Technics EPC205C-IIX

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テクニクスという名前もずいぶん懐かしくなってしまった。個人的にはパナソニックというブランド名よりもテクニクスあるいはナショナルという名前の方がずっと親近感が湧くのだが。

昔、レコードを聴いていた頃には全然知らなかったのだが、テクニクスはアナログターンテーブルに一大革命を起こしたメーカーだ。時代がデジタルに移行した後もずいぶん最近までDJ御用達のターンテーブルを販売し続けていた。今でも内外問わずテクニクスのターンテーブルを使用している人は多いと思う。特に海外ではSL-1200シリーズにしっかりとしたトーンアームを移植して聴いている人も多いみたいでウエブサイトではそうした自慢の愛機の写真をよく見かける。

そんなテクニクスは全盛期、プレーヤーだけでなくたくさんカートリッジも販売していて今でも中古で入手できる。その中でも一番ポピュラーと思われるEPC205シリーズを購入した。EPC205Cシリーズはカートリッジ本体と針の組合せでハイインピーダンス・ローインピーダンス、標準インピーダンスといろいろなバリエーションがある。なにせ70年代後半という古いカートリッジなのではっきり自信もないが、僕が購入したのはハイインピーダンス・高出力型のカートリッジ。

写真をご覧のとおり、海外製の軽針圧カートリッジと比較して実にどっしりとしたデザインだ。ぼってりとしていると言った方がいいか。実際の質量はShureのV15シリーズとほぼ同じだが、見た目はかなり大柄だ。

見た感じ、鈍重な音がしそうなのだが、このカートリッジは実にバランスの取れた良い音がする。色付けが少なく解像感も良い感じ。音の抜けが良く低音もたっぷり出るし、高音域にも強調感がないので快適に長時間、音楽を聴くことができる。この安心感はたとえて言えばDL103みたいだ。ただし、こっちの方が音色はだいぶ明るい。

とっても安かったので手に入れてみたが、思わぬ収穫だった。
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私はTechnicsファンでした

ばけぺんさん、おはようございます。

私もTechnicsの205C-Ⅱは80年代前半まで使っていました(^^)
写真がとっても懐かしく我が子に再会したような嬉しさです。
Technicsは当時の松下電器が誇るかなり優秀な音響ブランドだったと思います。
特にレコードプレーヤーではDDドライブを世界で初めて商品化したり、
ターンテーブルではトップランナーでしたね。

こんばんは。

akifuyu102さん、こんばんは。

おー、なんと、そうでしたか。このカートリッジ、お使いだったんですね。初期のSL-1200にもこのカートリッジのシリーズが標準搭載されていたという記事も目にしましたので、当時はとてもポピュラーだったんでしょうか。

当時を振り返るとTechnicsはその名のとおり、画期的な技術を積極的に採用した先進的なブランドだったと思います。ちなみにマイクロDDX-1000のモーターも松下製みたいです。

No title

始めまして
EPC-205Cで検索してここに着きました
最近手に入れましたが、1番のお気に入りのカートリッジになりそうです
うちのシステムだとどうしても低域が不足気味になるのですが、これはそれを補間してくれます。
ただ、交換針が社外製しかないのが難点でJICOの針にしたら音が変わりそうで怖いですな・・・

はじめまして。

蝦夷栗鼠さま、はじめまして。コメントありがとうございました。

私もEPC-205C、かなりのお気に入りです。非常にニュートラルな音で安心して音楽を聴くことができます。
JICOの交換針も入手したのですが、やっぱり音は変わります。EPC-205Cの場合はJICO製の方が音が少し細い感じです。好みの問題と思いますが、私は純正の音の方が好きです。

xってなに?

205c-2Xなんて存在しない。

品番は、カートリッジの裏面に刻印している。
205c-2xというのは、205シリーズ共通のレコード針に貼ったプレートにあるロゴ。

だから、205c-2s、205c-2H、205c-2Lの3つのカートリッジは、
みな「205c-2x」のロゴを付けていた。

当時のことを知らなければ、間違いも仕方がないが。
おかしいと思わなかったのだろうか。

入手後、スペックを調べようとして右往左往するはず。

suomiさん、こんばんは。

こんばんは。コメントありがとうございました。

なるほどぉ、そういうことだったんですね。

カートリッジ、シェル付きで購入して外したことありませんでした。。シェルには205c-Hと書いてあるので、本文にも書いたとおり高出力型と思ったのですが、きちんと確認したことありませんでした。

> 205c-2xというのは、205シリーズ共通のレコード針に貼ったプレートにあるロゴ。
この事実も初めて知りました!納得です。

ありがとうございました!

205c-IIシリーズ

205c-IIHですね。

本当は、分かりづらい製品を作った松下が悪い。

評価されるのはうれしいけれど。
どちらかというと、Hは205シリーズでは異端だと思う。

205c、205c-II、205c-IIs、205c-3、205c-4と言った、
本流というか、比較的ローインピーダンスモデルを味わって欲しい。

Hの音は元気というか、楽しい音。
こういう音も存在意義はある。

ただ、他のローインピーダンスモデルを常用しているので
うるさく感じる。

>>ぱけぺん

このサイトは前から読んでいました。
トーンアームが好きなので、共感する部分が多かった。
賛成できない部分も。

よろしくお願いします。

ハンドルやニックネームに敬称が必要だと思いますか?
「ぱけぺんさん」と呼ばれたい?

suomiさん、こんにちは。

こんにちは。お返事ありがとうございます。

ハンドルネームも例えば会社名も「さん」付けは不要と思いますが、世の中、「さん」付けの方が一般かと思います。「ばけぺん」は僕自身とは別人格ですので、suomiさんのお好きな呼び方で結構です!

松下、テクニクスのことにお詳しいんですね。SL10やPD-121を修理してオークションに出されているsuomiさんご本人でしょうか?

こちらこそ、よろしくお願いします!
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