FUTURE SHOCK : ハービー・ハンコック

514q6XqgULL.jpg

今日は仙台に出張。彼の地はちょうど桜が満開だった。見事な青空の下、満開の桜はなんとも美しく、カメラを持って行けば良かったとちょっと後悔した。まあ、持っていったとしても商談のみでトンボ返りだったのでゆっくり写真を撮る時間もなかったか。

直帰だったのでいつもよりかなり早く帰宅できた。今日はなんとなくクラシックという雰囲気ではなく取り出したのがこのFUTURE SHOCK。83年のリリース。A面1曲目のRock Itから猛烈に格好いい。ジャズに分類されているが、そういうジャンル分けが馬鹿らしくなるような、クラシックでジャズでロックなアルバムだと思う。なんといっても、もういい年のうちの母親が隣の部屋からわざわざ覗きに来てタイトルを聞いていったくらいだ。老若男女問わず魅了する名盤である。

この曲、オーディオ的にもとっても楽しめる。録音も凝ってていろんな音源があちこちから聞こえてくるが、そうした細かい音の解像もさることながら、ベースとドラムのビート感が伝わってくるかどうかがもっと大事だ。個人的には、Rock Itも良いが、B面2曲目、AUTODRIVEが一番好きである。

このLPをAT-50anvで聴くとまるでリマスタリングしたみたいにシャンとした音がする。ヴェールをはぎ取ったような鮮烈な音だ。うーん、さすがに高いだけのことはある。オーディオ的醍醐味はすごい。どちらかというとハイ上がりで中低音は抑制が効いている。以前、CDも所有していたことがあるが、記憶ではここまでクリーンで鮮明な印象はない。

このレコードで試してみたかったのはもう一つのカートリッジ。SHUREのV15という王様のようなMMカートリッジがあり私も欲しいのだがオークションで負けまくり、いまだ入手できない。代わりにハードオフで針むき出しで転がっていたのがこれ。

L1010921 (4)

Stantonの881Sというカートリッジである。このカートリッジのことは仙人のショップのウエブサイトで知った。そこには「珍品、入手困難」と書いてあったのだが、その割には地元のハードオフに15,000円で転がっていた。。。写真にも写っているがブラシ付きの針部分はケースが歪んでいるし、見た目はボロボロである。ハードオフの保証では一番下の10日返金保証しか付かない。ちなみにこのブラシの付いているMMカートリッジは中高生の頃、憧れだったので、その意味では30年越しの夢が叶った。

早速、聴いてみたのだが、いやはや全然違う音楽が聴こえてくる。高音域は見事に引っ込み、その分、中低音の迫力がすごい。さっきまでのハイレゾ風サウンドは消えてなくなり、太くて黒い音楽が展開する。オーディオ的には完敗でも音楽的にはこっちの方がこのLPに合っている。

このカートリッジ、82年頃の製品なので、83年リリースのこの録音にはベストマッチングの時代の音なのかもしれない。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ばけぺん

Author:ばけぺん

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Since 3/28/2013
検索フォーム
リンク