ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」 : バーンスタイン

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ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」はアメリカを代表する音楽の一つと言える。米国ではいろいろな場面でこの音楽が流れている。僕がアメリカにいた頃は会社の契約の関係でユナイテッド航空ばかり乗っていたが、米国を代表する航空会社の一つであるユナイテッドのコマーシャルも機内の案内もこの曲だった。少しブルーなこの曲はものすごくアメリカの匂いがする。

バーンスタインはNYP時代にも自らのピアノで「ラプソディ・イン・ブルー」の録音を残していて、どちらかと言えばそちらの方がこの曲の名演として挙げられることが多いと思う。この演奏はそれから20年以上経過した82年にロスアンジェルス・フィルとライブ録音されている。

バーンスタインが年をとったこともあると思うが、比較的ゆっくりとしたテンポで懐の大きな演奏を展開する。ピアニストとしてのバーンスタインが技術的にどのくらいのレベルにあるのかは承知しないが、ミスタッチもなく少なくとも技術的には一つの綻びもない。メロディの歌わせ方、リズムの処理、いずれも堂に入った素晴らしい演奏である。

併録はアンコールで演奏された前奏曲第2番と自作のウエスト・サイド・ストーリーからシンフォニックダンス。前奏曲もさることながら、シンフォニックダンスは当然見事な演奏だ。オーケストラも上手だし、シンフォニックダンスのメロディからはガーシュウィンと同じようなメランコリーを感じる。実に良い音楽だし、実に良い演奏だ。録音も文句ない。

ところでこのLPのジャケット写真はおそらくブルックリンから見たマンハッタン、したがって左端に映っているツインタワーは今は無きワールドトレードセンタービル(だと思う。)。かえすがえす悲しい出来事だった。
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こんにちは

ばけぺんさん、こんにちは。
シンフォニックダンス、私も大好きです。本当に良い音楽ですね。
ミュージカルや映画音楽をスターウォーズ等のようにシンフォニック化した
元祖と言えるかも知れませんね。
バーンスタイン/NYPのものが図書館にありましたので、聴いて見ます。(^^)

こんにちは。

akifuyu102さん、こんにちは。コメントありがとうございました。

お返事できずにすいませんでした。まだヨーロッパにおりまして、土日も働いてます。。。

久しぶりにシンフォニックダンスを聴いたのですが、この曲はもっと演奏されても良いすごい名曲だと思いました。仰るとおりで、ミュージカル、映画音楽、それにゲーム音楽とクラシックのハイブリッドの先駆者だと思います。古い方の録音、私も探してみます。
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