メンデルスゾーン交響曲第4番「イタリア」第5番「宗教改革」 : ガーディナー

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ガーディナーとウィーンフィルのコンビによるメンデルスゾーン。「宗教改革」はライブ録音で96年の録音。「イタリア」の方はライブとクレジットされていないのでスタジオ録音だと思う。「イタリア」の方はオリジナル版と改訂版の二種類が収録されている。通常演奏される「イタリア」はオリジナルバージョンの方で、改訂版は演奏されることも録音されることもまれなようだ。

「宗教改革」をまともに聴くのは初めてかもしれない。タイトルが特徴的なのでクラシックを聴き始めてすぐの頃から名前は知っていたが、なんとなくつまらなそうなので長い間、聴きたいと思わなかった。ガーディナー/ウィーンフィルのライブは大成功だったというが、確かに緊張感に満ちた良い演奏だった。この演奏のおかげでこの曲が好きになれそうだ。

HMVのサイトではこのCDの解説のところにガーディナーは「ウィーンフィル楽団員から絶大な信頼を得ている」と記載されている。実際、「宗教改革」の録音が上手くいったので「イタリア」の録音も行われたようなのだが、ウィーンフィルのメンバーがオーケストラと指揮者の舞台裏を書いた本の中ではガーディナーはけちょんけちょんに言われているらしい。その本が正しいとすれば、この「イタリア」の演奏は問題が多く、CD化に当たって数百か所も編集されているということだ。その結果、ガーディナーはDGとの契約を切られたというオチまでつく。

それなりに一生懸命聴いてみたが、どこをそんなに編集したのかは皆目見当がつかなかった。そんな裏話はあるものの、「イタリア」も含めて仕上がりは悪くない。改訂版の資料的価値も含め、一度聴いて損のない演奏だと思う。
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