チャイコフスキー交響曲第1番「冬の日の幻想」 : ロジェストヴェンスキー

福袋に入っていたチャイコフスキー交響曲全集のうち、「冬の日の幻想」だけは以前、単品を中古で購入していたため、2枚所有することになった。今日はこの全集を聴いてみることにしたのだが、どの曲を最初に聴くかしばし迷ったあげく、結局、また「冬の日の幻想」から聴きだした。以前記事を書いたものとまったく同じ演奏、録音である。したがってすでに何度も聴いたことがある。あるのだが、聴きだしてけっこう驚いた。同じ演奏なのに違う音がする。

もしかしてこれは輸入盤だったかと思い、ライナーノーツを開いてみると日本語。そりゃそうだ。ジャケットにもビクターのクレジットがある。となると、2枚とも国内プレスである。もともと持っていた盤の帯には交響曲全集第1弾とあり、ジャケット裏のクレジットから推察すると74年に製造されている。他方、今回入手した全集のライナーノーツには76年とあるので全集の方が後から販売されている。その2年間にマスターが変更になったのだろうか?

LPの製造過程はよくわからないが、より古いプレスの方がオリジナルに近いのではないかと思う。しかし、この2枚を比較すると全集に収められている録音の方がオーケストラのバランスも好ましいし、例えば2楽章後半のホルンの音なんてより生々しい。面白いものだ。なるほどオリジナルプレスや同演奏のプレスバージョン違いにこだわられる方の気持ちが初めて理解できたような気がする。
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