マーラー交響曲第5番 : バーンスタイン

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2011年、バーンスタインの没後20年を記念してソニーから発売されたバーンスタイン・シンフォニーエディションにはバーンスタインがニューヨークフィル時代に録音したものを中心に交響曲が110曲、60枚組のCDに収められている。「初回限定生産」とは言ってもなかなか完売しないようで、3年たった今でも手に入る。

曲にもよるがバーンスタインの演奏はどちらかというと若い頃の方が僕は好み。DGからもバーンスタインの演奏を集めたCD集が出ているが、迷った末にこちらを選んだ。ちなみにソニーからは管弦楽曲集80枚組が最近、追加されたし、DGは来年第二集を出すらしい。すべて買ったら250枚くらいになりそうだ。。。ステレオ録音開始から亡くなるまで35年くらい、単純計算で年間CD7枚相当の録音を積み重ねたということになる。大大スターとはいえ、最近の指揮者からみたらなんと恵まれていたことだろうか。

これだけのCDを目の前にすると何から手を付けようか迷うが、まずはマーラーを聴いてみることにした。5番の録音は63年。4番、3番に続いて3曲目のマーラー録音である。ちなみにざっと見てみると同じ年にハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ビゼー、ベルリオーズ、ショスタコーヴィチも録音している。まさに量産体制。

演奏は後年のウィーンフィルとのライブと比べてずっと清新で一直線な感じ。おそらく世評と異なると思うが、自分はこちらの演奏の方が断然好きだ。と言ってもウィーンフィルとのライブは自分にはくどすぎて1度しか聞いたことがないのだが。純粋に演奏のクオリティを比較したら、こちらの演奏はバーンスタインもニューヨークフィルも精一杯という感じが強く、ライブとはいえ完成度はウィーンフィルとの演奏の方が高い。冒頭のトランペットからフラフラな感じだし、合奏の精度も必ずしも万全ではないが、この曲の真価を伝えたいという強い気持ちが伝わってくる演奏だと思う。テンポも快適でこっちのほうが良い。

録音は63年という年代を考慮してもあんまり鮮明ではない。
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NYP

こんばんは。
バーンスタインのNYP時代を聴くと真っ先に抱く感想は、オケがもっと上手かったらなあ~というものです。マーラーは4番を聴いてもTrpはヨタヨタに感じます。

こんばんは。

sankichi1689さん、こんばんは。コメントありがとうございました。

返信がすっかり遅れてしまい申し訳ございません。

たしかにこの頃のNYPはイマイチですね。本当に下手くそなのか録音がデッドなせいか、とにかくあまり上手には聴こえません。ブーレーズ時代の録音はずっとマシなので、その間にずいぶんと鍛えられたのでしょうか。バーンスタインの若々しい指揮ぶりは魅力的なのに。。。
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