モーツァルト ピアノ協奏曲第20番、24番 : ハスキル

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福袋に入っていたLPのジャケットはカラー写真。ここに掲載した写真はHMVのサイトからお借りしたCDのジャケット写真でなぜかモノクロ。マルケヴィチとハスキルがスコアを見ながらディスカッションしているらしきところは一緒だが、実は構図もちょっと違う。

クララ・ハスキルというピアニストは高名だが、個人的には初めてその演奏を聴いた。この録音は亡くなる1か月前の収録なので最晩年の演奏ということになる。時にハスキル65歳、指揮者のマルケヴィチは48歳。(うーん、48歳にしては実に貫禄がある写真だ。)

モーツァルトのピアノ協奏曲は天才の作だけあってどれも名曲だと思うのだが、正直に言うと演奏を聴いてすごく感動したという経験に乏しい。高校時代に「アマデウス」で初めてそのメロディを耳にした20番は今までにたくさんの演奏を聞いているが映画音楽の印象が強すぎるせいか、あんまり聞いてて気持ちが入ったことがない。もう一つの短調曲である24番もこれといって記憶に残っていない。

モーツァルト弾きとして名高いハスキルだが、僕は他の演奏を聴いたことがないのでここで聴ける演奏が彼女のベストかどうかは定かでない。感想を一言で言えば甘さ控えめで誠実な演奏という印象である。ハードな演奏ではないが、時に厳しい表現だ。バックを務めるマルケヴィチ/コンセール・ラムルーの演奏がメリハリの強い、これまた厳しいものなので、おさらそう感じる。自分の中のイメージにあるモーツァルトの演奏とは少し毛色が違う。あえて言えばベートーヴェン的か。

聴き終えた時、この演奏はとても深く心に残った。とても良い演奏だと思う。
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モーツァルトの短調、好きです(^^)

ばけぺんさん、こんにちは。

モーツァルトの曲は交響曲も協奏曲も何故か短調の曲が好きなんです。
第20番も好きで4種類の演奏を聴きましたが、今、気に入っているのは
ヤン・リシエツキとツァハリアス指揮バイエルン放送響の演奏です。
溌溂とした演奏で元気をもらえる演奏ですね。録音も優秀です。
http://akifuyu102.blog.fc2.com/blog-entry-337.html

こんばんは。

akifuyu102さん、こんばんは。コメントありがとうございました。

私もこの演奏を機にすっかりモーツァルトの短調に嵌りそうです。特に24番は良かったです。

最近の20番の演奏は聴いたことがないのでakifuyu102さんのブログ、とても参考になります。ヤン・リシエツキさん、とってもお若い方でしたよね。リンク先でさっそく試聴してみたのですが、機材の整理でUSB DACがなくなってしまいまして、PCスピーカーではちょっと限界がありました。。。ナクソスを良い音で聴くためにもお手軽なDAC入手しようと思います!
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