ブルックナー交響曲第6番 : カラヤン

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交響曲第3番に続き6番の中古LPを見つけた。HMVの解説によればカラヤンはこの曲を実演で取り上げたことがないそうだ。全集を完成させるためだけにスコアを読み込み、練習を積んで録音したものと思われる。カラヤンの場合、そんな曲が何曲もあると思うが、解説を読まない限り、こうした背景を想像することはできないだろう。実に堂に入った立派な演奏である。

第一楽章のテンポ設定、序奏から主題が提示される部分だけですっかり魅入ってしまう。分厚いオーケストラの響き、技術的な完成度、ティンパニの迫力、どれを取っても不満はない。弦楽器が美しいアダージョは文句なし。スケルツォとフィナーレはBPOのパワー全開でこれまた曲の魅力を最大限に伝えてくれる。名盤。

アナログ時代、最後に当たる79年の録音。ホールエコーを一杯に含みながら高い音の抜けも良く、録音面も万全。やはりブルックナーは可能であれば良い音で聞きたい。
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6番

こんばんは
CDでも再発売されていますね。気にはなっていましたが、ばけぺんさんの記事を読ませていただき、ますます興味が沸いてきました。
それにしても、このジャケット好きだなぁ~

おはようございます。

sankichi1689さん、おはようございます。コメントありがとうございました。

このシリーズ、ジャケットが本当に印象的ですよね。ブルックナーをよく知らない頃からこのジャケットは頭に残ってました。カラヤン/BPOはさすがの演奏です。ぜひお聴きになってください。

6番、面白そうです。

ばけぺんさん、こんにちは。

振り返れば6番は全く聴いていないような、大昔(35年ぐらい前)に朝比奈/大フィルで聴いたような、今となっては完全に記憶にないのです。ばけぺんさんの記事に触発されて昨日からナクソス・ミュージック・ライブラリーでケント・ナガノ/ベルリン・ドイツ交響楽団で聴き始めました。
第一楽章からなかなかの好印象です。じっくり聴いてみたいと思います。

こんにちは

akifuyu102さん、こんにちは。コメントありがとうございました。

ナガノ/ベルリン響の演奏は私もお気に入りで、以前、記事にしました。細部にまで気を配った、とても良い演奏だと思います。6番はブルックナーの中では不人気曲ですが、長すぎず重すぎず、僕は大好きです。お気に召したらうれしいです。
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