SOMEDAY MY PRINCE WILL COME : マイルス・デイヴィス

51Znps4SumL.jpg

マイルス・デイヴィスのアルバムの中でもお気に入りの一枚。アマゾンに輸入盤アナログLPを見つけて購入したのだが、到着してからモノラルだということに気付いた。61年の録音なのでステレオ録音もあるし、以前に所有していたCDはステレオ盤だったので、新譜(リイシュー)でモノラルを売っているとは思わなかった。商品説明にも一言もモノラルと書いていない。アマゾンはHMVと比べるとこの当たりがいい加減だ。

ちょっと残念。この録音は古いものにも関わらず音がとても良いことをCDで知っていたのでなおさらである。まあ、とにかく音を聞いてみようと思ってプレーヤーに乗せてみる。輸入盤にありがちなのだが、インナースリーブの材質が良くないために開封した段階で少しすり傷があったりする。。。

モノラルカートリッジは所有していないので、フォノイコライザーをモノラルにセッティングして(こうするとイコライザーがモノラル再生に不要なカートリッジの上下の動きに伴う音をキャンセルしてくれる。)DL-103PROで聴いてみる。聴く前は不満たらたらだったのだが、マイルスのトランペットの出足から凄まじく鮮明な音がする。

モノラルなので2本のスピーカーの真ん中にどっしりと音が定位してそこからトランペットやらサックスやらピアノの音がどんどん飛び出してくる。あんまり奥行きを感じないが、音の勢いはすごい。なるほど、あえてモノラル録音を求める人がいるのもわかる気がする。

すっかり機嫌が良くなって、次にShelter Model 7000で聴いてみる。同じアルバムなのに再生の仕方がぜんぜん違う。DL-103PROと比較して聞き始めはすごくおとなしく感じる。加えて、奥行きが増えてステージがぐっと遠くなる。DL-103PROの時はジャズクラブで前の席に座って聴いているような感じだったが、Model 7000だとちょっと後ろの方でバンド全体を俯瞰して聴いているみたいだ。おとなしく聞こえるのは楽器の音が研ぎ澄まされているからかもしれない。音の立ち上がり立下りは相変わらず速い。どっちが良いかは好み次第かな。

とっても良い音のアルバムなので僕は手元に置くことにしたが、神経質な人は買う前に検盤する方がいいと思う。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ばけぺん

Author:ばけぺん

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Since 3/28/2013
検索フォーム
リンク