ショスタコーヴィチ交響曲第10番 : オーマンディ

プレヴィンのシベリウスに引き続きタワーレコードの企画盤である。

以前、村上春樹の「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」にぴったりの音楽として紹介したショスタコーヴィッチの交響曲第10番。ショスタコの交響曲の中ではもっとも好きな曲だ。

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この曲はカラヤンの演奏が秀逸だと思うが、このオーマンディ盤もなかなかのものである。いつものとおり、すっきりくっきりした演奏で少しそっけない感じもするが、スコアそのものが音となって訴えてくる。フィラデルフィア管の機能美にはなんと言うか凄みを感じる。

僕がクラシックを聴き始めたLP時代、オーマンディの演奏はありがたいことに廉価版の定番だった。おどろおどろしい演奏をしないので深みが足りないと考えられていたのか、もちろん超有名だったが必ずしもありがたみをもって受け止められていたとは思えない。

時代がLPからCDに切り替わったとき、すでにオーマンディは過去の人となっていた感があり、協奏曲の伴奏者のケースを除き、その録音の量に比してCD化された演奏の数が少ない。こうしてCD化して接することができて幸せである。
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