ドビュッシー「海」 : ジュリーニ

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ジュリーニ・イン・アメリカというボックス・セットの第1弾、ロサンジェルス・フィルとの演奏をまとめた6枚組CDの最後に収められているのはフランス物。ドビュッシーの「海」にラヴェルの「マ・メール・ロワ」「スペイン狂詩曲」がカップリングされている。

ジュリーニとフランス物という組み合わせをちょっと意外と思ったのだが、「海」も「マ・メール・ロワ」も複数回録音しているようだし勝手な思い込みだった。

「海」には新古典主義的なすっきりかっちりした演奏も合うと思うのだが、この演奏はジュリーニらしくシンフォニックで味付けが濃い。味付けが濃いと言うと語弊があるかもしれない。うまく表現できないが、フランクの交響曲二短調と同じような味付けを感じる。昼か夜かと言えば夜、夏か冬かと言えば夏の「海」だ。この人の演奏にはいつも不思議な魅力が溢れている。
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