ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」 : モントゥー

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「田園」に引き続き、モントゥーの演奏からドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」「夜想曲」、それにラヴェルの「スペイン狂詩曲」と「亡き王女のためのパヴァーヌ」を聴いた。

モントゥーは61年、86歳の時にロンドン響の常任指揮者に就任しているが、常任指揮者としての最初のコンサートがこのアルバムに収められたラヴェルの2曲だったそうだ。ちなみにモントゥーはラヴェルと同じ年、1875年生まれである。戦前に亡くなったラヴェルはずいぶん昔の人という印象だったので二人が同い年という事実に少し驚いた。

そう考えると、モントゥーはドビュッシーやラヴェルと同時代を生きてきただけあって、どちらの演奏も実に素晴らしいものだ。特にドビュッシーの二曲は素晴らしく、個人的には今まで聴いた中でベストと感じた。フランス人によるフランス曲の演奏だからというわけでもないだろうが、端正で品がよく、かつ、ニュアンス豊かだ。何より90歳になろうかという年齢をまったく感じさせない。64年に没したモントゥーは長生きと言えようが、これだけの演奏を聴くともう少し長く生きてもっとたくさんの録音を残して欲しかったと思う。

古い録音だが、これもデッカのおかげで十分に鮮明な音で聴ける。名盤。
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