マーラー交響曲第5番 : マゼール

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マゼール/フィルハーモニア管によるマーラーサイクルの第二集。マゼールが亡くなってしまったのでこのシリーズはこれで終わりになってしまうのだろうか。実にもったいない。このまま進めば数多いマーラー全集の中でも特筆すべき演奏が残っただろうに。

第二集は4番~6番までが4枚のCDに収められている。まずは5番を聴いてみた。

ウィーンフィルとの全集と同じように基本のテンポはかなり緩やか。マゼールの指揮は変幻自在、オーケストラから実に多彩な表情を引き出す。

ライブ録音で録音データ上録音日は1日のみとなっているが、基本的にライブそのままということだろうか。だとすればフィルハーモニア管の技術は見事だ。指揮者の要請に完全に対応している。

加えて自然で鮮明な録音が素晴らしい。この曲、僕の個人的な好みはもっと快速で疾風怒濤タイプの演奏だが、テンポが多少遅くてもこれだけ丁寧に表情付けしてくれれば納得。名盤だ。
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こんばんは。

ばけぺんさん、こんばんは。

マーラーは初心者マークの私ですが、5番は良いですねぇ。好きです。
地元の図書館には残念ながらマゼール盤がなかったので
図書館で一番新しいエリアフ・インバル指揮/チェコ・フィルの演奏で
楽しむことにします。

インバル

akifuyu102さん、こんばんは。コメントありがとうございました。

私も5番は大好きです。そういえば、ずっと昔、5番から7番までの声楽なし交響曲は難解と言われていた記憶があるのですが、時代は変わりました。

インバルのマーラー、フランクフルト響との最初の全集も良いですが、今や世界一のマーラー指揮者と言っても過言ではないので、新しい録音もすごく期待できそうです。それにしても、都響とのシリーズだけでなくチェコフィルとの録音もあるんですね。都響との録音はマイクの違いで二種類あるし、すごい売れっ子ですねえ。

マゼール

ばけぺんさん、こんばんは
マゼールのテンポ、晩年はさらに遅くなり、表情づけも濃厚になったように感じているのですが、巷ではあまりそのような声はないような・・・私だけの錯覚かな(笑)
演奏の方良さそうですね、仰るように全集にならなかったのが残念。

間違いないです(笑)

sankichi1689さん、こんばんは。コメントありがとうございました。

錯覚ではなく、テンポは遅くなって表情付けも大きくなっていると私も思います。念のためVPOとの旧盤と時間を比べたら2楽章以外は長くなってます。

加齢に伴ってテンポが遅くなって間延びする指揮者は少なくないですが、マゼールの場合、遅くなっても間延びは全然ないですね。しかも他の指揮者と違って枯れるどころか化粧が濃くなるという、変わったパターンだと思います(笑)

全集完成は無理でもせめて9番だけは再録を残してほしかったなあ。
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