatに付けて聴いたのだが、一聴して驚いた。透明で解像度が高く情報量がものすごく多い。それでいてエッジが立ち過ぎないので、耳にすっと入ってくる音である。昔のキャノンの1.2Lのような、非常に良くできた明るい標準レンズみたいなカートリッジだ。オールラウンダーとして何でも聴けるカートリッジだと思う。0.55mvと出力が大きいのにこれだけストレスのない透明な音が出せるというのはすごい技術だと思う。

このModel 7000を聴いてから他のカートリッジに交換すると良くも悪くもそれぞれがハッキリとした個性を持っていることがわかる。もちろん、そうした個性を楽しむのがアナログの大きな楽しみだから何の問題もない。標準レンズだけでなく望遠レンズや広角レンズが必要なのと同じことだと思う。それに聞き手一人一人の常用域は違うものなので、私にとっての標準レンズが他の人にとっては特殊用途のみにしか使えないこともあると思う。

Rigid Floatには製作者おすすめと聞くDl-103を付けることにしたので、現在、Model 7000はSPUと付け替えで別のアームに装着している。このカートリッジの推奨針圧はそれほど高くないが、どうやらしっかりとした重たいシェルの方が良い音で鳴る。自重に加えシェルの重さでそこそこの重さになるのでアームもがっしりしたものの方が合いそうだ。

超弩級クラスのカートリッジを聴いたことはないが、普通の部屋で普通にレコード鑑賞するためにこれ以上良い音が必要なのだろうかと思うくらいクオリティの高いカートリッジだ。
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ばけぺんさん、こんにちは。

高級Hi-Fi機器の名称が目白押しでめまいがしそうですよ。(*^_^*)
高級食材を使って毎日レシピを変えて楽しんでいるよう。
機材をいじっている時が一番幸せそうですね。本当にオーディオって一生付き合える良い趣味ですね。

akifuyu102さん、こんにちは。

こんにちは。コメントありがとうございました。

いやあ、お金使いすぎ買い過ぎですよね。やってしまってます。。。ひと昔前なら近所のオーディオショップで新品購入するしかなかったものが世界中から取り寄せられるものですから。便利になったと同時に危険極まりないです。

前からオーディオは好きでしたが、アナログの楽しさは段違いですねえ。音が変わるのも楽しいのですが、プレーヤーとアームのメカメカしさ、カートリッジの精密感、もう弄っているだけでどんどん時間が過ぎてしまいます。気をつけないと引きこもりそうです(笑)。

ただ、肝心なのはそうした世界の銘品を使って音楽を聴くことなので、そこを見失わないようにしようとは思ってます。あきれずにブログ見ていただいて感謝しております。
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