ホルスト「惑星」 : ボールト

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「惑星」の初演者、サー・エードリアン・ボールトの5回目、最後の録音。高校生の頃、4回目の録音に当たるニュー・フィルハーモニア管弦楽団との演奏を廉価盤で購入したことを思い出す。「惑星」を初めて聴いたのは富田勲さんの編曲版だったが、通常のオーケストラ演奏ではボールト/ニュー・フィルハーモニアが長らく僕のスタンダードだった。

初演者だけにその演奏は評価が高く、ロンドン・フィルとの最新の録音に大いに憧れていたのだが、その後、カラヤン、マゼール、ショルティ、プレヴィン、オーマンディ等々、いろいろな指揮者の演奏を所有する一方、この演奏には縁がなく、今回、中古LPを発見して初めて手元に置くことになった。

初演後60年経った78年の録音なので、ボールトはすでに89歳と高齢だが、演奏からはそれを感じさせない。最初から最後まで堂に入った実に立派な演奏である。火星も木星も天王星もシャンとしたリズムで緩いところは皆無。「惑星」かくあるべしと言わんばかりの正統派の演奏だ。

英国のスピーカーメーカー、KEFとタイ・アップしたという録音はすみずみまで鮮明。名盤だ。
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