チャイコフスキー交響曲第1番「冬の日の幻想」 : ムーティ

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スヴェトラーノフのLPを聴いて以来、「冬の日の幻想」がすっかり好きになってしまった。CDでカラヤンとハイティンクの演奏を持っているが、ここはLPで何か別のものはないかと探していたところ手に入れることができたのがこの演奏。

ムーティとチャイコフスキーというのは個人的にはあまりピンと来ない組み合わせなのだが、70年代にフィルハーモニア管と全集を録音していて、この曲もその中の一枚である。全集中、最初の録音のようだ。75年の録音、オーケストラのクレジットはニューフィルハーモニア管となっている。

冒頭、木管の旋律がスヴェトラーノフと比較してあまりに早いので間違って45回転で演奏したかと思った。まだかなり若い頃の録音でもあるので颯爽として清々しい表現だ。この曲には殊の外合っていると思う。

しかし、良い曲だなあ。チャイコフスキーはこの曲を仕上げるまでの間、厳しい評価を受けたり、自分でも納得いかなかったり、ずいぶん悩んだとどこかで読んだ記憶があるが、そんなこと全然感じさせない。

4楽章通してすべて好きだが、特に第2楽章、木管によって演奏される主題が大好きだ。なんて優しくてはかないメロディなんだろう。

本格的にこの曲を蒐集してみようと思う。

ちなみに録音は良くも悪くもEMIらしいというか、抜けが悪いというかあんまりスッキリとしない。とはいえ、普通に鑑賞するには十分のレベル。
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こんにちは

最近「小ロシア」を聴いて、第一楽章なんかは少しドイツ音楽的な展開で、やはり「冬の日の幻想」の方がのびのびしていて、いいなと思っていたところでした。
また感想を聞かせてください!

こんばんは。

sankichi1689さん、こんばんは。コメントありがとうございました。

「冬の日の幻想」をしっかり聴くまで、チャイコフスキーの交響曲は後期3曲ばっかり聴いてました。「小ロシア」も3番もちゃんと聴いてないのでそのうち聴いてみようと思いますが、まずは「冬の日」を徹底的に聴いてみます。

感想もぼちぼち書いていこうと思います!
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