ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」(59年) : バーンスタイン

673.jpg

50年代終わりに録音されたバーンスタインの「パリのアメリカ人」と「ラプソディ・イン・ブルー」。オケは前者がNYP、後者はコロンビア響。いずれも歴史的名盤として名高い録音。

このLPはヨーロッパのVinyl Passionというブランドが最近、リリースした新譜。Vinyl Passionとは何者かと思って検索してみたのだが確たる情報なし。ジャズだとWax Timeというブランドが昔のLPを重量盤でたくさん再発しているが、同じようなものだと思う。録音後か発売後か、とにかく50年以上経つと著作権がなくなるようなので、今はまだ60年代前半までの録音しか再発の可能性がないが、これからどんどんアナログ時代の名演奏がLPで入手できるようになるはず。厳密に言えば、オリジナル盤とは当然、音が違うと思うが、クラシックのLPでノイズが多い中古は聴く気がしなくなってしまうので、真新しいLPが手に入るのは大歓迎だ。

このアルバムのジャケットには「Original Recording Remastered」と書かれているのだが、実際、オリジナルテープが入手できるのだろうか?オリジナルをリマスタリングしたCDからマスターを取ったのかな?その当たりは良く分からない。実際、聴いてみるとノイズは非常に少なく、鮮明な録音で十二分に満足できる。盤面もきれいだし丁寧な仕事だ。

NYPの常任になったばかりの58年に録音された「パリのアメリカ人」は溌剌としたリズムに加えてちょっと物憂げなメロディの歌わせ方が実に良い。「ラプソディ・イン・ブルー」は以前記事を書いたLAPOとの再録も良い演奏だったが、ずっと若い頃のこの演奏はさらに良い。全体としてテンポがノリノリで速いしバーンスタイン本人のピアノも切れが良い。コロンビア響もバーンスタインの指揮に敏感に応じて素晴らしい演奏である。名盤。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ばけぺん

Author:ばけぺん

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Since 3/28/2013
検索フォーム
リンク