ブッカー・リトル・アンド・ヒズ・フレンズ : ブッカー・リトル

Booker little and friend

オリジナルタイトルは「booker little and friend」だが邦題は「ブッカー・リトル・アンド・ヒズ・フレンズ」。ただカタカナにするだけでなく文法を直してしまうところが日本人らしくて微笑ましい。担当者は生真面目な人に違いない。

中古ショップで見つけたアルバムは92年とクレジットされた国内盤で、帯にはスイング・ジャーナル・ゴールド・ディスクと書いてあるので、ジャズに詳しい人ならブッカー・リトルのこともこのアルバムも知ってて当たり前なんだと思うが、僕はこの人のアルバムを初めて聴いた。

7曲収録されていてそのうち6曲がブッカー・リトル本人の作曲。死ぬ直前、しかし、まだ23歳の時の作品だが、オリジナル曲がことごとく名曲なのが驚き。まったく初めて聴いてもすっと耳に馴染む。凄腕のメロディメーカーだ。憂いを帯びた旋律がすっかり好きになってしまった。ジャケット裏の解説を読むとブッカー・リトルはシカゴ音楽院でトランペットだけでなくピアノ、作曲、オーケストレーションを学んだということなので、才能と理論に裏付けられた実力の持ち主だったのだろう。とても魅力的なアルバムである。
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感動しました。

ばけぺんさん、こんにちは。

ブッカー・リトルの演奏、YouTubeで聴いてみました。
トランペットの音色が綺麗と言うか素直と言うか、良いですね。
とても自然に聴けました。何かしながら聴いても全く邪魔されないですね。
CD盤になってからも幾度と無く再販され、これは不朽の名作ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=2UgWVSMuzg0&list=PL84QfK2-TBXgGDUA8Uxlq1DxIaotrC9An
https://www.youtube.com/watch?v=94V3L2m1UuE&list=PL84QfK2-TBXgGDUA8Uxlq1DxIaotrC9An

こんにちは。

akifuyu102さん、こんにちは。コメントありがとうございました。

おお、YouTubeで聴けるんですね!早速、聴いていただいた上、お気に召して何よりです。仰るとおり癖のない素直なトランペットの音色ですね。それにトランペットに重なる他の管楽器の響きも良くて癖になります。

才能溢れる人だったのにわずか23歳で亡くなってしまって惜しまれますが、この作品はいつまでも聴き継がれていくでしょう。なんとなく惹かれて買いましたが当たりでした。

難解

ばけぺんさん

実は私 このアルバム苦手なんです(笑)

ブッカー・リトルは23歳で尿毒症で夭折しました。おっしゃるようにメロディメーカーなのですが 私にとってちょっと難解なのです。

確かに若くして亡くならなければその後のジャズトランペットの方向性はマイルスとは別のアプローチで歴史も変わったかもしれません。

完璧に吹き上げる術は素晴らしいの一言なのですが 私は多少ふらつくぐらいの不安定な音色?が好きなのです。

ごめんなさい。

キタサン、こんばんは。

こんばんは。

ああ、なるほど、仰るところもわかります。この人のトランペットは確かに朗々と吹き上げる感じですもんね。いずれにしてもごめんなんて言わないでください。人それぞれ好みがありますから(笑)。どっちの方向のコメントでも大歓迎です。

ところで、昔からジャズは嫌いではありませんでしたが、アナログ始めてからジャズを聴くことがぐっと増えました。ジャズやクラシックでも室内楽のような小編成のものの方がレコードとの親和性が高い気がします。
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