ブルックナー交響曲第3番 : カラヤン

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「名曲名盤500」を見て以来、カラヤンの演奏するブルックナーのレコードがないか探していたところ、ディスクユニオンに3番があるのを発見。早速、購入してみた。

家に帰ってレコ芸を見るとこの演奏はヴァント、ベームに次いで3位に入っている。ジャケットをご覧のとおりデジタル録音である。カラヤンのブルックナー全集は70年代のものかと思っていたら、1番から3番は80年以降、デジタル時代に入ってからの録音だった。4番以降の主要曲が75年頃の録音であることを考えるとかなりの時間差である。おそらくこれらの曲は全集を完成させるためにスコアの勉強をしてから録音したのだろう。

仮にそうだとすれば日頃コンサートで頻繁に演奏する曲目ではないということになる。しかし、メンデルスゾーンの全集同様、録音に残すとなればカラヤン/BPOに手抜きはない。実に細部まで磨き上げられた素晴らしい演奏だった。

とにかくBPOの合奏能力が抜群に高い。カラヤンがそのオケのポテンシャルを一杯まで引き出している。ダイナミックレンジが大きいのでボリュームの位置に気をつけないと強奏時に大変なことになる。金管は華やかだし、弦は艶やかで美しいが、カラヤンの解釈は奇を衒ったところがまったくない実にオーソドックスなものだと思う。これは名盤だ。
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