ストラヴィンスキー「兵士の物語」: マルケヴィチ

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語り手がジャン・コクトー(ジャケットデザインも。)、悪魔役がアカデミー賞俳優のピーター・ユスティノフ、指揮がイーゴリ・マルケヴィチという豪華メンバーによる「兵士の物語」の定番演奏。

3大バレエ曲作曲後、スイスを訪れた時に第一次世界大戦、ロシア革命が勃発して亡命者となったストラヴィンスキーが作曲したこの曲は、3大バレエ曲と編成も曲想も全く違う。同じ作曲者が書いた曲とは思えないほどの変貌ぶりだ。

この曲を最初に聴いたのは確か高校生の頃で、FM放送だったと思う。レコードではなくライブ演奏だった。語り手の入らない純粋な管弦楽バージョンだったが、兵士の行進曲のどこか滑稽なオープニングを聴いた瞬間から釘づけになった。物語をしっかり読むと意味深なストーリーだが、音楽的には非常に親しみやすい。

マルケヴィチの指揮による合奏にリズミカルかつ表情豊かに合わせるコクトーの語りが素晴らしい。フランス語なので対訳なしには意味不明だが、言葉も演奏の一部として聴いているだけで十分楽しめる。

63年の録音だが音は良い。
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