バッハ 管弦楽組曲 : リヒター

41siY4F4LOL.jpg

マゼールが亡くなった直後、タワーレコードのサイトでいくつかマゼール指揮のCDを購入した。その中にベルリン放送響と録音した「管弦楽組曲」全曲のCDがあった。すでに同じコンビの「ブランデンブルク協奏曲」のCDは持っていてとても気に入っている。到着したCDを早速聴こうとも思ったが、「管弦楽組曲」を聞くのは実に久しぶりなので、その前にお手本として聴いたのがリヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団の演奏。「名曲名盤500」でも他を圧倒して第一位。登場以来、半世紀に渡ってこの曲の基準に位置づけられているような演奏だ。

ジャケット写真はCDのものだが、実際に聴いているのは1番と4番が組み合わされたLP盤。年始に購入したクラシックLP福袋に含まれていた。考えてみれば購入後、すでに半年も経っているが、ようやくしっかり聴いてみた。

60年頃の録音だが音は良く、上品で毅然とした模範的演奏の姿を余すところなく伝えている。テンポもリズムも楽器の強弱も演奏技術もすべて完璧。バッハが聴いても満足に違いない。一生持っていて損はない、という録音だと思う。いろいろな演奏を楽しんだ後に最後に戻ってくるのもこの演奏かも。

ただ、こういうと怒られそうだが、この演奏は面白くない。いや、しっかり聴けば面白いかもしれない。ながら聴きみたいないい加減な聴き方でなく、聴き手も真剣に耳を澄まして聴くことが求められる演奏なんだと思う。そうなるとなかなか難しい。なぜかと言えば、僕は今のところ、「管弦楽組曲」がそんなに好きじゃないのだ。

じゃ、なんでこの曲を聴くのかと言うと、マゼールの演奏が手に入ったからである。リヒターの名演を聴きながら、今、僕が考えているのはマゼールの演奏にどんなサプライズがあるのか、ということだ。とっても楽しみである。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ばけぺん

Author:ばけぺん

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Since 3/28/2013
検索フォーム
リンク