チャイコフスキー「偉大な芸術家の思い出のために」 : クレーメル

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チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出のために」は僕が初めてCDを買った室内楽曲である。まずはタイトルに惹かれ、次に実際曲を聴いてすっかり好きになった。最初に買ったのはボザール・トリオの演奏だった。本当は名演の呼び声高かったアシュケナージ、パールマン、ハレルの演奏が欲しかったのだが、値段も高かったのだ。

アシュケナージの演奏はずいぶん後に聴いた。それ以来、この3人の演奏が一番かなと思っていたのだが、クレーメル/ディルヴァナウスカイテ/ブニアティシヴィリ(舌を噛みそうである。。)の演奏は個人的にはそれ以上に気に入った。

クレーメル以外は若手のトリオだが、演奏はクレーメル一人が目立つようなこともなく、チェロのディルヴァナウスカイテもなかなか闊達な演奏だし、ピアノのブニアティシヴィリは実にデリケートかつ切れ味の鋭い演奏を聴かせてくれる。加えてECMの録音がそれぞれの楽器を鮮明に捉えていてオーディオ的にも楽しめる。これは素晴らしい演奏だ。
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