ヴェルディ序曲集 : アバド

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まだまだ若々しいアバドが写ったジャケット写真に惹かれて購入したアルバム。その隣にはカラヤン/BPOのヴェルディ序曲・前奏曲集もあったので合わせて購入した。それぞれ70年代の録音。

アバドはイタリア人なのに、ヴェルディは演奏したがプッチーニは頑なに演奏しなかった。よくそれでミラノ・スカラ座の音楽監督が務まったと思うが、この、いかにも好きな曲しか演奏しないところがまたアバドの良いところだ。

このアルバム、「アイーダ」が収められているが、通常よく演奏される前奏曲ではなく序曲が録音されている。もともとヴェルディ本人が作った曲だそうだが、リハーサルの段階で取り下げられて存命中は演奏されることがなく、20世紀半ばになってから演奏されたということだ。この録音が世界初録音らしい。曲は前奏曲の出だしに加えてオペラの主要な動機というか主題が次々と聴こえてきて、本当に短く切り詰めたダイジェスト版のような音楽である。前奏曲の倍以上の長さがある。初めて聴いたが、面白いと思う一方、少し間延びして緊張感に欠ける気がする。演奏は完璧だが。

アバド/ロンドン響の演奏はこの曲も含め、躍動感に溢れていてワクワクするような音楽をつくっている。推進力があってしなやかでメロディはよく歌う。いや、素晴らしい。

カラヤン盤との比較が楽しみだ。

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ヴェルディ/アバド いいですね~。

ぺけログさん、ばけぺんさん、おはようございます。
お名前を間違えておりました。大変失礼をいたしました。(-_-;)

私はヴェルディの「運命の力」序曲が好きです。序奏後のフルート、オーボエ、クラリネットが奏でる旋律が良いですね。確かにカラヤン/BPOとの比較は面白そうですね。
アバドの18番はヴェルディだとも言われていますし、なので、早速Amazonに注文しちゃいました(^^) アバドの生誕80年(2013年時)を記念した名盤シリーズとして昨年6月26日に発売されたベルリン・フィル版です。

おはようございます。

akifuyu102さん、おはようございます。コメントありがとうございました。

「運命の力」良いです。ヴェルディの曲はどれもドラマティックで、短い序曲集でも迫力がありますね。アバドの指揮、きっとご満足いただけると思います。

カラヤン、まだ聴いてませんが、その後、さらにアバド/BPOと聞き比べしてみたいです。
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